第3-241章.
ユディシュティラ王は言った、「子供よ、なぜあなたはこのような言葉を使うのですか、怯えたクルスたちに向かって!ヴリコダラよ、血のつながった者たちの間では、不和や争いが起こるものです。このような敵対関係は続く。しかし、一族の名誉が損なわれることは決してない。もしよそ者が一族の名誉を侮辱しようとするなら、善良な者たちはよそ者からのそのような侮辱を決して許さない。邪悪な心を持つガンダルヴァの王は、我々が以前からここに住んでいることを知っている。それなのに、私たちを無視して、私たちにとって不愉快なこの行いをしたのです!高貴なる者よ、このドゥルヨーダナの強引な掌握と、よそ者による我が家の婦人たちへの侮辱により、我が家の名誉は失墜しつつある。よって、人の中の虎よ、我らの庇護を求める者たちを救い出し、我らの一族の名誉を守るために、遅滞なく立ち上がり、武装せよ。人の中の虎よ、アルジュナと双子、そして勇敢で無敗の汝自身にも、今なお捕虜として連れ去られているドゥルヨーダナを解放させよ!汝ら戦士の第一人者よ、黄金の旗竿とドゥリタラーシュトラの息子たちのあらゆる武器を備えた、燃え盛る車がここに用意されている。インドラセーナと腕に覚えのある戦車手と一緒に、彼らを導くために、あなたがたは、この深いガラガラの常備された車に乗りなさい!そして、これらに乗って、ドゥルヨーダナを解放するために、ガンダルヴァと戦うために活躍しなさい。平凡なカシャトリヤ(ここにいる者の中の一人)であっても、その力の限りを尽くして、避難のためにここに来た者を守るであろう!ヴリコダラよ、私はあなたについて何と言おう!私の助けを急いでください。私の周りに立っている者の中で、手を合わせて庇護を求めているのを見て、敵でさえも助けることができるほど心の高い者がいるだろうか。恩恵を授かること、君主になること、息子が生まれることは、大きな喜びの源である。しかし、パンデュの息子たちよ、敵を苦難から解放することは、この3つを合わせたものに等しい!苦難に沈むドゥルヨーダナが、その命をあなたの腕力に頼ろうとすること以上に、あなたにとって大きな喜びがあろうか。ヴリコダラよ、もし私が従事している誓いが終わっていたなら、私が彼を助けに駆けつけたに違いない。バーラタよ、ドゥリョーダナを解放するため、調停に努めよ。しかし、もしガンダルヴァの王が調停術でどうにもならないのであれば、汝は敵と軽く小競り合いをしてスヨダナを救い出そうとしなければならない。しかし、もしガンダルヴァの長がそれでもクルスを逃がさないならば、あらゆる手段で敵を粉砕して救出しなければならない。ヴリコダラよ、私が今あなたに話せることはこれだけです。
ヴァイサンパヤナは続けた。「アジャタサトルのこの言葉を聞いたダーナンジャヤは、上司のこの命令を尊重し、カウラヴァたちを解放することを誓った。そしてアルジュナは言った、『もしガンダルヴァがダータラシュトラを平和的に解放しないならば、大地は今日、ガンダルヴァの王の血を飲まねばならない!』。そして、真実を語るアルジュナのその誓いを聞いたカウラヴァたちは、王よ、その時、(失われた)心の調子を取り戻した。"