概要
エントリヒ帝国空軍が1935年に制式採用した陸上戦闘機。開発は
メルダーシュタインによる。
当時の機体としては数少ない大馬力の高高度・高速戦闘機であり、一撃離脱をいち早く実現した先進的な機体である。
そのため同世代の航空機のほとんどが後継機に道を譲っているにもかかわらず、現在も本格的な生産が続けられている。
無論各部の改修も続けられており、現行世代の機体に比べはるかに小型であるにもかかわらずそれに勝るとも劣らない性能を維持している。
とはいえ小型機がベースでは航続距離の低下は避けられず、元より迎撃戦闘機として開発されていた事もあって行動可能半径は非常に短い。
この点は人間側が迎撃に徹していた対G戦争初期においては問題とされなかったが、
戦線を押し戻せるようになると「残り燃料に気を遣っての空戦は苦痛だ」という訴えが増えたため、燃料配管やタンク配置を改められる事になった。
他にも主脚間隔の狭さや地上姿勢での視界の悪さ、大出力によるトルク反力などのため新米パイロットには扱いの難しい機体であり、
空中での優れた運動特性や機首に集中した火線を好むパイロットとの間で評価は真っ二つに割れている。
主要諸元:
制式名称 |
Melderstein Me110 |
機体種別 |
陸上戦闘機 |
機体形式 |
単発低翼単葉・引込脚 |
機体構造 |
全金属製応力外皮構造 |
乗員 |
1名 |
全長 |
8.98m |
全幅 |
9.90m |
全高 |
3.04m |
主翼面積 |
16.02㎡ |
発動機 |
ツァイツラー・ヴェンク ZW601Aa 液冷倒立V型12気筒1000馬力 |
プロペラ |
可変ピッチ定速3翅 |
全備重量 |
3050kg |
最高速度 |
620km/h |
航続距離 |
670km |
実用上昇限度 |
11800m |
武装 |
機首13mm機銃×2、機首20mmモーターカノン×1 |
爆装 |
落下増槽×1 |
生産機数 |
約30000機 |
製作会社 |
Melderstein AG |
派生型
Me110V |
1934年初飛行の原型機 |
Me110C2 |
対G開戦当時の主力機。7.92mm機銃×5装備 |
Me110E4 |
現行標準型 |
Me110E4 Trop |
E4に防塵フィルタを装備したファルマン半島及びアムリア大陸戦線向け改修機 |
Me110E5 |
E4を基に部品点数を3/2に削減した省力型。軍事正常化委員会が多数発注した他、略奪品のE4を改修したものも混在 |
Me110F1 |
ZW606N(1565馬力)搭載の発展形 |
Me110G3 |
F1型に水メタノール噴射装置を追加し機首機銃を15mm×2に換装した強化型。金槌頭と呼ばれる |
Me110W |
計画のみで頓挫した水上戦闘機型 |
Me201 |
速度記録達成用の高速機。740km/hを達成 |
キ62 三式戦闘機 荒鷲 |
F1型をベースにした楼蘭皇国でのライセンス生産機。エンジン不調多発 |
関連項目
登場作品
最終更新:2008年10月04日 23:18