サイクロンマグナム

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サイクロンマグナム - (2024/06/14 (金) 00:03:45) のソース

[[VIPミニ四駆スレ的マシン解説]]

*【基本データ】
・ノーマル
●全長147mm ●全幅90mm ●全高41mm
●Item No:19412
●本体価格600円→本体価格780円(2015年8月改定) ●1996年9月18日発売
・スペシャルキット
●全長147mm ●全幅90mm
●Item No:94620  
●本体価格1,100円 ●2007年10月27日(土)発売
 
*【本体内容】
#image(IMG_5210.JPG)
シャーシは[[スーパーTZ>SUPER TZ]]。
ギヤ比は5:1に加え、4:1が付属。
ホイールは、後にTZシャーシのフルカウルシリーズ共通となる新型のワイドトレッドホイール(蛍光グリーン)にS1フルカウルと同型のタイヤをセット。
ゴムリング付14mmプラローラー、ゴム無し13mmを装備。
取り外し可能なリヤステー付き。

*【漫画、アニメでの活躍】 
大破した[[ビクトリーマグナム]]に替わり無印後半(原作では終盤)~WGP前半を駆けた3代目マグナム。

アニメと原作で登場エピソードがかなり異なるが、ある意味すごいのは原作である。
なんと原作では、豪が大破したVマグナムの破片をZMCパテで(烈の手を借りながらではあるが)自力でつなぎ合わせて成型したのである。
殆どフルスクラッチ・・・
あのどん詰まりの状況であそこまで工作してしまう(カラーリングまでしてあるw)とは、土屋博士が持たせたリュックはどれだけ4次元ポケットなのかと言いたいwww
そして星馬兄弟はどれだけ工作技術が高いのかwwwww
大神研究所内だったのだから、近くに工作機械があってそれを借りて作った、とかにすればまだ無理がなかったと思うんだ・・・
ボディは作り直したが、シャーシはVマグナムのものをそのまま使っているのでS1のはずだが、途中でシレッとTZになっているw
原作では登場当初、超空力マシンと言うことになっていたが、アニメと違い相変わらずダウンフォースは効いていないらしく、アストロレンジャーズのブレッドにその点を指摘されている。
最後はロッソストラーダ戦にて大きく破損するも、ヴィクトリーズの中では比較的ダメージが小さかったため、[[ビートマグナム]]に進化することとなる。

レツゴコンビニコミック第2弾の書き下ろし漫画・[[ロデオソニック]]編にもカルロの回想の中でちょろっと登場。

アニメ版では、[[レイスティンガー]]に破壊されたマグナムの破片を元に自動成型機で再生させる為、豪がシミュレーターで細かいセッティングをしていたが、その最中に大神研究所からカイが操るコンピューターウィルスが襲来、それが原因でデータは破壊されてしまうが、ウィルスの破壊行為のためにVマグナムのデータが破壊直前に変化、サイクロンマグナムの原型となる。
どうでもいいが、このあと豪が起した絵がひどいもので、あの絵からこれだけまともなデザインに直したJ(と取り込んだコンピュータ)は凄い。マジ天才。
この際ボディに合わせてシャーシもオリジナルで新造しているが、ボディキャッチだけは無傷だったVマグナムの物を使用している。
こちらではスーパーダウンフォースマシンと言うことになっているが、当初は加速に時間が掛かる上に空力的負荷にボディが耐えられず破損するなど、欠点が多々あった。
後に、それらの欠点はJや土屋博士の協力で克服することになる。
こちらでも原作と同じく、WGP編ロッソストラーダ戦にて最期を迎える。
ただし若干エピソードが異なり、破損したヴィクトリーズのマシンを一番ダメージの少なかったサイクロンマグナムに集約、結果的にそのごちゃまぜが功を奏しマグナムはすさまじいスピードを発揮するが、その負荷に耐えられずゴール直後に破損。
そのため、その時のデータをもとに[[ビートマグナム]]を開発する。
なおこの時「サイクロン・トライ・コブラ・エボリューション・ハリケーン・マグナム」といかにも全機合体らしい長い名前で呼んだがソニック以外は内部部品を移植したので見た目は殆どウイングが違うだけだったりする。

なお各パーツが小さめな上に数が少なく描き辛いのか、作画崩壊してるシーンが非常に多い。特に無印。


Return Racers第3・4話にも登場。
ボディ形状がキット基準になり、フロントカウル根元の支柱が追加されたりリヤウィングの取り付け方が変更されるなど、かつての原作版と差異がある。
またアニメの影響なのか、フロントカウル根元の支柱は黒ではなく白になっている。
リヤウィングの根元も、取り付け方式こそキット基準になったが、蛇腹状のディティールが加えられている(一応実際のキットでもうっすらモールドされている)。
4話では[[ハリケーンソニック]]と共に[[ビークスティンガー G>ビークスティンガー G(ARシャーシ)]]に大破させられ、烈と豪の「なりふり構ってられないな」という決意と共に2代は合体、両方の性能を併せ持つ高性能ハイブリットマシンとしてビークスティンガーに挑んだ。

2018年末に公開された「TAXi ダイヤモンド・ミッション」とのコラボレーションイラストにも描かれた。

また、96年ごろコロコロに連載されていた某商品とのタイアップ漫画「超念写探偵団 霊怪念写!イッパツくん」にパロディマシンである「イッパツサイクロン」なるものが登場していた。
但し元がUFOのためまん丸いドーム型で、四輪車であることとリヤウイング以外は似ても似つかなかった。

*【VIP内での評価】
 
*【公式ページ】
http://www.tamiya.com/japan/products/19412cyclone_magnum/index.htm
http://mini4wd.jp/product/item/19412
・サイクロンマグナム スペシャルキット
http://www.tamiya.com/japan/products/94620cyclone_spkit/index.htm
 
*【備考】  
本キットに限らずSTZマシンに付属するホイールはワイドトレッドの物が多い。

ウイング取り付け穴の幅は当時主流の2規格(セイバー等の幅広穴と、アバンテやVマグナム等の幅狭穴)のどちらとも異なる独特のもの。
この仕様のため、当時流行のハイマウントローラー等をこのボディに装着する際は、セイバーやVマグナムなどのように「まずステーにアタッチメントパーツをネジ止めした後、それをボディに簡単差し込み装着」とはいかず、ハイマウントパーツ装着のために自分でボディに穴あけをする必要があった(穴あけガイドが成型されているのでピンバイスさえあれば加工は簡単。穴あけガイドの幅はVマグウイングと同じ「12mm」の規格に準じている)。
ちなみにこの仕様のおかげでアニメやReturn Racers!作中のように[[ハリケーンソニック]]のウイングを移植するのは割とラクだったりする(ジョイントの規格が合うため)。

コロコロコミックの応募者全員サービスで、ゴールドメッキボディが販売された。
ゴールドメッキボディは、てれびくん 5月号・6月号(1997年?)連動企画TRFビクトリーズ5台マシンプレゼント 各10名にて配布されたこともある。
サイクロンマグナム [[ミニ四駆]]BOOKでは、応募券をはがきに張って送ると抽選でサイクロンマグナムのシルバーメッキボディが当たるキャンペーンが実施された。シルバーメッキボディは限定GUPでも販売され、後述の江戸和土仕様のキットでも採用されている。
また、てれびくんの読プレでブルーメッキボディも抽選で配布された・・・というかサイクロンマグナムのブルーメッキボディはいろんなところで流用されている。
何故か[[ハリケーンソニック]] ミニ四駆BOOKのプレゼントキャンペーンでも配布され(なんで[[ハリケーンソニック]]のメッキボディじゃなかったんだろう・・・)、2003年ごろにはシャーシも特別カラーになったリミテッドスペシャルでも採用されている。
さらには、久々に復活した2012年のジャパンカップでキャンペーンの一環として、一部会場で「模型店へ行こう! キャンペーン」の引換券2枚と交換でブルーメッキのボディがもらえた。
#image(IMG_1128.JPG)
ちなみにブルーメッキは2次ブーム時のがガンブラスターXTO等と同じ水色メッキで2012ジャパンカップの時のは純粋にブルーメッキと言える色合いになっている。
正直ココまであちこちで配られたり販売されたらメッキボディと言えどありがたみや希少感は全くない・・・
限定GUPでブラックメッキボディ、モデラーズギャラリーで幻のカラー、レッドメッキボディなども販売されていた。

大会配布物のグリーンクリアは事前告知もあった為、そこそこ出回ったようだが 
かなり脆い材質で作られているようで、レースに使ってはいけない完全観賞用モデルがある (実際にランナーの入っている袋の中にレースに使わないよう注意書きが入っている)。

某キャンペーンで黒成型のボディが配布されたこともある。
その他、モデラーズギャラリーの販売品や大会の景品として多数の別色成型ボディやメッキボディがあったようである。

また、[[ハリケーンソニック]]のボディがセットになったスペシャルキットも発売された。
#image(IMG_1094b.JPG) 

殆ど知られていないレアキットとして、江戸和土(エドワード)仕様がある。
ボディをシルバーメッキに変更し、専用のステッカー(と言ってもウィング用の一枚だけw)を付けた特別仕様。

また[[コロコロ アニキ第1号>http://www.corocoro.tv/aniki/]]の次号予告では第2号の付録としてメッキボディが予告されていたが、第1号に掲載されていたのはサイクロンマグナム プレミアムのシルエットだったものの結局[[シューティングスターMS>ダッシュ3号・流星(シューティング・スター) (MSシャーシ)]]となった。

巷で根強い人気があるとか無いとか。
何せ歴代売上4位である(1位~3位が[[アバンテ>アバンテJr.]]、[[Vマグナム>ビクトリーマグナム]]、[[ネオトライダガー ZMC]]、5位は[[ビークスパイダー]]。2012年発売の[[ミニ四駆]]書籍より)
さらに、2018年の[[サイクロンマグナム ブルーメタリック Ver.]]の企画では本車が&bold(){フルカウルミニ四駆で最多の販売台数を誇るマシン}として紹介されている。
2012年以降にVマグナムとネオトライダガーの販売台数を抜き去ったのだろうか…?
2022/10/14にYouYubeで配信された【ファンが選ぶ![[ミニ四駆]]全マシンの人気ランキング!】にて「販売数約354万台(歴代3位)((1位はアバンテの.Jrの約401万台、2位はVマグナムの約366万台))」として紹介されており、この企画がタミヤ全面協力であることを考えるとこれが現在の正しいランキングであると思われる。

2019年にツイッターで行われた[[ミニ四駆]]総選挙では[[ダッシュ1号・皇帝>ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)]]と並んで同率2位を獲得した。

シャーシを[[AR]]に変更した[[サイクロンマグナム プレミアム(ARシャーシ)]]がある。
[[スーパーアバンテ イフリート]]や[[サンダーショット エクスカリバー]]などと同じく[[アミューズメント限定版>サイクロンマグナム21st Century edition]]も2013年の12月に登場した。 
その[[バージョン2>サイクロンマグナム21stcenturyEdition2]]も登場。
また2019年11月には、[[フルカウルミニ四駆]] 25周年を記念してメモリアルキットの[[サイクロンマグナム メモリアル(TZ-X) フルカウルミニ四駆25周年記念]]も登場。

タミヤから1/12RCカー「クイックレーサー」としてラジコン版が発売されていた。

2020年リリースのスマホゲーム「[[ミニ四駆]] 超速グランプリ」では2代目アプリアイコンを務める。

また2次ブームのころ、トミー(現タカラトミー)からキャラトミカ版が発売された。
トミカサイズでよく再現されたものだったが、パッケージングの都合のためか[[ミニ四駆]]とはホイールベースの間隔がかなり違うため、全体的に縦長である。 
また、サイクロンマグナム型のキャラトミカ収納ケースも存在したようである。 

上記の通り、原作漫画においては破壊されたVマグナムをフルスクラッチして出来上がったCマグナムだが、
これを実際に再現するやるとこうなるそうだ
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=SUrIWBAWXm8)

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