リエラ・デュカキス - 神薙の巫女と堕ちし龍Wiki

【巫女名】リエラ・デュカキス（ριήλα・Δουκάκης）または、131
【出身地】ギリシャ・イピロス地方
【身長体重】131cm/43kg
【年齢】16歳
【3size】数学的に調和の取れた数字だと主張している
【一人称】わたし
【血液型】A型
【好きな食べ物】マッシュルームピザ、おにぎり
【苦手な食べ物】豆類と、その加工品
【イメージカラー】水色
【アライメント】秩序・中庸
【所属組織・グループ】オリュンポス（裏方）
【最大シンクロ率】28%
【私服】ビジネススーツと茶色いトレンチコート。コートは背丈が足りないせいで裾が擦り切れている。
【巫女装束】一枚の布地から縫製された黒色のトガ。金色の襷は伝統的なアレクサンダー多項式、t^2-t+1の結び目でリボンを形成する必要がある。

「131と申します。あと、リエラ……はい、リエラ・デュカキスです。貴方はどんな数字ですか？」
「これでも2の4乗くらいは歳月を経ているのですよ。こ、子供でも合成数でもありません、立派な3ケタの素数なのです！」

数学の世界に生きている少女。本名よりも、名前の一部を数字として読み替えた「131」（ρλα）と自称する事を好む。32番目の素数であり、100番目の不足数。身体は哀れなほど小さいが、れっきとした16歳。基本的には真面目な性格だが、元より強力な権能を有していない事などを理由として巫女としての務めに対しては消極的であり、最近少しは真面目に向き合い始めたがその力は微弱。数年間修行しているが、シンクロ率が完全数の28から先へ進む気配がないという。また、自身の年齢を強硬に主張する点、マメ科の食物に対して尋常ではない嫌悪感を示している点から見た目通りの幼児性を受け取られがち。
堕ちた神を「負数」と見なしており、彼らとその戦いの中で命を落とした巫女たちを救い出すための「×-1」を探し求めて若い頃から研究をしていた。しかし自らを表す数字と、その連続素数和の中央値から成長を止めてしまった自分の身体を抱えるうちに、万物が数であるとしても、定規とコンパスによってその値を調整する事はそもそも不可能なのではないかと不安を持ち始めている。龍が負数ではなく、循環節すら持たない救いようのない無理数だったら？　人間が世界を構成する変数ではなく、神によって与えられた運命に従う浮動小数点に過ぎないとしたら？　モイライの紡ぎ出す布の紋様に浮かび上がった数字が増減するだけの神の代理戦争に、果たして何の意味があるだろうか？　彼女は取り尽くし法で円の面積を求めようとするアルキメデスのように、消えぬ不安を種々の数学的問題に向かい続けて解消しようとしている。巫女たちの儀式で奏でられる音階の数比、龍の出現地点の自己相似性の検証、そして自らの元に届けられる数多くの数字たち。

【神名】ポリュムニアー、または9人のムーサ
【性格】リエラは未だ、道を伴にする神と明確に言葉を交わすに至っていない。依代の為か、或いは彼女たちの神殿で死を迎えたとされる誰かの影響を受けたのかは不明だが、彼女らの言葉は数字として顕れている。リエラはそれらを一々「解読」しているが、現状巫女としての業務に必要な事項以上の情報を伝えてきたことは無い。
【依代との関係】敢えて形容するのなら、極めてビジネスライク。
【権能】音階の調律
【信仰度】「ムーサ」（ミューズ）としてなら悪くないが、その中の1柱となると微妙なとこあるよ