嘉藤保憲

(投稿者:神父)
登録タグ:人物 教育担当官 楼蘭 神父 軍人 門隠大社

概要

「いかな侍女兵とて、心まで鎧う事は出来ぬ。なんと脆弱な事か」

 カトウヤスノリ。楼蘭人らしからぬ異様な長身痩躯、悪魔じみたV字の顎とこけた頬が特徴の容貌魁偉な男である。
 嘉藤家の当主として門隠大社の外交戦略を担当し、皇国陸軍少佐の立場を利用してMAID関連の取引を中心に国外を飛び回っている。
 また皇国陸軍の軍人として月門計画に携わっていた事もあり、凍月を含む数名のMAIDの教育を行った。
 開国以来の嘉藤家の方針に倣って海外の諸知識を積極的に学び、特に退魔術の類に関しては洋の東西を問わずあらゆる技法を習得。
 明らかに良からぬ事を企んでいると他人に思わせ、なおかつ具体的に何を企んでいるのか皆目見当もつかない雰囲気の持ち主であり、
 水面下で政争の続く大社内ではその正体不明さから「鵺」とあだ名されている。
 趣味は能や歌舞伎、狂言といった伝統芸能の鑑賞と立喰い。
 特に立喰いの方は所用で立ち寄るあらゆる土地の出店、屋台、夜店、露店などを虱潰しにする徹底振りで、密かに「魔人嘉藤」と恐れられるほど。

出身 楼蘭皇国
所属 門隠大社
階級 陸軍少佐
役職 MAID教育担当官
身長 187cm
誕生 1912年4月24日
年齢 33歳
装備 軍刀、十四年式拳銃

軍刀

 嘉藤が個人的に手に入れた曰く付きの片刃剣を軍刀風に仕立て直したもの。
 一見すると士官用の九八式軍刀に似ているが、直刀のため反りの有無で判別できる。
 迷信深い売人によると、元はマハーラからやってきた呪いの盗品であるとの事。無論、本人はまるで気にしていない。

十四年式拳銃

 楼蘭皇国陸軍及び海軍の制式拳銃。嶺部( ミネベ )十四年式とも呼ばれるが正式名称ではない。
 製造は嶺部銃製造所(楼蘭工業)その他による。
 ファウガーP.08拳銃に影響を受けたと思われる外観を有するが、構造上はバハウザーC96に似たストライカー式。
 総じて手の小さい楼蘭人にも扱いやすい拳銃であるが、再装填のたびにボルトを引かねばならないなどいまひとつ洗練されていない。
 嘉藤が所持しているものは自費で調達した前期型の製品。
 銃そのものに特徴はないが、暇さえあれば銃弾に梵字を彫り込んでいるためか国外の知人からはもっぱら「禅銃( ゼン・ガン )」と呼ばれる。
 モデルは実在の(南部)十四年式拳銃。

種別 自動拳銃
製造 嶺部銃製造所、倭都造兵廠、他
口径 8mm
銃身長 120mm
使用弾薬 8mm×21mm
装弾数 8+1発
作動方式 プロップアップ式ショートリコイル
全長 230mm
重量 0.89kg
初速 325m/s
有効射程 50m

関連項目




登場作品

外部リンク

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最終更新:2010年01月22日 21:50
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