第3-98章.
ロマサは続けた、「クル族の息子よ、アガスティアは、他の王よりも裕福と見なされていたスルタルヴァン王のもとへ行き、富を乞うた。その王は、ポット生まれのリシが自分の王国の辺境に到着したことを知り、大臣たちを連れて出て行き、敬意をもって聖なる人を迎えた。王は最初にアルギヤを捧げ、従順に手を合わせて、リシが到着した理由を尋ねた。アガスティアはこう答えた。「大地の主よ、私が富を求めてあなたのもとに来たことを知ってください。汝の力量に応じ、他人を傷つけることなく、私に分け前を与えてください』。
ロマサは続けて言った。『王はリシに、彼の支出と収入の平等を表して言った。しかし、その君主の支出と収入が平等であるのを見て、常に両者を平等な目で見ていたリシは、この状況で何かを取れば、その行為は生き物を傷つけることになると考えた。そこで、リシはスルターヴァンを連れてヴラドナスワのもとへ向かった。ヴラドナスワは彼らの到着を聞き、彼らを歓待した。ヴラドナスワはまた、アルギャと彼らの足を洗うための水を彼らに差し出した。そして、君主は彼らの許可を得て、彼らが来た理由を尋ねた。アガスティヤは言った、「大地の主よ、私たちが富を求めてあなたのもとに来たことを知ってください。他人を傷つけることなく、私たちにできるものをお与えください』」。
ロマサは続けた。『その君主は、自分の支出と収入の平等を彼らに示し、こう言った。しかし、両者を平等な目で見ていたリシは、その君主の収入と支出の平等を見て、この状況で何かを取れば、その行為はすべての生き物を傷つけることになると考えた。アガスティアとスルターヴァンは、ヴラドナスワ王と共に、莫大な富を持つプーロクツァの息子トラサダシューのもとへ行った。王よ、高貴な心の持ち主であるトラサダシューは、彼らが王国の境界線に到着したことを知り、出かけて行き、彼らをよく迎えた。そして、イクシュヴァクの血筋に連なる最高の君主は、彼ら全員を礼拝した後、彼らの到着の理由を尋ねた。アガスティヤは答えた、『大地の主よ、私たちが皆、富を求めてあなたのもとに来たことを知ってください。他の者を傷つけることなく、できる限りのものをお与えください』」。
ロマサは続けた、『その君主は、自分の収入と支出の平等を彼らに示し、こう言った。しかし、その君主の収入と支出の平等性を見て、両者を平等な目で見ていたリシは、この状況で何かを取れば、その行為はすべての生き物を傷つけることになると考えた。ブラフマナよ、地上のあらゆる人物の中で、莫大な富を所有しているイルワラという名のダナヴァがいる。今日、皆で彼に近づき、富を乞いましょう』」。
「王よ、イルワラに富を乞うというこの提案は、彼らにとって適切であると思われました。そして、君主よ、この後、彼らは皆一緒にイルワラのもとへ行きました!』」。