オルグレイア - 神薙の巫女と堕ちし龍Wiki【8/24更新】

【名前】オルグレイア
【別名】潜蛇龍
【モチーフ】ワイアーム、地雷
【危険度】D / C（極大個体）
【全長】20〜25メートル / 35〜45メートル（極大個体）
【体重】5〜7トン / 40〜45トン（極大個体）
【主な能力】地中急襲、熱線 / 疑似分身（極大個体のみ）

全長の長い蛇型の龍。頸部から胴体半ばにかけて体側面から左右に伸びる9対の骨質突起の間に皮膜が張り、翼のような特徴的な構造を構成している。その外見に反して飛行能力は持たないが、突起を後方に寝かせることで皮膜を折り畳み、地中に潜って活動することができる。
やや知能が高く、普段は主に地中に潜んでおり、何者かが近くを通ると、鼻先の感覚器官で地面の振動を感じ取って的確に奇襲をかける。そして着弾地点に中規模の爆発を連続的に引き起こす熱線を吐き、獲物の退路を塞ぐように畳み掛ける。
巫女との戦闘においては、地中と地上を自在に行き交って様々な攻撃を矢継ぎ早に繰り出してくるため、冷静な対処と観察眼が必要となる。地中生だが聴覚はさほど鋭敏でなく、視力が発達しているため、強い閃光を苦手とする。

さらに、時には「極大個体」と呼ばれる、通常個体の倍近い体格を持つ強力な個体が出現することがあり、こちらは危険度Cに設定されていることに注意されたい。新たな行動として、追い詰められると素早く脱皮し、龍気で満たし重量を補った脱皮殻を操って実質二頭体制となり、さらに苛烈な攻勢をかけてくる様子が確認されているため、地中から急襲してきたのが熱線を放てない脱皮殻なのか、それとも放てる本体なのかに常に気を配らなければならない。
その一方で、極大個体は皮膜が複雑な色合いに煌めいていることで知られており、通常個体以上に重く、激しい攻撃を掻い潜って見事これを制することができたならば、この世に二つとない色の切り出された皮膜は、手練の巫女にのみ許された輝きで彼女の武勇を物語る勲章にも等しい意味を持つだろう。