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  • 禁書「おなかへったんd「やかましいうっとおしいぞこのガキッ!」②

自分用SSまとめ

禁書「おなかへったんd「やかましいうっとおしいぞこのガキッ!」②

最終更新:2011年06月14日 02:10

meteor089

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禁書「おなかへったんd「やかましいうっとおしいぞこのガキッ!」 ① ② ③

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167 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 20:28:27.31 ID:LHy9pDpu0
―杜王町―



神裂「気分が悪そうですが…大丈夫ですかステイル?」

ステイル「それは僕のセリフだ。 あんな老人にこちらの事情を打ち明けて…ましてや!」

ステイル「…なんで僕達が彼等と一緒に行動してるんだ?」


仗助(おい億泰よぉ~ なぁ~んかあの長髪クン、おめぇのことを親の敵のような目で睨んでるぜぇ~)ヒソヒソ

億泰(おいおいマジかよぉ~ちっと首を強く締めすぎたんかなぁ~)ヒソヒソ


ステイル「君達! 何か言いたいことがあるなら言ってみたらどうだいっ!」


仗助(どぉーすんだよ億泰ゥ~ あれは相当トサカに来てんぜぇ~)ヒソヒソ

億泰(どぉーしよーもねーだろぉ~…ったく、長髪さえいなきゃぁあのマブイねーちゃんと仲良くお散歩できたってのによぉ~)ヒソヒソ


ステイル「…」イラッ

神裂「…ステイル。 あなたも判っているはずです。 彼等の魔術が私たちとは全くもって異質なものであることを」

ステイル「あ、あぁ。 それは判っているさ…けどどうにも僕は彼等の態度が気に食わないんだよ」



171 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 20:31:49.51 ID:LHy9pDpu0
神裂「…ジョセフ・ジョースターは立派な戦士でした。 あの方ならもしかしたら彼女を救うなんらかの手立てを見つけてくれるかもしれません…」

ステイル「…無駄さ。 結局三日後…僕達はあの娘の記憶を殺し尽くしているんだ…」

神裂「…」



仗助「あのォ~ お話中のところ悪いんスけどぉ~ちっといいッスかぁ~?」

神裂「はい、なんでしょう?」

仗助「いや、そっちのステイスさん? でしたっけ?」

ステイル「ステイル! 僕の名前はステイル=マグヌスだ!」

仗助「あ~そうそうステイルさん。 悪いんすけどぉ…煙草やめてもらえないっすかぁ~?」

ステイル「…なんでそんなことを君に指図されなきゃならないんだ?」

億泰「悪ぃんだけどよぉ~俺たち学生でよぉ~杜王町は俺達の地元なんだよなぁ~」

仗助「そうなんスよね~俺達と一緒にいるアンタが煙草吸ってるのを教師かなんかに見られるとちと面倒クサイんすよぉ~」

ステイル「ふん。ニコチンとタールがない世界は地獄だ。 悪いけどそれは無理な相談だね」

億泰「…てめぇよぉ~ こっちが下手に出りゃあいい気になりやがってよぉ~…もっぺん首締められたいのかコラァ?」

ステイル「ふん…だったらどうすると? まさかこんな街中で始める気なのかい?」



174 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 20:38:11.66 ID:LHy9pDpu0
神裂「ステイル。 私も彼等の言葉に賛成です。 警察組織と揉めたりするのも厄介ですし、なにより私たちは未成年なのですよ?」

仗助「へぇ~…アンタ未成年なんスね~ 俺ぁてっきり二十歳はラクショーで超えてるのかと思ってましたよぉ~」

億泰「…確かに雰囲気ありすぎだよなぁ~ 未成年には見えねえなぁ~」

神裂「…」

仗助(おい億泰っ! なんだかやけに落ち込んじまったぞっ!)ヒソヒソ

億泰(お、おう! なんだかわかんねぇーがこの重たい空気をどうにかするっきゃねぇーだろ!)

仗助「あ、あーあれだぜ?背も高いしよぉ~スタイルだってグンバツって意味…だよな? 億泰?」

億泰「そ、そうそう! な、なんつーか服装も…プレイボーイのグラビアみたいに大人びてるって意味だぜぇ?」


神裂「…」


ステイル「ククッ…」

神裂「!?…ステイル…あなた…」

ステイル「…いや失礼。 名にし負う聖人がそんな苦虫を噛み潰す表情をするとは思わなくてね…」



175 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 20:40:14.43 ID:LHy9pDpu0
神裂「…」


神裂「…ステイル=マグヌス14歳」ボソッ


仗助「……え?」

億泰「……何っ?」

ステイル「なっ!?」
            ・・・・・・・・
仗助「…今よぉ~ブッたまげることを聞いたような気がするんだけどよぉ~」

億泰「あぁ仗助。 俺も確かに聞いたぜ…」
                         ・・・・
仗助「よぉステイルさんよぉ~…オメー歳いくつだ?」

神裂「…彼の名はステイル=マグヌス。14歳です」

ステイル「何をっ!」

仗助「…おい聞いたか億泰」

億泰「…あぁ…スタンドも月までぶっ飛ぶとはまさにこのことだぜ…」

仗助・億泰  「「じゅうよんさいー!?」」



182 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 20:45:09.85 ID:LHy9pDpu0
ステイル「くっ…」

仗助「ウプッウププッ…まぁまぁそんなしょげたツラしちゃダメっすよぉ~ステイルくぅ~ん?」ニヤニヤ

億泰「そうだぜぇ~まだまだ若いんだからよぉ~…ププッ」ニヤニヤ

仗助「億泰…何だか俺ァステイルくんと仲良くなれそうな気がしてきたぜぇ~ッ!」ガシィィィ

億泰「あぁ…まったくだな… なぁス・テ・イ・ルくぅ~ん」ガシィィィ

ステイル「や、やめろ! 無理矢理肩を組むんじゃないっ! もたれ掛かるのもだっ! くっ…なんていう屈辱…」

神裂「…ステイル…これは当然の報いです」

仗助「おーっし! 俄然やる気わいてきたぜぇ~! 杜王町名所案内してやっかぁ~! まずはアンジェロ岩からだぜぇ~!」ズルズル

億泰「おい仗助っ!俺はカフェ・ドゥ・マゴで一杯ダベってくほうが先だと思うんだけどなぁ~?」ズルズル

ステイル「やめろっ! 二人してコートを引っ張るな! 別々の方向に行くんじゃないっ!」
               ・・・・・・・
神裂「…よかったですねステイル?」

ステイル「くっ…まさか気にしていただなんて…」

神裂「気にしてなど…いませんよ?」ニコリ


○仗助・億泰・神裂VS●ステイル=マグヌス(スリープラトンによる強制杜王町観光ツアー)



187 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 21:02:26.37 ID:reBXJXBa0
仗助・億泰の口調がすごいそれっぽい



225 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 22:59:33.20 ID:I3z9K96S0
purple haze(紫煙)



226 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 23:00:35.49 ID:LHy9pDpu0
―杜王グランドホテル・昼過ぎ―

禁書「…必要悪の教会の魔術師と一緒に市内を見学?」

承「やれやれ…仗助は何考えてやがるんだか…」

ジョセフ「ほっ、命を賭けて花京院やポルナレフから肉の芽抜いたおまえが言えた義理じゃあるまい…」

承「ふん…冗談じゃねーぜ」

ジョセフ「…さて、静もそろそろ昼寝から目が覚める頃じゃろうしわしは帰るとするかのォ~」

禁書「あの、おじいちゃん…わざわざありがとうなんだよ!」

ジョセフ「気にするこたぁないわい。 それじゃあのぉ~」

禁書「えと…じょーたろー?」

承「なんだ…?」

禁書「あのね、なんだかウヤムヤになってたんだけど…わたしの服、せんたくきに巻き込まれたまんまなんだよ?」

承「…そうだったな。 やれやれだ」



227 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 23:02:32.06 ID:LHy9pDpu0
―深夜・屋外―

神裂「今日は散々な目にあいましたね」

ステイル「…半分くらいは君のせいなんだけどね」

神裂「あれは…あなたが笑ったのが悪いのです」

ステイル「まったく…おかしなやつらだよ…」

神裂「…えぇ。 まったくです」
              ・・
ステイル「いや…そういう意味じゃない」

神裂「…彼等が用いた魔術は十字教各宗派、魔術結社、その他あらゆる魔術と比較しても関連性が見当たりません」
                 イノケンティウス
ステイル「そうだろうね…僕の魔女狩りの王を切り裂く魔術なんて聞いたことがない」

神裂「ある意味ではパラケルススの末裔、『元』ローマ正教に所属していた件の錬金術師に近いものは見受けられますが…」

ステイル「それこそ冗談だ。 魔術による要塞どころかルーンの一つも持たぬ彼等がそうだと?」

神裂「…ありえませんね」

ステイル「同感だ。 情報封鎖だとしてもおかしすぎる」

神裂「それは考えても意味が無いことです…そういえばステイル、先の戦闘で不覚をとったそうですが?」



228 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 23:04:34.51 ID:LHy9pDpu0
ステイル「彼等を一般人だと侮ったのが敗因だった。 もう間違いは起きないさ。 君のほうこそ…」

神裂「…五体満足での決着に拘るのを止めようと思っています」

ステイル「…そうか」

神裂「…」

ステイル「彼女も楽しそうだ。 見るかい?」

神裂「…遠慮します」

ステイル「彼女はいつだって楽しそうに生きている」

神裂「…複雑な気持ちですか? 彼女の笑顔が向かう先が私達ではないことが」

ステイル「さて…どうなんだろうね」

神裂「陽が昇ってきました…」

ステイル「あと二日か…」

神裂「そう…ですね」



231 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/04(土) 23:07:37.87 ID:LHy9pDpu0
―杜王グランドホテル―

―――ここは…ドコ?
     ネクロノミコン
―――『死霊述書』を禁書目録の完全記憶に投射…完了

―――あなたは…ダレ?
         レメゲトン
―――『ソロモンの小さな鍵』を禁書目録の完全記憶に投射…完了

―――わたしは……


承「おきろっ!」

禁書「ヒャアッ! って……ここは?」

承「昼まで寝てるつもりか? 起きろ」

禁書「……じょーたろー?」

承「…寝ぼけてるなら顔を洗ってこい」

禁書「…」

承「聞いているのか?」

禁書「う、うんっ!」



236 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 00:26:29.39 ID:3FPzL6kT0
承(こいつがどう決断するかは知らねーが…それにしても情報が少なすぎるな…)

承(記憶…つまり大脳生理学か? …まったく。 畑違いにも程があるぜ)


禁書「じょーたろー! 顔洗ってきたんだよー?」

承「朝飯なら向こうのテーブルの上だ」

禁書「…じょーたろーは?」

承「俺はまだいい」

禁書「ぶー…じゃあ私も我慢する!」

承「…何故だ?」

禁書「一人より二人でご飯食べたほうが美味しいし、私はここでじょーたろーが調べ物終わるの待ってるんだよ!」

承「…気が変わった。 先に食事をとるか」

禁書「どしたのじょーたろー? 私のことなら気にしなくてもいいんだよ?」

承「…てめーはともかく俺はすぐ横で見られていると気が散るんでな」

禁書「…やったよ! 実はもうおなかペコペコだったんだよ!」



237 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 00:28:19.09 ID:ui+D4pEC0
承りさんの専門はヒトデ()だもんなぁ・・・



238 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:30:35.39 ID:bpUfH+On0
海洋生物学といってやれwww



239 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 00:30:37.48 ID:3FPzL6kT0
承(やれやれだぜ…さて…[感覚情報と作業記憶の関連]違うな… [海馬とニューロンの相互連絡の関係性]これも違う…)


禁書「あっ! だめだよじょーたろー! 食事しながら雑誌を見るのはマナー違反なんだよ!」

承「…てめーにマナーを語られるとは思いもしなかったぜ」


禁書「ふぅ…お腹いっぱいごちそうさまなんだよ!」

承「…あぁ」ペラリ

禁書「じょーたろーはまだ調べ物終わらないの?」

承「…あぁ」ペラリ

禁書「ふーん。 じゃあ私がお皿洗ってあげるんだよ!」

承「…あぁ」ペラリ



承「ふぅ…ざっと目を通してみたが…どうやらこいつが一番有力なようだな」

[音楽を使用した脳への影響][大脳開発による人体への影響][人体より微弱に放射される拡散力場による大脳への影響]

承「瑞穂機構病院・大脳生理学研究チームの主任か…」



240 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/05(日) 00:33:38.43 ID:rORHJj6DP
木山先生ェェェェ!!



287 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 15:30:02.02 ID:OVgNeIs00
―瑞穂機構病院・研究室―

助手「主任ー? 木山主任ー?」

木山「あぁ。 私ならここだ。 精査のデータならそこに置いといてくれないか」

助手「いえ、そうではなくて…木山主任宛に外線からお電話が入っています」

木山「私宛に? 外線から電話? 珍しいな。」

助手「空条様と仰ってましたが… お断りしますか?」

木山「空…条? 最近どこかで見たような… あぁ断らなくてもいい、出よう」



木山『お待たせした。 私が木山だ』

承『空条承太郎という。 突然の電話ですまないが、幾つか聞きたいことがあって電話をさせてもらった』

木山『それはまぁ別に構わないが…その前に聞いてもいいか?』

承『なんだ?』

木山『空条承太郎…人違いだったらすまない。 つい先日、論文で博士号を取得した空条承太郎か?』



288 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 15:30:54.53 ID:OVgNeIs00
承『…そのとおりだが、何故それを知っている? 俺とあんたの研究分野は随分と違っているはずだが?』

木山『なに、趣味のようなものでね。 生物・医療関係の論文にはひととおり目を通すようにしているんだ』 

木山『海洋生物の中でも極めて高い再生能力をもつヒトデ。 それを医療に活用できる可能性を提示した君の論文はとても興味深かった』

木山『特に低用量性のショックを和らげる物質をヒトデから精製するといったくだりは特に…』

承『話の途中で悪いが先にこちらの話をすませたいのだが』

木山『アレ? …あーすまない。 脱線してしまったな…いったい私にどんな用で連絡を?』

承『幼少期から継続的に大脳皮質に蓄積された記憶に関することだ…』



289 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 15:31:53.71 ID:OVgNeIs00
承『…と、まぁこういうわけだ。 ふざけているように聞こえるかもしれないが、専門家の意見を聞きたくてな』

木山『ふむ、だいたいの事情は理解した。 個人的な意見を言わせてもらう』

承『頼む』

木山『まず…脳が忘却という機構を失う、つまり完全記憶という状況になったとして』

木山『人間の脳の容量はそれら全てを簡単に収めることができるほど巨大だ』

木山『大脳辺縁系や脳幹にまで記憶を埋めこむようなことも不可能だ。 よって記憶を削るといった処置は通常考えられない』
         ・・
承『…待て、通常だと?』
            ・・
木山『ああ、これは常人に限っての話だ』

承『どういうことだ?』

木山『君の話に出てきた子供は悪意に満ちた記憶を多数保持した完全記憶能力者だったな』

承『あぁ』

木山『その場合に限って言えばだが…記憶、特にエピソード記憶を意図的に削るといった処置は乱暴だが人道的であるともいえる』



290 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 15:32:29.14 ID:OVgNeIs00
承『…詳しく頼む』

木山『あー…これはあくまでも私の推測の域を出ないのだが』

承『構わない』


木山『まず…完全記憶能力とは逆に言えば忘却をすることができないということでもある』

承『確かにそうだろうな』

木山『それはある意味で致命的な欠陥とも言えるのだ』

承『どういうことだ?』

木山『人間の精神は脆いからだ。 幼いうちから悪意に満ちた記憶を大量に刷り込まれているのならば程度の差はあれど人格が崩壊していてもおかしくない』

承『…そこまで酷い状況には見えないぜ』

木山『その子供が今そういった状況にあるのも記憶を意図的に削ったからなのではないか私は推測する』

承『…』



291 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 15:33:16.60 ID:OVgNeIs00
木山『元来、記憶というものは感覚記憶から短期記憶、短期記憶から長期記憶へと順に転送され格納されていく』

木山『この三つの記憶モデルの中でも脳波に大きく影響を与えるのは感覚記憶と短期記憶の二つだ』

承『…感情や五感、感情といったメンタルな部分か?』

木山『そのとおりだ。 刺激が高い情報を強制的に記憶に刷り込んでいけば精神は摩耗していく。 それを放置していれば思考能力の閉鎖や自我の崩壊につながっていただろう』

承『大量に流入してきた情報による精神の摩耗を防ぐために定期的に記憶を消去していたと?』

木山『そうだ。 記憶を消すことによって精神の安定を保っていたという可能性もあるということだ』

承『…なるほどな』

木山『以上、ここまでが私の推測だ。 あくまでも仮定の話だということを忘れないでくれ』

承『いや、充分だ。 おかげでどうすればいいのかの目星がついた』



292 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 15:34:12.73 ID:OVgNeIs00
承『長々とすまなかったな。 あんたに意見を聞いたのは正解だったようだ』

木山『礼はいらない。 私もここまで他人と長話をしたのも久しぶりだ。 いいリハビリになった。 あ、そういえば』

承『なんだ?』

木山『ひとつ聞き忘れたことがあった…子供は好きか?』

承『……嫌いだな。 騒がしいしうっとおしい。 まったくいい迷惑だ』

木山『根拠もなく人を信用するところも…か?』

承『……あぁ…そうだな』

木山『フフ…同感だ』

承『…この件が片付き次第また連絡をさせてもらう』

木山『あぁ。 楽しみにしているよ』



359 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:02:38.96 ID:7vqcmUin0
―カフェ・ドゥ・マゴ―


億泰「そういや仗助よォ…おめぇのクレイジーダイヤモンドってよォ~…何でも治せるんだったよなァ~?」

仗助「何だよいきなりよぉ~」

億泰「いいから答えてくれよぉ~ けっこう重要なんだぜこいつはよぉ~」

仗助「何でも…じゃねえな。死んでるもんや病気は治せねぇ。 あとテメーのザ・ハンドに削られたもんも無理だなぁ…」

仗助「っていうかよぉ~…いったい何の話してぇーんだよ?」

億泰「昨日よぉ、俺、ステイルくんとやりあったろ?」

仗助「…あれなら昨日オレが治してやったじゃねーか」

億泰「それがよぉ…なぁ~んか俺の眉毛がチョッピリ薄くなった気がしてたまんねェんだよなぁ~」

仗助「…どこだよ?」

億泰「ほれココだよココ! 右の眉毛の端っこが昨日と比べて1ミリくらい短くなってんだろぉ~?」

仗助「……あー悪ぃんだけどよぉ~億泰。 オレにゃあ何処どう変わったのか全っ然わかんねぇぜ?」

億泰「あれぇ? 短くなってねぇ? てっきり焦げちまったせいで短くなったと思ったんだけどよぉ~」イジイジ



362 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:05:10.63 ID:7vqcmUin0
仗助「…気のせいじゃねぇーか?」

仗助「!」

?「ここ…空いていますか?」

仗助「……あぁ」

億泰「まぁ~そうなんだけどよぉ…やーっぱ1ミリくらい短くなってるような気がするんだよなぁ~」イジイジ

ステイル「ふん…もともと針金みたいな細い眉毛じゃないか」

億泰「おいおい、これでもよぉ~毎日しっかり手入れしてんだぜぇ~?」イジイジ

神裂「自分の顔に責任を持つというその心がけ、立派です」

億泰「やっぱビシッときめときかねーといつどこで惚れられるかわかんねぇーしなぁ~」イジイジ

億泰「ま、さすがに康一の女みてぇーなブッ飛んだ系はごめんだけどよぉ~」イジイジ



363 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:06:28.16 ID:7vqcmUin0
億泰「…」イジイジ

ステイル「…」

神裂「…」

仗助「…」

億泰「……!?」

億泰「アッ! てめーらは! っていうか何勝手に座ってやがんだオイ!」

ステイル「や。 昨日は世話になったね」

神裂「一日ぶりですね。 東方仗助、虹村億泰」

億泰「まさかこの俺が気づきもしねえとは思いもしなかったぜ! いったい何しやがった!」

仗助「…オメーが眉いじくりながら1ミリがどうこうってあたりで普通に座ってたけどな」

億泰「……マジ?」

仗助「マジもマジ、大マジだぜ億泰」



364 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:10:44.26 ID:7vqcmUin0
仗助「ところでよぉ…何のようだおめ~ら? まさか…まーた喧嘩売りにきたって訳じゃねーよなぁ?」

仗助「もし今ここで騒ぎを起こすつもりだったりしたら…さすがの仗助さんも許さねえぜぇ~?」

神裂「…当たらずとも遠からずといったところです」

仗助「…どういうことだ?」

億泰「あぁ? やるのかやんねーのかどっちだコラァ!」

ステイル「まだ話は終わっていないんだ。 最後まで聞きなよ」

仗助「落ち着けよ億泰。 話くらい聞いてやろーじゃねぇか」

億泰「…ちっ」

神裂「ジョセフ・ジョースターから聞いているかもしれませんが…空条承太郎が匿っている少女はこのままだと明日…死亡します」

仗助「…」

億泰「…」

神裂「私たちには彼女を救う手段があります」 
                                      ・ ・ ・ ・ ・
神裂「…そして私たちはどのような障害があったとしても彼女を保護し救うつもりです」



367 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:14:06.74 ID:7vqcmUin0
仗助「なぁ…もしもよぉ…もしもの話だけどよぉ…そいつがおめーらの助けを嫌がったとしたらよぉ…どうするつもりなんだ?」

ステイル「どんな道筋を辿ろうが…結末は変わらないさ」

神裂「私たちが彼女を救うこと、それに彼女の意思は関係ありません。」

億泰「…」

神裂「もう…彼女の憎しみがこもった視線にも慣れています」

神裂「今までもずっとそうやって彼女の記憶を殺してきたのですから…」

仗助・億泰「…」

ステイル「もしその時、君達が僕らの前に立ち塞がるなら容赦はしない」

ステイル「…この街を焼き尽くしてでも彼女を救うつもりだ」

神裂「…私達の話は以上です。 …それでは」

仗助・億泰「…」



368 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:18:18.60 ID:7vqcmUin0
億泰「なぁ仗助…」

仗助「…なんだ?」

億泰「ヤツラの目ぇ見たかよ…」
                 ・ ・ ・ ・ ・ ・
仗助「…あぁ。なんつーか…決意と覚悟を背負ってやがった… ありゃ杜王町を焼き尽くすってのも嘘じゃねえぜ…」

億泰「けど…けどよぉ…おかしくねぇか?」

仗助「…」
        ・ ・ ・ ・
億泰「なんでワザワザそんなことを言いにきやがったんだ?」

億泰「俺にはよぉ…まるで何とかしてくれって言いに来たようにしか見えねえぜ…」

仗助「とりあえずは承太郎さんのとこに行くっきゃねぇー…」

億泰「で、でもよぉ…その後はよぉ…どぉーすんだよ仗助~?」


仗助「さぁな……けど、こいつは思ってた以上にヘビーでグレートな事態になりそうだぜ」



369 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:23:53.03 ID:7vqcmUin0
―杜王グランドホテル―


―――いやだよ…

―――忘れたくないよ…

―――わたし忘れないよ…

―――「   」も「    」もぜったい…

―――ぜったい忘れないから!



承「…」

禁書「………じょーたろー?」

承「目が覚めたか」

禁書「…あ、あれ? …そうだ、私お皿を洗って…」

承「俺が様子を見に行ったときはもうブッ倒れてたぜ」

禁書「なんでかな? …でも大丈夫だよ? …ちょっと目眩がしただけだし…」



373 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:34:18.69 ID:7vqcmUin0
禁書「…きっとあれだよ? ジビョウノシャックリ?ってやつ?」

承「持病の癪はしゃっくりじゃない。 胃痙攣だ」

禁書「…あれ? …そうなの?」

承「ああ」

禁書「…じょーたろーって物知りなんだね」

承「…」

禁書「あ、そうだ…お皿洗いの続き…」

承「またブッ倒れられたりしたら迷惑だ。 黙って寝てな」

禁書「…うん」

禁書「ね…じょーたろー?」

承「なんだ?」

禁書「もしかして…心配してくれてたりする?」

承「……どうだかな」



377 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 02:59:24.99 ID:7vqcmUin0
禁書「…」

禁書「……」

承「…何をじっと見ていやがる」

禁書「えへへ…看病されるのって…なんだか恥ずかしいね…」

承「そうか」

禁書「…うん …ね、じょーたろー?

承「なんだ」

禁書「……じょーたろーは…やっぱり…」



承「……意識を失ったか」


承(体温は正常だが呼吸が異常に荒い。 そして顔面にヒビのような模様が浮き出てきている)

承(残り時間はもう僅かということか)



444 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 21:55:43.40 ID:CASm5ZkW0
―杜王グランドホテル―


仗助「承太郎さんっ! 大変ッスよ!」

承「仗助か…どうやらそっちにも何かあったようだな」

億泰「つーことは…」

承「こっちは昏睡状態といったところだな。 容態が急速に悪化してきている」

仗助「ど、ど、どーすんっスか!?」

承「期限は明日の零時だったな…」

仗助「何落ち付いてんスかっ! やつら杜王町を焼き尽くしてでも連れて行くって言ってたんスよぉ~!」

承「アタフタ慌ててるんじゃねーぜ仗助」

仗助「こ、この状況で慌てるなって言われてもよぉ~…」



445 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 21:57:30.51 ID:CASm5ZkW0
億泰「…あ~承太郎さん、ちっといいすッか?」

承「なんだ億泰?」

億泰「素朴な疑問ってヤツなんすけど…なんで仗助のクレイジーダイヤモンドを試さないのかオレにゃあ判んないっすよぉ…」

承「危険性が高い。 もし成功したらどうなるか想像がつかないからだ」
                       ・ ・
億泰「へっ? 失敗するかもじゃなくて成功したら危険?」

承「そうだ。 失った記憶をクレイジーダイヤモンドが治せるとは考えにくい」
      ・ ・ ・
承「だが…もしも治ったならば…治った瞬間に廃人になる可能性がある」

仗助「そ、それじゃあやっぱり素直に引き渡したほうが…」

承「確かに引き渡せば今は生き延びることが出来るだろう」

承「だがこれからもこいつは一年間という周期で記憶を消され続けていく一生を送ることになる」

仗助「ヘビーな話だぜ…」

億泰「…こいつぁ無理っすよ承太郎さん…いったいオレらに何が出来るっつーんすか…」



447 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 21:58:52.20 ID:CASm5ZkW0
―同日 杜王町・ベビーショップFAMILY CLUB前―


静「アブアブキャッキャッ」

ジョセフ「ふむ、粉ミルクはこんくらいあれば足りるかのぉ。…おや? あそこにおるのは…」

神裂「あ…」

ジョセフ「こりゃまた偶然じゃのぉ~」

神裂「ジョセフ老…お買い物ですか?」

ジョセフ「うむ。 静の粉ミルクや紙オムツを買い足しに来たんじゃよ」

神裂「静さん…こちらのお子さんのお名前ですか?」

ジョセフ「そうじゃよ。 カワイイじゃろ~? きっと将来は美人さんになるとわしは思っとるんじゃがのぉ~」

神裂「…サ、サングラスがよく似合っていますね」

ジョセフ「そうじゃろそうじゃろ?」 



449 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:01:13.78 ID:CASm5ZkW0
ジョセフ「……話は変わるが…仗助たちから聞いたぞい」

神裂「…そうですか」

神裂「ならば私から言うことはもう何もありません」

ジョセフ「…」

ジョセフ「これ、ちょいと余計なことかもしれんがのォ~」

神裂「…なんでしょう?」

ジョセフ「人から好かれるとか嫌われるっていうのは…ほんの微妙な気の持ち方からじゃと思うんじゃ」

神裂「…」

ジョセフ「おまえさんたちはあの娘さんが嫌いなわけじゃあないんじゃよなぁ~?」

神裂「そんなことっ!」



450 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:02:06.06 ID:CASm5ZkW0
ジョセフ「じゃったら…あの娘さんに何遍忘れられて、何遍嫌われても…」

神裂「…」

ジョセフ「そのたびに仲良くするってことは無理なんかのォ~?」

神裂「そ、それは…」

ジョセフ「余計なことだったかの~? なんかのアドバイスになればと思ったんじゃがのぉ…」

神裂「…」

静「アギャアギャ!」

ジョセフ「とと、お昼のミルクがまだじゃったわい。 わしはそろそろ行くがお嬢さんはどうするんじゃ?」

神裂「私はまだ…もう少しここにいます」

ジョセフ「そっか…それじゃあここでお別れじゃの」

ジョセフ「………そうそう言い忘れとったわい」

神裂「…なんでしょうか?」

ジョセフ「お嬢さんは何のためにあの力を手にしたんじゃ?」

神裂「…………」



451 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:05:20.16 ID:CASm5ZkW0
―杜王グランドホテル―

承「――そうか――俺たちはホテルにいる――仗助と億泰も一緒だ」

承「――あぁ。 そうだ――SPW財団を通して買い取って欲しいものがある」

承「頼むぜ――それが終わり次第こっちに合流を頼む」

承「――――そうだジジイにも頼みたいことがある――あぁ――それじゃあな」

仗助「承太郎さん…今の電話の相手って…」

承「ジジイだ」

億泰「い、いったい何がどうなってるんすかぁ!?」

承「それはこれから説明する。 だがそれより先に場所を移動する」

仗助「場所?」

億泰「移動?」

承「あぁ。 万一のことも考えておかなきゃな」



452 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:07:13.94 ID:CASm5ZkW0
―同日深夜 杜王町内―


ステイル「どうしたんだい? 随分と落ち込んでいるようだけど」

神裂「…そんなことはありません」

ステイル「そうかな? 世界で20人しかいない聖人とは思えない顔をしているけど」

神裂「私のことは構わないでください。 それより動きに変化はありましたか?」

ステイル「それも変わりはない。 今も杜王ホテル内にいるよ」

ステイル「…だいぶ症状が進行しているようだ。 何なら今から行くかい?」

神裂「…明日が最後です。 …別れの時間は必要でしょう」

ステイル「…」

神裂「それよりステイル。 あなたの準備は終わっているのですか?」

ステイル「もちろんだ。 既に杜王町の半分に結界を刻んだ」

ステイル「明日の午前中には杜王町全域にルーンを刻めるさ。 もう不覚はとらない」

神裂「…そうですか」



456 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:12:48.91 ID:CASm5ZkW0
ステイル「さて…僕達三人が帰投するための連絡をしておくよ」

神裂「お願いします」

ステイル「…君もそろそろ電子機器の扱い方を学んでおくべきだと思うんだけどね

神裂「どうにも機械は苦手で…」

ステイル「君も変わらないね… ん? なんだ?」

神裂「どうしたのですか?」

ステイル「…おかしい。 雑音だらけで通じない」

神裂「よく判りませんが…電波とかそういった類のトラブルではないのですか?」
                 ネセサリウス           ・ ・ ・ ・
ステイル「有り得ない… これは必要悪の教会が作成した専用端末なんだぞっ!」

神裂「これは…声?」
               ・ ・
ステイル「あぁ…ノイズが…言葉になっている?」



457 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:13:18.40 ID:CASm5ZkW0
ガ…ガガガッ

――「彼女」  「ヲ」  「救える」    「手段」  「GA」 「アル」――

――「明日」 「杜王岬」 「ノ」   「別荘」 「にて」  「待つ」――

ガッ・・・


ステイル「…切れた」

神裂「彼女を救える手段がある。 明日杜王岬の別荘にて待つ と、聞こえましたが…」

ステイル「いったいどうやってこの回線に割り込んだのかは知らないけど…間違いなく彼等だろうね」

ステイル「まったく…驚くのにも疲れたよ」

神裂「…どうするつもりですか?」

ステイル「とりあえずは…行くしかないだろう」

神裂「…彼等を信じるのですか?」

ステイル「別に信じるわけじゃないさ…術式を組み上げるのはどこでだって可能だ」

ステイル「それより君…自分で気付いているのかい?」

神裂「なんですか?」

ステイル「さっきと比べて…随分と顔色がよくなっているよ?」







464 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:40:42.35 ID:CASm5ZkW0
―最終日 杜王岬沿い・別荘、玄関前―


億泰「なぁ…仗助ェ~ 承太郎さんを信用してないわけじゃあねえけどよぉ~ これでうまくいくのかなァ~~~?」

仗助「オレは科学とかさっぱりだかんなァ~」

億泰「おっ。 アレ…そうじゃねえか?」

仗助「だな…承太郎さーんっ! 来たッスよぉ~」



―最終日 杜王岬沿い・別荘内―


承「空条承太郎だ」

神裂「私は神裂火織と申します…彼はステイル=マグヌス」

ステイル「彼女は…インデックスはこの奥にいるのか?

承「あぁ」

承「それよりもだ。 確認したいことがある」 



465 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:41:30.26 ID:CASm5ZkW0
承「こちらの呼出に応じたということは妨害をするつもりはないと受け止めるが構わないな?」

神裂「…ええ」

ステイル「神裂!?」

神裂「ステイルも気付いているのでしょう?…彼がインデックスの害になることはしないということを」

ステイル「くっ……」

ステイル「だけど…君達の「救える手段」とやらが失敗に終わり次第、僕達は彼女の記憶を消去する」

ステイル「その時は術式を組み上げるために隣の部屋を借りさせてもらうよ」

ステイル「もし…その時君達が僕らの邪魔をするようなら…その時は…」

承「好きにしな」


神裂「ステイルが30のルーンを用いても手の施しようがなかった彼女に何をするのか…」

神裂「どうか素敵な悪足掻きを私達に見せてください」



466 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:54:35.11 ID:CASm5ZkW0


露伴「ふーん。 これが10万3000冊の魔道書を記憶したとかいう子供か…」


承「あぁ。 アンタならこのガキの頭の中を書き換えられると思ってな」

露伴「いいとも。 正直なところ魔道書なんていうのはマユツバものだけど、おもしろそうな資料が見れるということに代わりはないんだしね」

神裂「…いったいなにをするつもりなのですか?」

露伴「フン…僕のスタンドは対象者を本にすることができる」

神裂「…本?」

露伴「そして本になった相手を思うとおりに制御することが可能なのさ」
                   ・ ・
ステイル「馬鹿なっ! そんなことあの『聖母の慈悲』ですら不可能だっ!」
            ・ ・ ・
露伴「うるさいなぁ…黙ってろよ」

ステイル「なっ!?」


露伴「さてと…始めるとしようか」



468 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/06(月) 22:57:43.07 ID:qsBsX92U0
さすが露伴ちゃん



469 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 22:58:18.69 ID:CASm5ZkW0

   ヘブンズ・ドアーッ!
露伴「天国への扉!」


ドギャーンッ!


露伴「なになに…名前はインデックス。 身長148センチ、年齢は…白紙か」

ペラリ

露伴「不自然な白紙のページが多い… どうやら記憶の消去っていうのは本当のようだね」

ペラリ

露伴「えーと…好物はプリン。 犬か猫かでいえばどちらかというと猫派… 気になる男性は…」

ペラリ

承「待ちなっ! そんなところは関係無いはずだぜ」

露伴「わかったわかった そう怒るなよなぁ~」



露伴「…これか」

ペラリ



472 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 23:10:04.49 ID:CASm5ZkW0
露伴「ふん…随分と大袈裟だな」


┏━━━━━━━警告━━━━━━━┓
┃ これより先の閲覧と改変を禁ずる  ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛


露伴「閲覧と改変を禁ずる…か。 本人の意思を無視したこの言葉…気に食わないね 」


神裂「まさかっ…成功したのですか?」

ステイル「ありえないっ…結界どころか魔術すら使わずに禁書目録の書庫にアクセスだとっ!?」

承「で、どうなんだ?」

露伴「えーと」

ペラリ

露伴「…あったあった。 これだね」



475 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 23:19:27.78 ID:CASm5ZkW0

━典礼暦一巡毎に結界を更新 尚違反した場合、生命活動は停止━


露伴「典礼暦…教会の人間が使う一年間の単位か」

承「そうか…ひとつ聞きたいんだが」

露伴「何だい?

承「こいつの記憶に関する記述はあるか?」

露伴「見当たらないね」

承「やはりな」

ステイル「何だって!? どういうことだ」

神裂「インデックスは後数時間で記憶を消さなければ死に至ると…」

ステイル「記憶を殺さなければ彼女が死んでしまう…だからっ! だから僕達は今までずっと彼女をっ!」
  • ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
神裂「彼女は記憶を殺さなくても生きていける…!?」



478 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 23:31:30.78 ID:CASm5ZkW0
ステイル「そんな…だったら僕達は何をしてきたっていうんだっ!」

神裂「彼女の苦痛を取り除くためだと…そう思っていたのに…」


承「…俺は魔術だなんだってことは判らないが…」

承「少なくともテメーらがやってきたことは無駄足ではない」

ステイル「気休めは…やめてくれ…」

承「ガキの時分にうけた大きなショックを放っておけば…後の人格に多大な影響を与える」

承「記憶を消したからコイツは今まで狂わずにすんだ」

神裂「どういうことですか…?」

承「簡単に言えばだ。 今までは記憶を消さなければ生きていけなかった。 必要悪の処置ってやつだな」

承「だが今は違う。 わざわざコイツの記憶を消す必要がないということだ」

神裂・ステイル「……」


承「…さてと、どうするんだ?」



482 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 23:43:30.51 ID:CASm5ZkW0
ステイル「…頼む」

ステイル「彼女を…その制約から解き放ってくれ」

神裂「ステイル…」

ステイル「別に…彼の口車に乗せられたわけじゃない」

ステイル「けれど…それで彼女がこれからも笑ってくれるならば…僕はっ!」

神裂「…そう…ですね」

神裂「私からもお願いします。 彼女をインデックスを…繰り返す一年間という日々から救ってください」

露伴「…」

神裂「…あの?」

露伴「…あぁすまない。 苦渋を乗り越えて決断した表情が素晴らしくてね」

ステイル「……」

露伴「後で君達にも色々と話を聞かせてもらうことにするかな」



承「……やれやれだぜ」



485 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 23:49:16.24 ID:CASm5ZkW0
ステイル「だが…記憶を閲覧するだけならともかく…」

神裂「本当にそんなことが出来るのですか?」

露伴「フンッ…誰にモノを言ってるんだい?」


露伴「こうやって!」

ズバァッ

露伴「否定の言葉を書き換えればいいだけなんだからな」

ビシュゥッ!


━典礼暦一巡毎に結界を更新 『する必要はなし』 尚違反した場合 『でも』、生命活動は停止 『しない』━


露伴「これで終わりさ!」

ペラリ

露伴「……ん?これは?」



487 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/06(月) 23:51:00.00 ID:QJDo0Ry30
チートすぎワロタ



488 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 23:53:39.54 ID:hKxd+oHA0
さすが露伴先生www



489 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 23:55:12.21 ID:CNehZ6ki0
ついでだから小食と書いておけ



494 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 00:00:02.45 ID:M/mGSFA00
露伴「ふーん。これが魔道書ね…えーとこれは…ルルイエ異本原典か」

ペラリ

神裂「まさか!? 魔道書に目を通しているのですかっ!?」

ステイル「無茶なっ! 常人ならばたった1冊の魔道書を目にしただけで発狂するんだぞっ!」

露伴「ポナペ経典原典…」

ペラリ

露伴「こっちは…ヴォイニッチ写本原典」

ペラリ


露伴「…これはっ! 面白いっ! 面白いぞぉ!!!」


承「!? おい露伴っ! すぐに読むのを止めろっ!」

仗助「な、何だァ~!? 露伴の全身から血が吹き出してきやがった!」
                       ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
億泰「おい仗助! これってよぉ~!もしかしなくてもマズイ事態ってヤツなんじゃねーかぁ~!?」



496 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 00:02:44.24 ID:hpC5GJLd0
なんでよりにもよって、そんなSAN値がガリガリ下がる本ばかり選ぶんだ露伴先生www



499 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 00:08:12.93 ID:M/mGSFA00
ペラリ…ペラリ…ペ゚ラリペラリ…

露伴「実にいいっ! 気に入ったぞ! もっと…もっとだっ!!!」

ドクン

露伴「!?」

露伴「ぐ…ガハァッ…」

ビチャビチャビチャアッ

ステイル「まずいっ! どす黒い血…既に内蔵まで蝕まれてるっ! やめろっ! 死ぬぞっ!」

露伴「クク…ククク…こんな書物があるだなんてね…なるほど…これが魔道書の毒か……」

神裂「今ならまだ間に合うっ! すぐにやめなさいっ! もう限界ですっ!」


露伴「…だが断るっ!!」

神裂・ステイル「!?」


露伴「面白いマンガを描くためならばっ! 僕は死すら厭わないっ!」


露伴「なにより…っ! この岸辺露伴の限界を勝手に推し量ろうとするなぁっ!!」



500 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 00:09:14.41 ID:xyxgbEy+0
露伴先生ならやりかねない



505 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/07(火) 00:11:59.25 ID:YBsNqTGD0
露伴先生wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



513 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 00:24:12.49 ID:M/mGSFA00
【警告】 【警告】 【警告】 【警告】 【警告】 【警告】
 【警告】 【警告】 【警告】 【警告】 【警告】 【警告】
【警告】 【警告】 【警告】 【警告】 【警告】 【警告】


禁書 「《Index-Librorum-Prohibitorum-『禁書目録』ノ首輪ニ異常ヲ確認》」

禁書 「《第一級異常事態ト判断 自動書記『ヨハネのペン』ニヨリ覚醒メマス》」



露伴「なっ…なにぃっ…!? 」

承「おいっ! なにが起きた?」

露伴「ヘブンズ・ドアーが…強制的に…終了…させられた…」

承「露伴っ! くっ、気を失ったか…」


神裂「自動書記…『ヨハネのペン』…」

ステイル「まさか…彼女に魔術が使えるはずはない」

承「仗助っ! 億泰っ! 露伴が気を失った! 巻き込まれないよう避難させてやってくれ!」

仗助「え? あ、はいッス! 行くぜ億泰っ!」

億泰「お、おうっ!」




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