(投稿者:天竜)
概要
かつて楼蘭に存在した、非常に高い精度の武器や義肢を作り出す事で有名な町工場。
工場と言うより、気難しい職人達の溜まり場と言った様相を呈しており、
何処の財閥の傘下にも入らないため、風当たりが強かった。
『軍の為に作る武器はない。強き兵の為に作るのだ』が彼らの信念。
武器、特に刀剣類や銃のバレル等の部品の精度は『偏執狂』と言われる程に徹底的な調整が施されており、
それを扱うものが強者であれば強者であるほどにその力を引き出す芸術品。
そして、義肢についても凄まじい精度を誇り、本当の腕よりも使える、と言われる事すらあるほど。
ただし、その調整は持ち主に合わせた完全なオーダーメイドで行われるため、
本来の持ち主以外の者が使用すると、並以下のものに成り下がる。
しかも、製造者が全て職人の為、彼らに認められた強者以外には武器や義肢を作らない。
その真価を知る者達は彼らに認められるために自らの力を証明しようと各地の戦場で奮闘している。
よって顧客は後を絶たなかった。
そして、何より白竜工業で良く知られているのは、
かつてM.A.I.D.に対抗するかのように戦線に投入された『竜式』である。
その命と引き換えに
ジークフリートを救ったという逸話が存在する。
その際に
エントリヒ帝国からの提言でエントリヒ帝国へと本拠を移した。
そう、『自分達の認めた者達の為に好きなように武器を作らせてもらう』という条件で。
その後は彼らはエントリヒ帝国からの技術協力でM.A.I.D.『
ディナギア』を生み出し、そのまま実戦投入。
エントリヒ帝国は、唯一彼らに認められた『国家』となったわけだ。
楼蘭自体もあまりに協調性のない彼らを良い厄介払いが出来たと喜んでいるらしい。
その後は各地の要望に応じて各地を転戦しており、
特にエントリヒ帝国からの依頼を優先するものの、他の国からの依頼もその内容に応じて受ける。
実は、Gを模した生体兵器の開発も計画していたらしいが、破棄。
その理由は「気持ち悪いし、何よりこの手の生体兵器は造ったら最期、
暴走して手が付けられなくなると相場が決まっている」
…のだそうだ。
白竜工業、第七代社長
白竜 獅遠(びゃくりゅう しおん)
主な社員解説
土岐直賭(とき なおと)
銃火器マニアで、もちろん銃器担当。
偏執狂トリオの一人。
冷静なのか狂っているのか、いまいち分からない性格の持ち主だが、
社長である獅遠の言う事は聞く。
平賀と喧嘩が絶えず、いつも喧嘩を売るのはこっち。
ディナの装備しているパイルバンカーや大砲は彼の作。
露出度過剰気味のフリル属性持ち(笑)
平賀武士(ひらが たけし)
鍛冶屋の家系で、刀剣系の武器の担当。
偏執狂トリオの一人。
土岐と喧嘩が絶えず、喧嘩を買うのはこっち。
自信過剰かつ血の気が多く、もしGが襲い掛かってきたら、
自分が丹精込めて作った日本刀一本で戦ってやる、と何時も豪語する。
そして、彼が打つ刀剣は実際
ヨロイモグラ級の甲殻をも両断する切れ味を誇る…。
だが実際は刀より大剣派(汗)
ライトニングブレード、インフェルノライトニングブレードは彼の作。
真田剛至(さなだ つよし)
鎧師の家系で、鎧、シールド関連の担当。
偏執狂トリオの一人。
トリオの中では一番の常識人で、やや温和。
人命を最優先に考える、気は優しくて力持ちな男。
社長と二人で二人の喧嘩の仲裁に入ってひどい目にあう。
若干エントリヒかぶれかつ戦乙女属性持ち(笑)
フル装備の
ディナギアの鎧は彼の作。
時雨雄規(しぐれ ゆうき)
本業は物理学者。新兵器の開発担当。
かなり個性的な社内でも多分最も気難しい。
Gを模した生物兵器の開発を提案したのも彼だが、社長に却下されて以来、
『暴走しないナマモノ兵器』の設計に精を出している。
ディナギアのM.A.I.D.としての能力を正確に計測したのは彼。
また、独自のルートで裏工作をする事によって白竜工業の活動をアシストしている。
ディナの素体は彼が人知れず調達してきたものらしい…
内田智和(うちだ ともかず)
食糧確保担当兼、農機具製作担当。
楼蘭東北地方の兼業農家。リンゴ、米作、イモ等、様々な作物を作っている。
白竜工業社員中最年長にして、最も民間人と関わりが深い人物の一人。
唯一楼蘭に残って農業を続行している。
彼が作る農機具は豊作を呼ぶと評判であり、最高品質を越える最高品質を誇る。
ちなみに、社長室のジャガイモは彼の作。
外崎啓行(とのさき ひろゆき)
偏執狂トリオに匹敵する技量を持つ、調理器具担当。
楼蘭時代は材料調達担当の内田と組んで食堂を構えていた。
庶民派の食堂ではあったが、その味は至高にして究極と言われていた程。
彼の作る包丁はGに対する殺傷力すらも持ち、フライパンは銃弾をもはじき返す。
実は内田と外崎が最も高い技量を持つと言う噂もあるとか。
現在は、
エレスティアの訓練の引率がてら、
自らも世界各地の料理を学ぶべく、世界各地を転々としている。
そして、彼の噂は世界中に広がっていくのだった・・・。
他、随時追加します…。
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最終更新:2009年01月16日 19:27