第3-286章.
マルカンデーヤは言った、「クンバカルナが彼の従者たちと共に、あの偉大な戦士プラハスタと同様に戦いで倒れ、ドゥムラクシャもまた強大なエネルギーを持っていたことを知り、ラーヴァナは彼の英雄的な息子インドラジットに言った、『敵を殺す者よ、汝はラーマとスグリーヴァとラクシュマナを戦いで殺せ。我が良き息子よ、雷光の使い手である千の目を持つサチの主を戦いで打ち負かしたことにより、私のこの燃え盛るような名声はあなたによって得られたのだ!汝の意のままに現れたり消えたりする力を持つ、敵を打ち砕く者よ、汝、あらゆる武器の使い手の中で最も優れた者よ、(神々から)恩恵として授かった汝の天の矢によって、我が敵を打ち倒せ!ラーマもラクシュマナもスグリヴァも、汝の武器の素手には耐えられない。それゆえ、私は彼らの従者たちに何を言おう?プラハスタもクンバカルナも戦いでもたらすことができなかった敵対行為の停止を、強靭な腕の持ち主である汝がもたらすのだ!汝の鋭利な斧によって、我が敵をその軍勢もろとも打ち倒してみよ、息子よ、汝がかつてヴァーサヴァを打ち倒したように、今日も我が喜びを高めてくれ!」。彼はこう言った。インドラジットは言った、「そのようにしよう」そして、鎧に身を包んだ彼はすぐに戦車に乗り、王よ、戦場に向かって進んだ。そして、ラクシャ族の中のあの雄牛が、大声で自分の名を告げ、吉兆な印をつけたラクシュマナに一騎打ちを挑んだ。こうして挑まれたラクシュマナは、弓と矢を持ってそのラクシャーサに向かって突進し、左手の革ケースに弓の弦をはためかせ、敵の心臓を恐怖に陥れた。互いの腕力に逆らい、それぞれが相手を打ち負かそうと望み、天空の武器を使いこなす戦士たちの間に起こった出会いは、極めて恐ろしいものであった。しかし、ラーヴァナの息子は、自分の矢では敵に対して優位に立てないことを知ると、あの屈強な戦士の第一人者は全力を振り絞った。そして、インドラジットはラクシュマナに向かって無数の槍を勢いよく投げつけ始めた。しかし、スミトラの息子は、自分の鋭い刃の矢によってそれらを断片的に切断した。そして、ラクシュマナの鋭い矢によって切り刻まれた槍は、地面に落ちた。その時、ヴァリの息子でハンサムなアンガダは、大木を手にインドラジットに突進し、その大木で彼の頭を打った。これにもめげず、インドラジットはランスでアンガダを叩こうとした。しかし、ちょうどその時、ラクシュマナがラーヴァナの息子の槍を切り裂いた。ラーヴァナの息子は次にメイスを手にし、その時彼のそばにいた猿の最たる勇者アンガダの左脇腹を打った。ヴァリの力強い息子アンガダは、その一撃を少しも侮らず、インドラジットに強力なサルの茎を投げつけた。プリータの息子よ、インドラジットを滅ぼすためにアンガダが怒って投げつけたその木は、インドラジットの馬車を破壊し、その馬と馬車を操る者をも破壊した。王よ、ラーヴァナの息子は、幻の力を借りて、その馬のない、運転手のいない車から飛び降り、視界から姿を消した。ラーマは、幻影の力を豊富に持つラクシャーサが突然姿を消したのを見て、その場所に向かって進み、自分の軍隊を注意深く守り始めた。しかし、インドラジットは、神々から恩恵として得た矢で、ラーマと屈強なラクシュマナの体のあらゆるところを刺し始めた。そして、勇者ラーマとラクシュマナの二人は、その矢で、幻想の力で自らを透明にしているラーヴァナの息子と戦い続けた。しかし、インドラジットは怒りに燃えて、何百、何千もの鋭い矢を獅子たちに浴びせ続けた。そして、絶え間なく矢を放つその見えない戦士を求めて、猿たちは巨大な石の塊で武装して大空のあらゆる場所に侵入した。しかし、彼らも二人の兄弟も、目に見えないラクシャーサはその矢で苦しめ始めた。実際、ラーヴァナの息子は、幻影の力によって姿を隠し、猿の軍勢を激しく攻撃した。そして、勇猛なラーマとラクシュマナの兄弟は、全身を矢で貫かれ、大空から落ちた太陽と月のように地面に倒れ伏した。