[基本データ]
- 使用ドライブシャフト:60mm
- 対応ギヤ比:5:1、4.2:1、4:1、3.5:1、3.7:1 (※)
- 使用カウンターギヤシャフト:ツバつき
- プロペラシャフト:1.4mm(S1・TZ用)
- ターミナル:X型
- 重量(シャーシ骨格のみ他未装着):?g
[概要]
ホビーショー2019で発表された令和初の新シャーシで、
VSシャーシの発展型として開発されている。
読みは「ブイゼット」。
駆動系は優秀だったVSのモノを踏襲し、
ZERO系シャーシの系譜で駆動伝達にはヘリカルクラウンと1.4mmプロペラシャフトを採用している。
フロントギヤケースはほぼVSと同じもの(電池を抜きやすい様に窪みを設けるなど、細かい改良点はある)。
その為ヒンジにより前方に跳ね上げるように開閉する。スイッチはVS同様スイング型。
リヤギヤケースも同じくVSに近い形状だが、走行中のトラブル防止の為、
S2や
FM-Aの様にネジ止め出来るようになった。
また、モーター部にはS2の様なモーターカバーが付く。
ただ、S2の様な只置いてあるだけの飾りの様なものではなく、FM-Aと同じくかなりガッチリしていて、アルミモーターサポートの様にモーターを保持する機能がある。
しかしこのモーターカバー、外さないとVSシャーシ用のボディの中には載せ替えられないモノもあったりする。
そしてARやFM-Aと同様でS2やVSと異なり、構造上アルミモーターサポートは取付不可である。
バッテリーホルダーもフロントギヤケースと同じくVSを踏襲した開閉式。
やはり原型に近い形状だが、強度が増すように改良が加えられている。
なお、ギヤケースや前後バンパーが成形されたAランナーは基本的にABSだが、軸受はARなどと同様の低摩擦樹脂になる。
この軸受ランナーは、先にGUPとして発売されたモノがそのまま同梱されている。
その為620サイズが5つあるだけではなく、このシャーシには使わない520ベアリングまで付属しているw
シャーシ裏の肉抜きは形状が一新され、不規則な楕円が並んでいたVSに対しVZでは電池に沿うような形で一直線に肉抜きされている。
また、モーター下のスリットは2つ穴から3つ穴に変更されている。
スリット付近には「ABS」「PC+ABS」「PA-GF」の刻印が在り、ポリカVZやカーボンVZの後日登場を匂わせている。
最大の改良点と言えるのがフロントバンパーで、シャフトドライブシャーシとしては初めてリヤと同規格のネジ穴も使える2点止めの取り外し式となった(但し発表された試作品ではFM-Aのフロントスキッドと同じ幅の穴を使用して固定している)。
そのため、バンパーを丸々FRPに交換するような改造も容易となった。
また、ネオVQSと同時にVZ用フロントFRPステーも発売された。
サイドガードは大型のダブルデルタ型から小型化され、クリップドデルタ型にマスダンパーやFRPプレート装着の為のネジ穴が2つ開けられている。
また、リヤタイヤ寄りだけでなくフロントタイヤ寄りの部分にも小さなモノが追加され、そこにもネジ穴が2つ空いている。
リヤステーは従来と同じ規格で新型のモノを採用している。
なお、1点止めステー用の取り付け部分は、需要がなくなったためか廃止された。
ボディキャッチも新形状になっている。
なんだか目玉の飛び出したカエルに見えるのは気のせいだろうか・・・
[カラーバリエーション]
前後のバンパーがAパーツとしてギヤケースのランナーと一体成型に成っている。
本体
限定GUP(ITEM 95629)で登場。
Aランナーも同梱。
ネオVQS アジアチャレンジ2021スペシャルでも採用。
限定GUP(ITEM 95630)で登場。
Aランナーも同梱。
Aランナー
レイスピアーに採用。
限定GUP(ITEM 95629)に付属。
ネオVQS アジアチャレンジ2021スペシャルで採用。
[その他]
最終更新:2022年06月18日 23:15