第6-35章．
(バガヴァッド・ギーター第十一章）
アルジュナは言った、「アディヤトマンと呼ばれる至高の神秘についてのこの説話は、あなたが私の幸福のために発せられたものであり、私の妄想を払拭してくれた。 蓮の花びらのような目をしたあなたよ、私はあなたから、存在の創造と消滅について、また、劣化を知らないあなたの偉大さについて、広く聞いたからである。偉大なる主よ、汝が汝自身について語ったことは、その通りである。最高の男たちよ、私は汝の主権ある姿を見たいと願う。もし主よ、私がその（姿を）見ることができるとお考えならば、神秘的な力の主よ、汝の永遠の自己を私にお示しください。'
アルジュナは言った、「アディヤトマンと呼ばれる至高の神秘についてのこの説話は、あなたが私の幸福のために発せられたものであり、私の妄想を払拭してくれた。 蓮の花びらのような目をしたあなたよ、私はあなたから、存在の創造と消滅について、また、劣化を知らないあなたの偉大さについて、広く聞いたからである。偉大なる主よ、汝が汝自身について語ったことは、その通りである。最高の男たちよ、私は汝の主権ある姿を見たいと願う。もし主よ、私がその（姿を）見ることができるとお考えならば、神秘的な力の主よ、汝の永遠の自己を私にお示しください。'
「見よ、プリター(クンティー)の子よ、数百、数千の私の姿を。見よ、アディティヤ、ヴァスース、ルドラ、アスウィン、マールートを。見よ、バーラタよ、（汝が）かつて見たことのない無数の驚異を。見よ、巻き毛の汝よ、私のこの肉体に集められた可動と不動の全宇宙を。 だが汝は、汝のこの眼で私を見ることはできない。私は汝に天眼を与える。私の崇高な神秘性を見よ』」。
サンジャヤは続けた、「君主よ、神秘的な力の強大な主であるハリは、プリター(ティー)の息子に、多くの口と目を持ち、多くの不思議な面を持ち、多くの天の装飾品を持ち、多くの天の武器を掲げ、天の花輪と衣を身に着け、（そして）天の香りの香油をつけ、あらゆる不思議に満ち、燦然と輝き、無限に広がり、四方に顔を向けた至高の君主の姿を明らかにした。 もし、千の太陽の輝きが一度に天空に炸裂したとしよう、
(それは、あの力あるお方の輝きのようなものであろう」。パーンドゥの息子はそこで、神々の中の神々の体の中に、宇宙全体が多くの部分に分割され、細分化され、すべてが集まっているのを見た。 するとダーナンジャヤは驚きに満ち、髪を逆立てて頭を下げ、両手を合わせて神に語りかけた。
アルジュナは言った、「神よ、私はすべての神々を見ます、また、すべての様々な生き物の群れを見ます、（そして）ブラフマンは蓮華座に座り、すべてのリシと天の蛇を見ます。無限の姿の汝よ、私は汝が無数の腕、腹、口、目を四方に持つのを見る。宇宙の主よ、普遍的な形の者よ。(汝の)ディアデム、メイス、ディスカスを背負い、エネルギーの塊であり、四方で光り輝き、燃え盛る炎や太陽のほとばしりを四方に放ち、(計り知れない)見るに堪えない汝を見よ。あなたは不滅であり、この宇宙の至高の対象である。汝は朽ちることなく、永遠の美徳の守護者である。汝を永遠の（男性）存在と見なす。汝は始まりもなく、意味もなく、終わりもなく、無限の腕力を持ち、無数の腕を持ち、汝の目には太陽と月があり、汝の口には燃え盛る炎があり、汝自身のエネルギーでこの宇宙を熱している。天と地の間の空間は、地平線のすべての点と同様に、汝のみによって貫かれているからである。至高の魂よ、汝のこの驚異的で獰猛な姿を見ると、三重の世界は震え上がる。これらの神々の軍勢が汝の中に入ってくるからである。ある者は恐れ、手を合わせて祈っている。偉大なるリシとシッダの一団は、讃美の讃歌を捧げ、汝を賛美する。 ルドラたち、アディティヤたち、ヴァーサスたち、シッダたち、ヴィスワたち、アスィンたち、マールートたち、またウシュマパたち、ガンダルヴァたち、ヤクシャたち、アスラたち、シッディヤの群れは、汝を見て皆驚嘆している。多くの口と目を持つ汝の力強い姿を見よ、強き腕の者よ、無数の腕、腿、足、多くの腹、そして多くの牙のために恐ろしい姿を持つ汝を見よ、全ての生き物は怯え、私もまた怯える。まさに天空に触れ、燃えるような輝きを放ち、多くの色彩を持ち、口は大きく開かれ、目は燃え盛るように大きく、ヴィシュヌよ、あなたを見て、（私の）内なる魂は（怯えて）震え、私はもはや勇気と心の平安を指揮することはできない。牙のために恐ろしく、（ユガの終わりのすべてを滅ぼす火のように）獰猛なあなたの口を見ると、私は地平線の点を認識することができず、心の平安を命じることもできない。神々の神、宇宙の避難所である神よ、慈悲深くあれ。そして、ドリタラーシュトラの息子たち、王の軍勢、ビーシュマ、ドローナ、そしてこのスータの息子（カルナ）、さらには我らの側の主要な戦士たちとともに、これらすべての息子たちが、すぐにあなたの恐ろしい中に入っていきます。
牙によって獰猛になったあなたの恐ろしい口に、素早く入っていく。ある者は頭を砕かれ、（汝の）歯の間を打つのが見える。さまざまな水路を流れる多くの水流が、海に向かって急速に転がるように、人の世の英雄たちは、辺り一面に燃え盛る汝の口に入る。蛾が燃え盛る火の中へ，（自らの）破滅のために急ぐように，（これらの）人々もまた，絶え間ない速さで，（自らの）破滅のためにあなたの口に入る。これらの者を四方から呑み込み，あなたの燃え盛る口で嘗め尽くす。全宇宙を（あなたの）エネルギーで満たし、ヴィシュヌよ、あなたの激しい輝きは（全てを）熱している。そのような獰猛な姿の汝は何者なのか、教え給え。神々の長よ、慈悲深くあれ。私は原初の者であるあなたを知りたいのです。
私は死であり、世界の破壊者である。私は今、人間の種族を殺すことに従事している。汝なしには、各部門に立つ戦士たちはすべて存在しなくなるであろう。 それゆえ、立ち上がり、栄光を得、敵を打ち負かし、（この）膨れ上がる王国を享受せよ。私の手によって、これら全ての者は既に殺されている。ただ（私の）道具となれ。左手でも弓を引ける者よ。ドローナ、ビーシュマ、ジャヤドラタ、カルナ、そして他の勇士たちも、（すでに）私に殺された、汝が殺せ。臆することなく戦え。汝は戦いで（汝の）敵を征服するであろう」。
サンジャヤは続けた、「クリシュナのこの言葉を聞いて、髪を飾った（アルジュナ）は震えながら、（手を合わせて）（クリシュナに）頭を下げた。
アルジュナは言った、「フリシケサよ、宇宙はあなたの賛美を口にすることに喜び、魅了され、ラクシャ族は四方八方に恐れて逃げ去り、シッダ族の一団は（あなたに）ひれ伏す。至高の魂よ、ブラフマン（自身）よりも偉大であり、原初の原因であるあなたに、なぜ彼らがひれ伏さないであろうか。無限なる者よ。神々の神、宇宙の帰依者である汝よ、汝は不滅であり、汝はあるもの、ないもの、（その両方を）超えたものである。汝は第一の神、古（いにしえ）の存在、汝はこの宇宙の至高の避難所である。汝は知る者であり、汝は知られるべき対象であり、汝は最高の住まいである。
無限の形を持つ者よ、汝によってこの宇宙は遍満している。 汝はヴァーユであり、ヤマであり、アグニであり、ヴァルナであり、月であり、プラジャパティであり、グランサイアーである。汝に千回敬意を表し、また汝に敬意を表し、また汝に敬意を表しなさい。前からも、後ろからも、汝に敬意を。すべての者よ、四方から汝に敬意を表せ。無限のエネルギーと、はかり知れぬ武勇を持つ汝はすべてである。汝は万物を包含する。クリシュナよ、ヤダヴァよ、友よ、汝の偉大さを知らずに、また愛ゆえに、戯れ、横たわり、座り、（あるいは）食事の際に、一人で、あるいは他者の前で、戯れ目的で、汝に無礼を働いたとしても、汝を友として、汝の無量は計り知れない。汝こそ、この可動と不動の宇宙の父である。汝は崇拝に値する偉大な師である。汝に匹敵するものは誰もいない。汝、その力は三界においてさえ比類なきものである。 主よ、敬愛すべき御方よ。それはあなたに相応しい。神よ、父（の息子）のように、友（の友人）のように、恋人（の愛する者）のように、（私の欠点を）背負ってください。あなたの）姿を前に見て、わたしは喜んだが、わたしの心は恐れ悩んだ。神よ、その（他の普通の）姿を示せ。神々の主よ、慈悲深くあれ。(前と同じように、髪を飾り、メイスで武装し、ディスカスを手に、私はあなたを見たいと思う。千の腕を持つ者よ、万能の者よ」。
"聖なる御方は言った、「アルジュナよ、汝に満足し、私は（自らの）神秘的な力によって、汝の前に誰も見たことのない、栄光に満ちた、普遍的で、無限で、原初的な、この至高の姿を汝に示した。クル族の勇者よ、汝一人以外には、たとえヴェーダと犠牲の研究、贈り物、行為、（あるいは）最も厳しい苦行によってであっても、人の世でこの姿を見ることはできない。 私のこの恐ろしい姿を見て、恐れたり、心を煩わせたりしてはならない。歓喜の心で恐れから解き放たれ、汝は再び、私がその別の姿をとるのを見よ』」。
ヴァスデーヴァはアルジュナにこのようなことを告げると、もう一度自分の（普通の）姿を見せ、高き魂の持ち主はもう一度優しい姿になって、苦しんでいる者を慰めた。
アルジュナは言った、「ジャナルダナよ、あなたのこの優しい人間の姿を見て、私は今正心になり、元の状態に戻りました」。
「聖なる御方は仰せられた。
汝が見たこの私の姿は、見ることが難しい。神々でさえ、この（私の）姿の観衆になることを常に望んでいる。ヴェーダによっても、苦行によっても、贈り物によっても、犠牲によっても、汝が見たこの私の姿を見ることはできない。しかし、アルジュナよ、（その目的において）排他的な敬虔さによって、私はこの姿で知られ、真に見られ、到達することができる。私のためにすべてを尽くす者、私を至高の対象とする者、執着から解き放たれた者、あらゆる存在に敵意を抱かない者、アルジュナよ、そのような者であっても、私のもとに来るのだ」。
