185 :ドクオ二次創作2話 1:2014/01/24(金) 21:45:45 ID:???
シャーシャー・・・・・・
今日も俺は荒巻模型店に来ていた。
先日、抵抗抜きに挑戦してエンペラーの速度が上がり、コースアウトするようになったので調整しているのだ。
しかし・・・
ガシャンッ!
('A`)「あっ!」
まただ。
なかなかセッティングが決まらず、LCで1/3くらいの確率でコースアウトしていた。
('A`)「またか・・・ん?アレ!?」
エンペラーを拾い上げると、リヤウィングの左垂直翼が折れ、ボディもプラプラになっていた。
しかしボディキャッチはシャーシ側に残っている。ボディキャッチ部が破損していた。
186 :ドクオ二次創作2話 1:2014/01/24(金) 21:47:54 ID:???
復帰してから、本格的にマシンが破損したのは初めてだ。
治したいが、そんな技術も工具もない。
精々、接着剤でくっつけるぐらいだが、こんな線みたいな細い接着面ではまたすぐに割れてしまう事は素人目にも明らかだった。
(´・ω・`)「どうしたんだい? あ、ボディが壊れちゃったんだね。ボディキャッチ部とウィングは破損率が高いからね」
('A`)「そっか、ボディキャッチはボディ全体を支えている上に細くなってるものなぁ。ウィングは一番出っ張ってるし・・・」
(´・ω・`)「そうだね、こればかりはどうしようもないね」
('A`)「ねぇショボン、良い補修方法ない?」
(´・ω・`)「うん、いくつかあるけど、プラリペアを使ってみようか」
('A`)「プラリペア?」
187 :ドクオ二次創作2話 3(↑のは2です、スンません・・・):2014/01/24(金) 21:51:17 ID:???
(´・ω・`)「プラスチック補修用にホームセンターやカー用品店で売ってる、
言ってみれば接着剤とパテ両方の性質をもったマテリアルなんだ」
('A`)「へぇ~」
(´・ω・`)「歯科で使う歯の一次補修に用いる詰め物を転用したものなんだ。
適応素材には接着力が凄く強力でね、割ろうとするとプラリペアを使ったところ以外から割れるくらいなんだ」
('A`)「それは凄い」
(´・ω・`)「しかもね、パテの役割もしてくれるから隙間があっても埋めてくっつけてくれるのさ。
おまけに、硬化すると凄く固くて頑丈になる。何せ、元々人間の体の中でもっとも固い歯に使うものだからね。
もっとも、固すぎて加工が難しいという欠点もある。まぁ、その欠点を差し引いてもその強度は魅力的なんだ」
('A`)「なるほど、じゃあそれでやってみようかな」
(´・ω・`)「ただね、ちょっと値が張るんだ」
('A`)「どれくらい?」
(´・ω・`)「定価は解らないけど、だいたい1300~1600円くらいかな」
188 :ドクオ二次創作2話 4:2014/01/24(金) 21:59:16 ID:???
それほど高いものでもないが、バイトしているとはいえ学生にその価格は少々キツイ。
(´・ω・`)「安心して、100均で同じ様なの売ってるから。100円で全部そろうわけじゃないけど、全部で1000円もいらないよ」
('A`)「えっ、そうなの?」
(´・ω・`)「プラリペア形無しだよねぇw なおさんが教えてくれたんだ、あの人も井桁とかで接着剤は色々試しているからね」
なるほど、色々な技術的側面でなおさんが荒巻模型店で最もレベルが高いのかもしれない。
189 :ドクオ二次創作2話 5:2014/01/24(金) 22:03:15 ID:???
(´・ω・`)「所でドクオ君、きみ石油系のキツい匂いは大丈夫かい?」
('A`)「? この前エンペラーも塗装したし、ある程度は大丈夫だと思うけど、どうして?」
(´・ω・`)「歯医者さんで詰め物をした時の事を思い出してごらん? 接着剤の匂いが凄かったろう?」
('A`)「そう言えば・・・。アレは強烈だったなぁ」
(´・ω・`)「プラリペアはあれと同じものを使ってるから、かなり臭いよ。
おまけに、100均で売っているのはその臭いを誤魔化す為にかなりキツい香料が入ってるんだ。
しかもそれが、元の匂いがキツすぎて誤魔化しきれてないんだ。
おかげで元の匂いと香料の匂いが混ざって異次元の臭さだよ」
('A`)「なるほどなぁ。でもプラリペアが一番強く補修できるんだよね?」
190 :ドクオ二次創作2話 6:2014/01/24(金) 22:05:17 ID:???
ショボンはうん、とうなづく。
('A`)「なら、頑張ってみるよ。」
(´・ω・`)「じゃあ、いっしょに買いに行こうか。僕も丁度、リキッドが切れて買いに行こうと思ってたからね。」
と、言う事でショボンと100均へ行く事になった。
191 :ドクオ二次創作2話 7:2014/01/24(金) 22:07:05 ID:???
――――――――――――
('A`)「ここから一番近い所と言ったらダ●ソーかな?」
(´・ω・`)「うん。でも、100均ならどこにでも置いてあるわけじゃないんだ。特にダイソーには絶対に置いてないね」
('A`)「へぇ、ダ●ソー色々置いてあって便利だけど、何でも置いてあるわけじゃないんだね。じゃあ、どこ行こっか?」
(´・ω・`)「うん、僕がよく行く○○のセ●アに行こうか。ホントは隣町のシ●クが一番揃ってるんだけど、遠いからね」
荒巻模型から20分ほど歩いて、とあるビルの一角にあるセ●アにたどり着いた。
192 :ドクオ二次創作2話 8:2014/01/24(金) 22:10:08 ID:???
(´・ω・`)「こっちだよ」
('A`)「え、ここ?」
驚いた。てっきり接着剤とかのコーナーにあると思っていたら、ショボンが行った先は女性用の化粧品が開いてある一角、
ネイルコーナーだったのだ。
(´・ω・`)「驚いたかい? プラリペアの代用になるアクリルパウダーとアクリルリキッドは、
ネイルアート用に販売されてるんだ。
ほら、プラリペアが歯科用品からの転用品だって言ったよね、
それとほぼ同じアクリルパウダーとアクリルリキッドは爪用に販売されてるのさ。
歯も爪も同じ人体の一部だというのは共通してるだろう?」
なるほど、なんとなく納得できる。
193 :ドクオ二次創作2話 9:2014/01/24(金) 22:12:07 ID:???
(´・ω・`)「それで、アクリルパウダーがコレなんだけど・・・リキッドがないね、困ったな」
ショボが指した一角を見ると、なるほど、アクリルパウダーと書かれた商品はいくつかあるが、
リキッドというのは売り切れているらしかった。
(´・ω・`)「リキッドはよく売り切れているんだ。使っていて真っ先に無くなるのがリキッドだからね。
う~ん、ここに無いとなると、やっぱり隣町のシ●クに行くしかないかな」
('A`)「遠いけど仕方ないね」
と、いうわけで、その店を出てシ●クに行く事になった。
ショボは目的のリキッドがなかったので何も買わず、俺は一応パウダー(白)だけ買っておいた。
――――――――――――
194 :ドクオ二次創作2話 10:2014/01/24(金) 22:14:10 ID:???
隣町までは電車を使わなければならない。二人で駅まで歩いた。
(´・ω・`)「隣町のシ●クはネイル用アクリル用品の品ぞろえは良いんだけど、遠いのが難点だね」
('A`)「電車まで使わなきゃいけないのは面倒だね」
そんな事を話しながら改札に向かっていると、オレンジ色の看板が目に入った。
('A`)「あ、ねえねえショボン、あそこに無いかな。100円コーナーありって出てる」
(´・ω・`)「ダ●コクドラッグか、こんな所に新しく出来たんだね。
そう言えばドラッグストアって化粧品やネイル用品も置いてあるしね、入ってみようか」
195 :ドクオ二次創作2話 11:2014/01/24(金) 22:18:46 ID:???
入店してネイルコーナーに行くと、大当たりだった。先ほどのセ●アよりもアクリル用品がずっと充実していた。
(´・ω・`)「凄い、近所にこれだけアクリル関連の商品を扱っている店があるなんて。
リキッドもたくさん置いてあるし、パウダーなんか全色あるね。良い店が出来た」
('A`)「これだけ品ぞろえが充実してるなら、いつでも手に入るね」
俺は先ほど買った白のパウダーに加え、クリアーのパウダーとリキッドを買う事にした。ショボンは、リキッドをいくつか買い込むようだ。
(´・ω・`)「あ、そうそう。インジェクターも買わないとね」
('A`)「インジェクター?」
196 :ドクオ二次創作2話 12:2014/01/24(金) 22:21:50 ID:???
(´・ω・`)「うん、リキッドを扱う為の、言ってみればスポイトみたいなものかな。
同じ化粧品コーナーにあるよ。大抵針の先がとがってない注射器型だね」
('A`)「あ、これか」
言われて少し見渡すと、すぐにそれは見つかった。青い注射器。
しかし、先端はなるほど尖っていなかった。
(´・ω・`)「本家プラリペアでは小さなプラボトルに金属の細いノズルが付いた、本当にスポイトに近いモノが付属しているけどね。
僕としては注射器型の方が液の量をコントロールし易いから使いやすいと思う。
あ、ノズルが出来るだけ細い奴を選んだ方がいいよ」
('A`)「どうして?」
(´・ω・`)「ノズルが太いと微調整が難しくて、少しだけ液を出すのが困難でドバッとたくさん出やすいんだ。
液がこぼれると余計な所に流れ込んで溶かしちゃうからね」
197 :ドクオ二次創作2話 13:2014/01/24(金) 22:23:58 ID:???
ショボのアドバイスに従い、出来るだけ細いノズルのインジェクターを選び、会計を済ませた。
最初の店で買ったパウダーも合わせ、
アクリルパウダー(白)×1、パウダー(クリア―)×1、リキッド×1、インジェクター×1
が全て105円、計420円でそろった。元のプラリペア―というのが1300~1600円だとすると破格の値段だろう。
('A`)「なんでこんなに安いんだろう? 量が少ないとか?」
(´・ω・`)「いや、ほとんど遜色ないんだ。リキッドなんかほぼ同じ量だしね。全く謎だよ」
補修は何段階かに分けるという事で、帰る道すがら作業手順を聞いていく。
198 :ドクオ二次創作2話 14:2014/01/24(金) 22:25:44 ID:???
(´・ω・`)「ドクオ君、プラモデル用の接着剤はあるかい?」
('A`)「うん、以前モナーさんに聞いて一個あった方がいいかなと思って買ってあるよ」
と、言っても使う機会がないままで置物と化していたが。
(´・ω・`)「使い方は解るよね?」
('A`)「一応」
(´・ω・`)「まずは割れた所をそれでずれない様にくっつけるんだ。仮止めだね。
プラモデル用の接着剤なら、きちんと接着出来ていればそれなりの強度になるはずだよ。
それでも、元の状態よりは強度が低くなってしまうから、プラリペアを使うのさ」
('A`)「なるほど」
(´・ω・`)「最終的にはヤスリとかで綺麗にするから、ひび割れ周辺は少しくらいはみ出したりして汚くなってもいいから、
ガッチリ接着するといいよ」
('A`)「わかった」
ショボと別れ、自分の部屋に帰って言われた通り破損部分を接着した。
199 :ドクオ二次創作2話 15:2014/01/24(金) 22:27:49 ID:???
――――翌日・ショボンの家――――
(´・ω・`)「じゃあ、始めようか。まず、リューターを貸してあげるからボディ裏からヒビとその周辺を一段掘り下げて」
('A`)「あ、ショボンもリューター持ってるんだ」
(´・ω・`)「うん、井桁とかフローティングをするとなるとどうしても一つあった方が便利だからね」
('A`)「どうして一段削るの? せっかく接着したのに?」
(´・ω・`)「昨日言ったように、プラモデル用接着剤の結合力には限界があるんだ。
そこでプラリペア、って言うかアクリルリキッド・パウダーの結合力と強度を利用するんだけど、
それを生かす為にはアクリルリキッド・パウダーが触れる面積を増やして結合力を強化してあげる必要がある。
そのままでも十分強力なんだけどね。もちろん、削りすぎると穴が開いたりまた割れたりするから、慎重にね」
('A`)「なるほど」
200 :ドクオ二次創作2話 16:2014/01/24(金) 22:30:25 ID:???
ショボンのアドバイスを聞きながら、昨日接着したボディキャッチ部とウィングの割れ目に沿ってリューターを走らせ、一段掘り下げていく。
削りすぎないよう、気を付けながら・・・
('A`)「できた」
ショボンはプラリペアのチラシを出して来て説明してくれた。
(´・ω・`)「で、今回は振りかけ法で行こうか」
('A`)「分かった」
(´・ω・`)「パウダーをこれで削った溝に盛り付けていくんだ」
そう言ってショボは先を平たく削った爪楊枝を渡してくれた。
201 :ドクオ二次創作2話 17:2014/01/24(金) 22:33:00 ID:???
(´・ω・`)「パウダーは少し多いくらいがいいよ。リキッドをかければ嵩が減るからね」
('A`)「ふむふむ」
白いアクリル粉をリューターで削った溝に落としていく。
粉にも香料が入っているらしく、甘い香りがした。
(´・ω・`)「それくらいで良いかな。じゃぁインジェクターでリキッドを少しとって。
あ、吸い上げた後、インジェクターの液が入ってるあたりは触らない方がいいよ。
液が体温で膨張して勝手にノズルから垂れてきちゃうからね」
('A`)「そっか、そうなったら余計な所についちゃうもんね」
液をすくおうと、ビンのキャップを開ける。
思わず・・・うっと声が出る。
202 :ドクオ二次創作2話 18:2014/01/24(金) 22:34:12 ID:???
('A`)「く、臭い…!」
ショボンの言った通り、いやそれ以上に臭い。
歯科医で嗅いだあの匂い、それに先ほどの粉と同じような甘い臭いが強烈に混ざって、もうすでに異次元の臭さだ。
(´・ω・`)「きついだろう? 僕はもう慣れちゃったけど、最初は鼻が曲がるかと思ったよ」
('A`)「早く済ませてしまおう・・・」
こんな臭い、いつまでも嗅いでいられなかった。
(´・ω・`)「液を出しすぎない様にね。余計な所に流れ込んでもまずいけど、
プラ用接着剤でくっつけた境界が溶け出して接着面がゆがむ恐れもあるからね」
幸い、リキッドを落とすだけで残りの作業は終了した。
203 :ドクオ二次創作2話 19:2014/01/24(金) 22:35:40 ID:???
('A`)「この後はどうするの?」
(´・ω・`)「うん、硬化を待って傷口を紙やすりで整えて、そこを再塗装するんだ」
('A`)「硬化にはどれくらい?」
(´・ω・`)「アクリルが硬化するのは30分もあれば十分なんだけど、
アクリルリキッドが溶かしたボディの素材が元の固さに戻るまで時間がかかるんだ。
だから今日はこれまでにして明日以降作業しよう」
('A`)「時間がかかるんだなぁ」
(´・ω・`)「焦っても仕方ないよ。慌てると元も子もなくすよ」
('A`)「ブーンが復帰した時みたいに?(※本編1話参照)」
(´・ω・`)「そうそう・・・ぷっ」
ド・ショ『あッはッはッ』
二人して笑い合う。
204 :ドクオ二次創作2話 20:2014/01/24(金) 22:36:29 ID:???
(´・ω・`)「それに、僕よりなおさん達の方がプラボディの扱いについては詳しいからね。
週末になればまた荒巻模型に来るだろうし、その時に教えてもらえばいいんじゃないかな」
('A`)「そっか、ショボンは普段ポリカーボネイトのウィニングバードを使っているものね」
(´・ω・`)「それにその頃になれば、補修した所も完全に固まってるだろうしね」
205 :ドクオ二次創作2話 21:2014/01/24(金) 22:39:23 ID:???
と、言う事で週末になおさんに頼んでみた。
('(゚∀゚∩「いいよ!」
と、すぐ承諾してくれた。とてもありがたい。
('(゚∀゚∩「じゃあ少し走らせたらボクの家に行こうか!」
再びなおさんの家にお邪魔する事になった。
('A`)「お邪魔しまーす」
なお母「あらいらっしゃい。お友達?」
この前はいなかった人のよさそうなおばさんが迎えてくれた。
('(゚∀゚∩「そうだよ! 荒巻の
ミニ四駆仲間だよ!」
なお母「ゆっくりして行ってね」
('A`)「ありがとうございます」
206 :ドクオ二次創作2話 22:2014/01/24(金) 22:41:37 ID:???
――――なおるよの部屋――――
('A`)「今更ですけど、いきなりお邪魔してよかったんですか?」
('(゚∀゚∩「ドクオ君だけなら問題ないよ! じゃあちょっとボディを見せてくれるかな?」
('A`)「コレなんですけど・・・」
('(゚∀゚∩「うん、上手くくっついてると思うよ! じゃあ、余計な出っ張りを削ろうか!
プラリペアは目立たないボディ裏に使ってるから、組み立てや見た目に支障がなければ削らなくて良いよ!
その方が強度高いしね!」
('A`)「なるほど」
207 :ドクオ二次創作2話 23:2014/01/24(金) 22:44:42 ID:???
部品を組み立ててみる。ボディキャッチ裏の所が少し干渉しているようだ。
('A`)(MSはボディキャッチ部のすぐ前にギヤケースが出っ張ってるからなぁ)
干渉している部分をリューターを貸してもらって削る。確かに固い素材のようだ。
ウィングも、補修は裏からしているとは言え端の方は少し見えるので、見える範囲だけアクリルの盛り上がりを薄く削っておいた。
('(゚∀゚∩「後は表側を紙やすりで整えるんだ! 400番くらいから始めるといいよ! 紙やすりは僕のを貸してあげるよ!」
('A`)「すみません、色々借りちゃって」
('(゚∀゚∩「気にしなくていいよ! それに自分の技術を誰かに教えるのは楽しいよ!」
なおさん、良い人だ。
211 :ドクオ二次創作2話 24(誤字修正版):2014/01/24(金) 22:59:46 ID:???
('(゚∀゚∩「紙やすりが当たってほしくない所はテープで保護するといいよ!」
補修個所周辺をテープで覆う。
表はプラモデル用接着剤の跡だけなので楽だった。
当て木した紙やすりを400番、600番、800番と順に上げていき、最後に1000番で仕上げた。
('(゚∀゚∩「じゃあ、ボディを洗って補修した所のリペイントだよ! 塗料は持ってきたかい?」
('A`)「はい」
あの京急バーミリオンだ。
テープをはがし、ボディを洗う。
乾いたら、もう一度補修部分以外の所をマスキングした。
209 :ドクオ二次創作2話 25:2014/01/24(金) 22:48:19 ID:???
('A`)「サーフェイサーは吹かないんですか?」
('(゚∀゚∩「紙やすりをかけてあるからね! 十分塗料が食いつくと思うよ! それにあまり塗料を厚塗りすると段差が目立つからね!」
('A`)「なるほど、そうなんですか」
ベランダに出てスプレーを吹く。
シュッシュッと吹きかけるたびに白い下地が隠れ、親しんだ濃い赤色に染まる。
・・・・・・
そして塗料が乾き、すべての作業が終わった。
210 :ドクオ二次創作2話 26:2014/01/24(金) 22:56:28 ID:???
('A`)「出来ました!」
('(゚∀゚∩「おおー綺麗になったね! 見た目にはほとんどわからないよ!」
我ながらよく出来た方だ。
('(゚∀゚∩「どうだいドクオ君、たとえ破損してもこうやって修理できれば慣れ親しんだボディを捨てなくて済むんだよ!」
('A`)「はい、やっぱり今まで一緒にやってきたものがまた使えるのはうれしいですね」
('(゚∀゚∩「だよね!」
こうして、俺はまたエンペラーへの愛着を深めるのだった。
まだまだ走らせてやるからな。
――――二次創作第2話 ドクオはエンペラーを修理するようです 完――――
242 :ドクオ二次創作2話 おまけ::2014/01/27(月) 18:05:18 ID:???
从 ゚∀从「? 何こそこそしてんだ?」
壁| -゚)・・・
川 ゚ -゚)(ショボンとドクオが二人きりでお出かけ・・・)
川* ゚ -゚)(ショボ×ドク ハァハァ)
最終更新:2014年02月04日 17:28