合翼連盟


  『合 翼 連 盟(ごうよくれんめい)』  

角迅町よりさらに東の大都市にある本拠地から幻想町方面に勢力を伸ばしてきている巨大な反社会勢力連合体。

もともとは中堅所の極道組織鳥乃巣会(トリノスカイ)だったが、現組長の代で急速に勢力を拡大。
それに伴って組織名を現在の『合翼連盟』に改めた。

現在の連盟長は2代目・虎喰餮男(トラバミテツオ)。代紋は六つの頂点にそれぞれ別種の鳥の羽を挿した六角形の中に『剛』の一文字。

『連盟』の名が示す通り、その実態は"六枚羽根"と呼ばれる直接関係のない六つの独立した組織の連合体。
盟主である餮男自身が部下に執着せず自らことを運ぼうとする傾向が強いためか、それぞれの組織の長も感化されて各々が独自に判断してバラバラに行動を行っている。
餮男は個々の羽根が潰されようが痛くも痒くも無いため、各羽根に大まかな指示だけ出して好きにやらせている。
羽が潰された場合はまた新たに別の組織を取り込んで潰された組の名を与え、新たな羽根を継ぎ足すだけである。

現・六枚羽根
   
第一翼 爻凰会(ごうおうかい) 鳳翼会(ほうよくかい)
第二翼 金鷲会(こしゅうかい) *1 翠鳥会(すいちょうかい)
第三翼 白鷺会(はくろかい) 紅鶴会(こうかくかい)


《合 翼 六 枚 羽 根》

『鳳翼会』(ほうよくかい)
→右の第一翼。西日本最大規模の暴走族チーム。藤原妹紅が更生し弱体化した後、伝説の女の手によって一時壊滅したがしばらくの時を置いて新たなリーダーのもと再編されつつある。

『翠鳥会』(すいちょうかい)
→右の第二翼。腕自慢の格闘家や戦闘向け奇跡獣を擁する武闘派組織。用心棒や荒事を主なシノギとしている。最近、異様に強い新たな用心棒を雇い入れたという噂。

『紅鶴会』(こうかくかい)
→右の第三翼。芸能界やマスコミ関連に太いコネを持つ新興暴力団。表の顔は芸能事務所『893プロ』。

『爻凰会』(ごうおうかい)
→左の第一翼。ネットの陰に潜み、誰にも足取りを探られない凄腕のサイバーヤクザの集団…という噂。

『金鷲会』(こしゅうかい)
→左の第二翼。巨大暴力組織『金狗連合(きんぐれんごう)』をまとめ上げ、東日本の方で一大勢力を築いていた…が、先代会長は組の所有するサザンクロスビル最上階にあるサラダバーで謎の失踪を遂げ…現在は先代の娘派と若頭派の二つに分かれ内部分裂の真っ最中。

『白鷺会』(はくろかい)
→左の第三翼。サグメの父親で伝説の詐欺師、鷺ノ宮雉彦が興した極道組織。雉彦の死後、組の実権を握る謎の少女率いる派閥と、それに抵抗する先代の孫娘を擁する一派との間で跡目争いが続いている。
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最終更新:2025年01月07日 20:14

*1 羽根同士の連絡・調整役を請け負う"存在しない"7枚目の羽根が存在?