サーチライト
「大事な仲間が引き立つなら、それで充分じゃない」
貴女はいつも口にする。
そうやって、皆の後ろで気を遣ってばかり。
誰にも負けない、強い光を放つことが出来るのに。
そうやって、皆の後ろで気を遣ってばかり。
誰にも負けない、強い光を放つことが出来るのに。
貴女の光は、他者を照らす照明で終わるような光じゃない。
仲間を助けながら、自分も輝くことが出来る。
大衆を魅了する、眩い光を放てるのです。
仲間を助けながら、自分も輝くことが出来る。
大衆を魅了する、眩い光を放てるのです。
◇ ◇ ◇
「そう……貴女はこんなところで終わっていい子なんかじゃない……」
思わず声が震える。
不意に思い出すのは、平和だった遠い日のこと。
不意に思い出すのは、平和だった遠い日のこと。
「こんな……ところで……ッ」
握る拳に力が籠る。
今にも血が滲んでしまいそう。
今にも血が滲んでしまいそう。
私の足元で、夢の残滓が転がっている。
燦然と輝く星となる素質を秘めながら、それを恐れた少女の夢。
真っ赤な海の中で煌めいている。
燦然と輝く星となる素質を秘めながら、それを恐れた少女の夢。
真っ赤な海の中で煌めいている。
わかってる。
わかってるよ。
誰よりも優しい貴女が、誰かを殺そうとするはずなんてない。
きっと誰かの支えになって、導いて、助けてくれたんだよね。
わかってるよ。
誰よりも優しい貴女が、誰かを殺そうとするはずなんてない。
きっと誰かの支えになって、導いて、助けてくれたんだよね。
そして、そのまま散っていった。
自らの輝きを消し去ることになっても、それでも誰かの為に生きて、死んだ。
自らの輝きを消し去ることになっても、それでも誰かの為に生きて、死んだ。
――仲間を助けながら、自分も輝くことが出来る。
かつて貴女に告げた私の言葉は、今や何の意味も持たなくて。
ただ虚しく、私の心に楔となって食い込んでいる。
かつて貴女に告げた私の言葉は、今や何の意味も持たなくて。
ただ虚しく、私の心に楔となって食い込んでいる。
貴女の想いは決して無駄にはしない。
私が必ずこの戦いに終止符を打って見せる。
だから、どうか今だけは。
私を、姫を、その光で導いて欲しいのです。
これ以上迷いを抱かない為に。
私が必ずこの戦いに終止符を打って見せる。
だから、どうか今だけは。
私を、姫を、その光で導いて欲しいのです。
これ以上迷いを抱かない為に。
――さようなら、恵美ちゃん。
◇ ◇ ◇
サーチライトは月の光と共にタイトロープを照らす。
朽ちて尚照射される一筋の光。
照し出された道の先は、活路か、奈落か。
朽ちて尚照射される一筋の光。
照し出された道の先は、活路か、奈落か。
【一日目/夕方/G-4】
【徳川まつり】
[状態]四肢、背中、左腕に傷
[装備]二十六年式拳銃(4/6)
[所持品]基本支給品一式、不明支給品0~1、二十六年式拳銃実包×24
[思考・行動]
基本:『敵』を演じるのです
1:許さない
2:紗代子ちゃんとロコちゃんを探す……?
3:志保ちゃん……一体何が?
【徳川まつり】
[状態]四肢、背中、左腕に傷
[装備]二十六年式拳銃(4/6)
[所持品]基本支給品一式、不明支給品0~1、二十六年式拳銃実包×24
[思考・行動]
基本:『敵』を演じるのです
1:許さない
2:紗代子ちゃんとロコちゃんを探す……?
3:志保ちゃん……一体何が?
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