降ろした神性とのシンクロ率を上昇させる薬品。
接種方法は粉末、錠剤、アンプル、パッチなど様々なタイプがある。
主な原材料はドラゴンの髄液。高位の種から抽出したもの程、高い効果を発揮する。
だが作用は一時的であり、ドーピング同様に使用後は激しい苦痛を伴うフィードバッグに襲われる。
また過剰に投与し過ぎた場合、巫女でもドラゴンでもない存在へと変じて暴虐を撒き散らすだけの厄災へと成り果てる。
そもそも神々の多くは強制的にシンクロ率を弄ばれること自体が本意では無く、使用した時点で見限られて『神罰』の対象となった事例が確認されている。
現在は法で規制され、許可を得ず違法に所持している者は巫女・一般人問わず罰せられる対象となっている。
しかしながら完璧とは言えず、闇龍市では度々取引される様子が目撃されている。
接種方法は粉末、錠剤、アンプル、パッチなど様々なタイプがある。
主な原材料はドラゴンの髄液。高位の種から抽出したもの程、高い効果を発揮する。
だが作用は一時的であり、ドーピング同様に使用後は激しい苦痛を伴うフィードバッグに襲われる。
また過剰に投与し過ぎた場合、巫女でもドラゴンでもない存在へと変じて暴虐を撒き散らすだけの厄災へと成り果てる。
そもそも神々の多くは強制的にシンクロ率を弄ばれること自体が本意では無く、使用した時点で見限られて『神罰』の対象となった事例が確認されている。
現在は法で規制され、許可を得ず違法に所持している者は巫女・一般人問わず罰せられる対象となっている。
しかしながら完璧とは言えず、闇龍市では度々取引される様子が目撃されている。
- 癒揚晶の過剰投与が齎した事例
癒揚晶が法によって規制される以前であった19■■年、フランスにてドラゴンと交戦していた複数の巫女のうちの一人、■■■=■■■■■■(名前は塗り潰されており閲覧出来ないため、やむを得ず以下「A」と呼称)が生命の危機に瀕した仲間達を救う目的で癒揚晶を大量に服用した。
その結果、「A」本来の最大シンクロ率は■■%であったものの効果は絶大に発揮され、これまで以上に威力の増加した権能によって追い詰めていた側であったドラゴンを圧倒。討伐に成功する。
しかしその直後、「A」は激しい苦痛を訴えて倒れた後、【多重神性連融計画】の失敗例である破裂(バースト)に似た反応を引き起こして、ヒトとドラゴンのどちらでもない姿へと変貌並びに暴走する。
理性を完全に喪失しドラゴン・人間関係なしに見境なく暴れ狂い、■■■名の死者を出した。
もはや現地に居合わせた巫女達ではかつて「A」であったモノに対応し切れず、事態の収束のために応援要請で招集された『オリュンポス』の巫女、■■■■■=■■■■■■■■(本人が名前の非公表を希望したため伏せ字とする)によって最終的に討ち取られた。
この一件を重く見た巫女連盟は癒揚晶の規制に関する法を整備し、専門の施設外での使用・持ち出しを禁止することを表明した。
その結果、「A」本来の最大シンクロ率は■■%であったものの効果は絶大に発揮され、これまで以上に威力の増加した権能によって追い詰めていた側であったドラゴンを圧倒。討伐に成功する。
しかしその直後、「A」は激しい苦痛を訴えて倒れた後、【多重神性連融計画】の失敗例である破裂(バースト)に似た反応を引き起こして、ヒトとドラゴンのどちらでもない姿へと変貌並びに暴走する。
理性を完全に喪失しドラゴン・人間関係なしに見境なく暴れ狂い、■■■名の死者を出した。
もはや現地に居合わせた巫女達ではかつて「A」であったモノに対応し切れず、事態の収束のために応援要請で招集された『オリュンポス』の巫女、■■■■■=■■■■■■■■(本人が名前の非公表を希望したため伏せ字とする)によって最終的に討ち取られた。
この一件を重く見た巫女連盟は癒揚晶の規制に関する法を整備し、専門の施設外での使用・持ち出しを禁止することを表明した。