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ウイングマグナムを作ろう! - (2025/02/08 (土) 20:03:38) の1つ前との変更点
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[[Z ウイングマグナム>Z ウイングマグナム(ARシャーシ)]]は、フロントカウルを切除することでレッツ&ゴー!! Return Racersに登場する「ウイングマグナム」を再現できるようになっています。
でも「工作は苦手」と言う人や、「やり方がいまいち解らない」、と言う人も多いはず。
と言うわけで、このページではその改造方法を解説してみたいと思います。
#image(http://cdn55.atwikiimg.com/mini4vipwiki/?plugin=ref&serial=417)
まずは切り取る部分を明確にしましょう。
説明書や完成写真を参考に、サインペンなどで線を引きます。
#image(http://cdn55.atwikiimg.com/mini4vipwiki/?plugin=ref&serial=418)
表側から引くとこんな感じ。
ただし、表側はボディ裏のリブのような明確なガイドがないので、こちら側からは切りません。
#image(IMG_1695c.jpg)
ちなみに、原作風味にする場合はフロントウイング上の部分を上画像のようなラインで切り取るといいでしょう。
説明書通りに線を引くと下のようになります。
#image(http://cdn55.atwikiimg.com/mini4vipwiki/?plugin=ref&serial=419)
後は、引いたラインに沿ってナイフ類で少しずつ切っていきます。
力を入れず、根気よく何度も切り込みを入れていくのがコツです。無暗に力を入れると、切り口がヨレて汚くなってしまいます。
また、傷つけたくない部分は画像のように、テープを貼って保護してあげると失敗が少なくなります。
#image(IMG_1697.JPG)
この部分は、ラインが複雑でナイフだけで切り取るのはコツがいるので、慣れない人はピンバイスを使って肉抜きの要領で加工するといいでしょう。
手間は増えますが、慣れていない人はこうした方が失敗や怪我のリスクが少ないと思います。
#image(IMG_1699.JPG)
切り取るとこのような形になります。
#image(IMG_1700.JPG)
切り取った後の断面は、尖ってる場合があるので800番くらいの紙やすりでフチを磨いておきましょう。
こだわるなら、400番くらいから初めて1500番くらいまで磨けばかなりキレイになります。
後は、コロコロ アニキに付属の「ウイングマグナム 超激走 メタリックステッカー」を張れば完成です。
#image(IMG_1733b.jpg)
・・・・・・と言いたいところなのですが、このステッカー、ミニ四駆特集ページでは「&bold(){使い方は503ページに!}」と書いてあるのに503ページに載っているのは&bold(){でんじゃらすじーさん}・・・
&color(red){&bold(){って &size(20px){ぅおいっ!}}}
実際は509ページに掲載されていますが、そこに載っている説明も「Z ウイングマグナムに入っている説明書を読もう。Z ウイングマグナムのステッカーの番号と同じ位置に貼ればOKだ!!」という文に適当な写真を添えた&color(red){ユーザー丸投げの不親切仕様}。
&bold(){&color(red){フロントカウル周辺は形状が違うために番号がかなり違う}}上、同じ場所に貼るステッカーでも&color(red){何故か番号が変わっているものがある}など、慣れない人にはかなり面倒臭いコトになっているので、ステッカーの番号を載せた画像をここに置いておきます。
#image(IMG_1740c.jpg)
フロントウイングに貼るステッカーに番号がないのは、誤植ではなく恐らく原作ではここはカラーリングのないただの白だからでしょう。
目立つフロント部分に白だけでは地味と判断して追加したものと思われます。
つまり、ここのステッカーは貼るも貼らないも自由にしてくれってことですね。
*「原作風」ウイングマグナムを作ろう!!
さて上でも少し触れましたが、出回っている公式の完成品画像などと原作に登場したウイングマグナムを比べると、いくつか相違点があります。
#image(SCN_0008a.jpg)
これが原作のウイングマグナム。
アニキのステッカーを使った作例と比較すると、↓のような違いがあります。
#image(SCN_0008b.jpg)
まぁ実はカラーリング以外にも、よくよく見るとリヤウイングの付け根が違ったりするのですが、そういう部分を突き詰めようとするとかなりの工作技術を要求されるので、比較的簡単に再現できる部分を紹介します。
**用意するモノ
#image(IMG_1719.JPG)
マスキングテープと鉛筆、そしてコンビニ弁当などのフタの平らな部分を切り取った薄い透明な板、
#image(IMG_1729.JPG)
そしてメタリックテープを用意します。
ボールペンもあるといいです。
**カウルの切り取り方を変える。
上で触れましたが、説明書の通りに切り取ると原作と形状的差異があります。
なので、まずは原作イラストなどを参考にこの部分の切り方を変えましょう。
#image(IMG_1695c.jpg)
**ステッカーを作る
原作とカラーリングの違うところは、メタリックテープを使ってステッカーを自作します。
幸い、アニキ付属のウイングマグナムステッカーもメタリックなので、貼った時の違和感はあまりありません。
#image(IMG_1720.JPG)
作りたいステッカーを張る面に、マスキングテープを張って面の淵に沿って鉛筆で線を引きます。
#image(IMG_1721.JPG)
左右両方やりましょう(見づらいですねスイマセン)。
#image(IMG_1722.JPG)
劇中のイラストを参考に、鉛筆で模様を描いていきます(見づらいでry)。
#image(IMG_1727.JPG)
鉛筆だけだと見づらいと言う人は、ペン入れを行って線をくっきりさせましょう。
その時、雲定規を利用すれば、フリーハンドで引いた線のヨレを補正できます。
#image(IMG_1728.JPG)
出来たものを反対側に転写します。
この時活躍するのが上記の透明な薄板。
最初に作ったモノを板に張り、光に透かしながら反対側のマスキングテープの位置を合わせ、転写してあげれば反対側も簡単に作れます。
#image(IMG_1730.JPG)
後はこれを、メッキテープの上に貼ってよく切れるナイフで切りぬけばOK。
**あとは貼る
完成すると、こんな感じになります。
#image(IMG_1742.JPG)
ボディの成型色がホワイトなのであまり必要ないと思うかもしれませんが、ピュアホワイトで塗装した方がきれいに仕上がります。
また、ウイング付け根は唯一塗り分けるポイントですが、いいアクセントになるので塗装してあげると引き締まります。
その他、アドバイスとして
・フロントノーズに張るステッカー(16番)は余白を切り取っておく
ウイングマグナムステッカーは、材質の関係で局面になじみにくく、盛り上がった3次元的なウイングマグナムのフロントノーズに張るとシワになりやすいです。
フロントノーズは目につきやすい場所なので、ここにシワが出来ると見た目がかなり悪くなってしまいます。
なのでここの余白は切り取ってしまうといいでしょう。
他にも、ノーズ左右に貼るステッカー(17・18番)の余白も切り取ればきれいに仕上がります。
リヤカウル用のステッカーは、余白部分にグラデーションが入っているので、それを残したい場合は切り取らなくてもいいでしょう。
・補修は白パテで
フロントカウルの切断作業で、慣れない人はどうしても失敗してしまう部分があるかと思います。
そういう場合の補修は[[タミヤパテ(ホワイト)>http://www.tamiya.com/japan/products/87095putty/index.htm]]で行うといいでしょう。
以前は、白いラッカーパテと言うとGSIクレオス(旧グンゼ産業)のMr.ホワイトパテだったのですが、このパテは妙に粘りが強かったり硬化が遅かったり固まるとホワイトと言うより濃いめのベージュ色になるなど、かなり癖の強いものなのでお勧めできません。
タミヤパテ(ホワイト)はグレーのタミヤパテとほとんど同じ感覚で使えるうえ、硬化後もかなりの白さを保ってくれるため(多少ベージュがかる。レーシングホワイトくらい)ピュアホワイトで塗装してしまえばほとんど目立ちません。
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[[Z ウイングマグナム>Z ウイングマグナム(ARシャーシ)]]は、フロントカウルを切除することでレッツ&ゴー!! Return Racersに登場する「ウイングマグナム」を再現できるようになっています。
でも「工作は苦手」と言う人や、「やり方がいまいち解らない」、と言う人も多いはず。
と言うわけで、このページではその改造方法を解説してみたいと思います。
#image(https://img.atwiki.jp/mini4vipwiki/attach/609/417/IMG_1685.JPG)
まずは切り取る部分を明確にしましょう。
説明書や完成写真を参考に、サインペンなどで線を引きます。
#image(https://img.atwiki.jp/mini4vipwiki/attach/609/418/IMG_1686.JPG)
表側から引くとこんな感じ。
ただし、表側はボディ裏のリブのような明確なガイドがないので、こちら側からは切りません。
#image(IMG_1695c.jpg)
ちなみに、原作風味にする場合はフロントウイング上の部分を上画像のようなラインで切り取るといいでしょう。
説明書通りに線を引くと下のようになります。
#image(https://img.atwiki.jp/mini4vipwiki/attach/609/419/IMG_1688.JPG)
後は、引いたラインに沿ってナイフ類で少しずつ切っていきます。
力を入れず、根気よく何度も切り込みを入れていくのがコツです。無暗に力を入れると、切り口がヨレて汚くなってしまいます。
また、傷つけたくない部分は画像のように、テープを貼って保護してあげると失敗が少なくなります。
#image(IMG_1697.JPG)
この部分は、ラインが複雑でナイフだけで切り取るのはコツがいるので、慣れない人はピンバイスを使って肉抜きの要領で加工するといいでしょう。
手間は増えますが、慣れていない人はこうした方が失敗や怪我のリスクが少ないと思います。
#image(IMG_1699.JPG)
切り取るとこのような形になります。
#image(IMG_1700.JPG)
切り取った後の断面は、尖ってる場合があるので800番くらいの紙やすりでフチを磨いておきましょう。
こだわるなら、400番くらいから初めて1500番くらいまで磨けばかなりキレイになります。
後は、コロコロ アニキに付属の「ウイングマグナム 超激走 メタリックステッカー」を張れば完成です。
#image(IMG_1733b.jpg)
・・・・・・と言いたいところなのですが、このステッカー、ミニ四駆特集ページでは「&bold(){使い方は503ページに!}」と書いてあるのに503ページに載っているのは&bold(){でんじゃらすじーさん}・・・
&color(red){&bold(){って &size(20px){ぅおいっ!}}}
実際は509ページに掲載されていますが、そこに載っている説明も「Z ウイングマグナムに入っている説明書を読もう。Z ウイングマグナムのステッカーの番号と同じ位置に貼ればOKだ!!」という文に適当な写真を添えた&color(red){ユーザー丸投げの不親切仕様}。
&bold(){&color(red){フロントカウル周辺は形状が違うために番号がかなり違う}}上、同じ場所に貼るステッカーでも&color(red){何故か番号が変わっているものがある}など、慣れない人にはかなり面倒臭いコトになっているので、ステッカーの番号を載せた画像をここに置いておきます。
#image(IMG_1740c.jpg)
フロントウイングに貼るステッカーに番号がないのは、誤植ではなく恐らく原作ではここはカラーリングのないただの白だからでしょう。
目立つフロント部分に白だけでは地味と判断して追加したものと思われます。
つまり、ここのステッカーは貼るも貼らないも自由にしてくれってことですね。
*「原作風」ウイングマグナムを作ろう!!
さて上でも少し触れましたが、出回っている公式の完成品画像などと原作に登場したウイングマグナムを比べると、いくつか相違点があります。
#image(SCN_0008a.jpg)
これが原作のウイングマグナム。
アニキのステッカーを使った作例と比較すると、↓のような違いがあります。
#image(SCN_0008b.jpg)
まぁ実はカラーリング以外にも、よくよく見るとリヤウイングの付け根が違ったりするのですが、そういう部分を突き詰めようとするとかなりの工作技術を要求されるので、比較的簡単に再現できる部分を紹介します。
**用意するモノ
#image(IMG_1719.JPG)
マスキングテープと鉛筆、そしてコンビニ弁当などのフタの平らな部分を切り取った薄い透明な板、
#image(IMG_1729.JPG)
そしてメタリックテープを用意します。
ボールペンもあるといいです。
**カウルの切り取り方を変える。
上で触れましたが、説明書の通りに切り取ると原作と形状的差異があります。
なので、まずは原作イラストなどを参考にこの部分の切り方を変えましょう。
#image(IMG_1695c.jpg)
**ステッカーを作る
原作とカラーリングの違うところは、メタリックテープを使ってステッカーを自作します。
幸い、アニキ付属のウイングマグナムステッカーもメタリックなので、貼った時の違和感はあまりありません。
#image(IMG_1720.JPG)
作りたいステッカーを張る面に、マスキングテープを張って面の淵に沿って鉛筆で線を引きます。
#image(IMG_1721.JPG)
左右両方やりましょう(見づらいですねスイマセン)。
#image(IMG_1722.JPG)
劇中のイラストを参考に、鉛筆で模様を描いていきます(見づらいでry)。
#image(IMG_1727.JPG)
鉛筆だけだと見づらいと言う人は、ペン入れを行って線をくっきりさせましょう。
その時、雲定規を利用すれば、フリーハンドで引いた線のヨレを補正できます。
#image(IMG_1728.JPG)
出来たものを反対側に転写します。
この時活躍するのが上記の透明な薄板。
最初に作ったモノを板に張り、光に透かしながら反対側のマスキングテープの位置を合わせ、転写してあげれば反対側も簡単に作れます。
#image(IMG_1730.JPG)
後はこれを、メッキテープの上に貼ってよく切れるナイフで切りぬけばOK。
**あとは貼る
完成すると、こんな感じになります。
#image(IMG_1742.JPG)
ボディの成型色がホワイトなのであまり必要ないと思うかもしれませんが、ピュアホワイトで塗装した方がきれいに仕上がります。
また、ウイング付け根は唯一塗り分けるポイントですが、いいアクセントになるので塗装してあげると引き締まります。
その他、アドバイスとして
・フロントノーズに張るステッカー(16番)は余白を切り取っておく
ウイングマグナムステッカーは、材質の関係で局面になじみにくく、盛り上がった3次元的なウイングマグナムのフロントノーズに張るとシワになりやすいです。
フロントノーズは目につきやすい場所なので、ここにシワが出来ると見た目がかなり悪くなってしまいます。
なのでここの余白は切り取ってしまうといいでしょう。
他にも、ノーズ左右に貼るステッカー(17・18番)の余白も切り取ればきれいに仕上がります。
リヤカウル用のステッカーは、余白部分にグラデーションが入っているので、それを残したい場合は切り取らなくてもいいでしょう。
・補修は白パテで
フロントカウルの切断作業で、慣れない人はどうしても失敗してしまう部分があるかと思います。
そういう場合の補修は[[タミヤパテ(ホワイト)>http://www.tamiya.com/japan/products/87095putty/index.htm]]で行うといいでしょう。
以前は、白いラッカーパテと言うとGSIクレオス(旧グンゼ産業)のMr.ホワイトパテだったのですが、このパテは妙に粘りが強かったり硬化が遅かったり固まるとホワイトと言うより濃いめのベージュ色になるなど、かなり癖の強いものなのでお勧めできません。
タミヤパテ(ホワイト)はグレーのタミヤパテとほとんど同じ感覚で使えるうえ、硬化後もかなりの白さを保ってくれるため(多少ベージュがかる。レーシングホワイトくらい)ピュアホワイトで塗装してしまえばほとんど目立ちません。
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