読み
正式名称
別名
- Nine gates (英語版Wikipediaでの呼称)
- 純正九連宝燈
- 九連宝燈九面待ち
- 九面待ち九連宝燈(役箱)
- 天衣無縫(役箱)
- ロイヤルフラッシュ(役箱)
- 九蓮宝燈聴九章(役箱)
- シベリアンエクスプレス
- 真正九連宝燈(佐藤芳清『麻雀大解説』)
- 九子連環
- 至尊清龍
和了り飜
- 役満(門前のみ)
- 五倍満(門前のみ)(佐藤芳清『麻雀大解説』)
- 大役満(門前のみ)
- ダブル役満(門前のみ)
- コールドゲーム(門前のみ)
牌例
一一一二三四五六七八九九九ロン七
解説
4面子1雀頭の形では唯一9面待ちになるパターンで、それを役満としたもの。門前で完成させなければ、9面待ちになることはない。
本来はこの形だけを九蓮宝燈と呼んでいた(そうでない形はただの
清一色)。
一度完成させれば非常に和了り易い(同じ色すべてが待ち牌になる)が、完成させるまでが非常に困難である。
萬子、筒子、索子のいずれでもよいとするのが本来だが、たまに間違って萬子専用の役であるとする場合がある。この場合、筒子や索子で作ったものを「準正九面待ち
九連宝燈」と呼ぶこともある。
非常に珍しい役であるので、日本においては死亡フラグとして扱われることが多いようだ。アガると伝説になれるのは間違いない。
ただ、中国ではおめでたい役として考えられているという。
孫文にまつわる逸話に、この役を和了った翌日に死んだというものがあるが、真偽は不明。
振聴だとダブル役満にならないルールもある。
9面待ちになることの説明
- 端牌同士の双ポン待ちの形。待ちはそれぞれ1枚ずつある。
一一 一二三 四五六 七八九 九九
- 二五八の三面延べ単の形。待ちは各3枚。
111 2345678 999
- 三六九待ち。待ちは7枚(うち1枚は既出)。
(1)(1) (1)(2)(3) (4)(5)(6)(7)(8) (9)(9)(9)
- 一四七待ち。待ちは7枚(うち1枚は既出)。
(1)(1)(1) (2)(3)(4)(5)(6) (7)(8)(9) (9)(9)
以上最大23枚の牌を待つ形。
成分分析
- 純正九蓮宝燈の55%は勢いで出来ています。
- 純正九蓮宝燈の43%はスライムで出来ています。
- 純正九蓮宝燈の1%は波動で出来ています。
- 純正九蓮宝燈の1%は希望で出来ています。
下位役
上位役
複合の制限
採用状況
- ローカルもへったくれもなく、広く役満として認められる役である。
- 麻雀格闘倶楽部、雀龍門、雀魂はダブル役満。
- 『雀魂』においては、2023年3月のアップデートで、大会管理ツールのルール設定に「ダブル役満」と「複合役満」が追加された。「ダブル役満」を無効にすると純正九蓮宝燈を含むダブル役満をシングル役満にできる。
- MJシリーズ、天鳳はシングル役満。
- 中国公式ルールでも、最高ランクの88点役として採用されている。
最終更新:2023年10月24日 01:25