第3-58章．
ヴリハダスワは言った、『ビーマの娘がナイシャダを選んだ後、燃え盛る諸世界の守護者たちが戻ろうとした時、その途中で、カリを連れたドワパラが近づいてくるのに出会った。カーリーを見て、ヴァーラとヴリトラを殺したサクラが言った。そこでカリはサクラに答えた、『ダマヤンティーのスワヤンヴァラに行けば、（妻として）彼女を得ることができるだろう。これを聞いたインドラは微笑みながら言った。私たちの目には、彼女はナーラを夫に選んだように見えます」。このようにサクラが答えると、天上人の中で最も邪悪なカリは怒りに満ちて、すべての神々に向かって言った。カーリーのこの言葉を聞いて、天人たちは答えた。あらゆる徳を備えたナーラ王を選ばない乙女がいるだろうか。あらゆる職務に精通し、常に正しい行いをし、4つのヴェーダと第5のヴェーダとされるプラーナを学びました。すべての生き物に無害な生活を送り、真実を語り、誓いを固く守り、彼の家では、神々は常に儀式に従って行われる犠牲によって満足させられる。人の中の虎、ロカパラに似たその王には、真理と寛容と知識と禁欲と純潔と自制と魂の完全な静けさがある。カリよ、そのような性格を持つナーラを呪おうとする愚か者は、自分自身を呪い、自らの行為によって自らを滅ぼす。そしてカリよ、このような徳を冠したナーラを呪おうとする者は、苦痛に満ちた地獄の広い底なしの穴に沈むであろう」。カリとドワパラにそう言うと、神々は天に向かった。神々が去って行った時、カーリーはドワパラに言った。私はナラから王国を奪い、もうビーマの娘と遊んではならない。サイコロを振って、私を助けてください」。
