第3-284章.
「マルカンデーヤは言った、「その時、プラハスタは突然ヴィビシャナに近づき、大声で叫びながら、メイスで彼を打った。しかし、その恐ろしい力のメイスで打たれても、偉大な知恵を持つ強靭な腕のヴィビシャナは、少しも揺らぐことなく、ヒマーヴァットの山々のようにじっと立っていた。そして、ヴィビシャナは、百の鈴を備えた巨大で強力な槍を取り上げると、マントラでそれを鼓舞し、敵の頭にそれを投げつけた。そして、その武器が雷鳴の勢いで突進したため、プラハスタの首は切断され、彼は風に折られた大木のようになった。夜の放浪者プラハスタがこうして戦いで殺されたのを見て、ドゥムラクシャは大急ぎで猿の軍勢に向かって突進した。そして、ドゥムラクシャの兵士たちが、雲のように見え、恐ろしい態度で彼らに向かって進んでくるのを見ると、猿の長者は突然折れて逃げた。そして、猿の最たる者たちが突然道を譲るのを見て、猿の中の虎、パヴァーナの息子ハヌマーンが前進し始めた。そして、パヴァナの息子が戦場でじっとしているのを見て、王よ、退却していた猿たちは、一匹残らずすぐに結集した。ラーマとラーヴァナの戦士たちが互いに突進した結果、そこに生じた騒動は強大で、大きく、恐ろしいものであった。そして、ひどく荒れ狂うその戦いで、野原はすぐに血で泥のようになった。そして、ドゥムラクシャは翼のある矢の連射で猿の軍勢を苦しめた。そして、敵を打ち負かす者、パヴァーナの息子ハヌマーンは、ラクシャーサの前進するリーダーを素早く捕らえた。そして、その猿とラクシャーサの英雄の間に起こった出会いは、(昔の)インドラとプラフラーダのような、激しく恐ろしいものであった。ラクシャーサは矛と棍棒で猿を打ち、猿は枝を切り落とした木の幹でラクシャーサを打った。すると、パヴァーナの息子ハヌマーンは大いなる怒りのうちに、そのラクシャーサを戦車手と馬とともに殺し、その戦車も粉々に砕いた。そして、ラクシャーサの最たるものであるドゥムラクシャがこうして殺されたのを見て、猿たちは一切の恐れを捨て、勇猛果敢にラクシャーサ軍に突進した。そして、勝利を収めた強力な猿たちによって大量に殺戮されたラクシャーサたちは意気消沈し、恐怖のあまりランカへと逃げ去った。そして、ラクシャーサ軍の生き残りの残骸は、都にたどり着き、ラーヴァナ王にすべての出来事を知らせた。そして、彼らからプラハスタとあの強力な射手ドゥムラクシャが、彼らの軍勢と共に強力な猿に殺されたことを聞き、ラーヴァナは深いため息をつき、その素晴らしい席から立ち上がり、言った。そして、大変な努力で彼を目覚めさせた後、ラクシャーサ王は、まだ不安に悩まされていたが、強大なクンバカルナに向かって、ベッドの上に安らかに座っている彼に、意識と自我を完全に取り戻した状態で、次のように言った。「クンバカルナよ、我らを襲った恐ろしい災難に気づかず、深遠で乱れのない安息を楽しむことができるあなたは、実に幸せである!ラーマは猿の群れを従えて大海を橋で渡り、我々を無視して恐ろしい戦争を仕掛けている。私はこっそり彼の妻シータ(ジャナカの娘)を連れ去り、彼女を取り戻すために大海に橋を架け、ここに来たのだ。我らの大いなる近親、プラハスタらも、すでに彼に殺されてしまった。そして、汝の敵の災い者よ、汝の他にラーマを殺せる者はいない!それゆえ、戦士よ、汝は鎧を身に着け、ラーマとその従者たちを打ち負かすために、今日出発せよ!ドゥシャーナの二人の弟、すなわちヴァジュラヴェガとプロマティンが、その軍勢とともに汝に加勢するであろう!』。ラクシャサ王はヴァジュラヴェーガとプロマティンに何をすべきか指示を与えた。そして、その忠告を受け入れたドゥシャーナの二人の戦好きな兄弟は、クンバカルナに先立たれ、すぐに都から出陣した。