ミニ四駆

全てのミニ四駆の「源流」。
当時の社長が、自身が老眼になって模型製作に苦労したことから、
「プラモってもっと手軽に作れるものではなかったか」
と思い開発した、モーターライズのスケールモデルだった。
その後、売り上げ不振からアニメーターの大塚康生氏の助力を得、彼の手によってデフォルメされたコミカルなデザインのキットの登場により売り上げを伸ばしていく。
レーサーミニ四駆登場以降シリーズが増え、単純に「ミニ四駆シリーズ」と表記してしまうとこのシリーズを指すのかミニ四駆全体を指すのかややこしい為か、かつて小学館から発行されていた書籍の中には便宜上「コミカルミニ四駆」「RVミニ四駆」というシリーズ名で表記されていたことがあり、現在もこのシリーズの通称の一つになっている(その他無印シリーズ、初代シリーズ等と呼ばれる)。
しかし大塚氏がデフォルメデザインを手掛けたNo.6~No.11までのものも含め、正式なシリーズ名は現在もミニ四駆シリーズのまま(タミヤのホームページでも「ミニ四駆」と記載されている)。
大きなタイヤや大パワーを生みだすウォームギヤなど、オフロード向けのシャーシ構造。
シャーシは最初期のNo.1~5、コミカルデザインのNo.6~11、田宮ラリー ランクルのNo.12~13、二次ブーム期のNo.14~23でそれぞれ違う4種類が存在する(但しラリーランクルのシャーシは最初期型を少し手直ししたマイナーチェンジ)が、シャーシの長さや接続部分の規格が異なるため、タイプが違うものではボディの互換性もない場合が多い。
No.1〜13に採用されている3種類のシャーシでは一部部品に互換性があるが、No.14以降はほぼ新規設計なので、互換性があるのは一部電池金具のみ。

2025年に四半世紀以上の間を置いてNo.24 ファンブルンが登場。
久方ぶりの新規キットというだけで無く、両軸モーターを搭載する新型シャーシを採用している。
この新型シャーシで初めて明確に「EZシャーシ」と言う名前が付けられた。

スタンダードラインナップ







限定ラインナップその他






最終更新:2025年03月09日 22:05