[[VIPミニ四駆スレ的マシン解説]] #image(IMG_5615.JPG) #image(IMG_5635.jpg) #image(IMG_5619.JPG) #image(IMG_5636.jpg) *【基本データ】 ・[[リアルミニ四駆]] サーチモード ●全長137mm ●全幅77mm ●全高41mm ターミネートモード ●全長140mm ●全幅77mm ●全高41mm ●Item No:19306 ●本体価格600円 ●1999年1月発売 (再販時) ●Item No:95586 ●本体価格900円 ●2021年1月23日(土)発売 ・フルカウル版(VSシャーシ) ●全長145mm ●全幅90mm ●Item No:19430 ●本体価格800円 ●2002年12月発売 *【本体内容】 #image(IMG_0245.JPG) [[リアルミニ四駆]]では最後のラインナップとなる。 漫画で4WS(4輪ステア)という設定があり、キットでもそれが再現されていて、非常に凝ったつくりになっている。 シャーシ裏中央部のダイアルを回すと、ダイアルの位置によって4輪とも左、同じく右(パラレルアクション)、前輪が右で後輪が左向きになる、その逆(スピンアクション)、と4種類のモード(ニュートラル状態を含めると5種類)が楽しめる。 &blankimg(IMG_0237.JPG,width=196,height=262)&blankimg(IMG_0238.JPG,width=196,height=262)&blankimg(IMG_0239.JPG,width=196,height=262) &blankimg(IMG_0240.JPG,width=196,height=262)&blankimg(IMG_0241.JPG,width=196,height=262)&blankimg(IMG_0242.JPG,width=196,height=262) またボディも面白い機能があり、ボディ上部にアームを解して設置されているユニット(コックピットらしい)が前後に移動し、さらにその際ヘッド部分が回転して2種類の表情(探査用のサーチモードと攻撃用のターミネートモード)が選べる。 &blankimg(IMG_0235.JPG,width=262,height=196) &blankimg(IMG_0236.JPG,width=262,height=196) 又、説明書には無いが何故かサーチモードではメインカウルが前後に動くようになっている(ターミネートモードでも出来るが、範囲が制限される)。 &blankimg(IMG_0243.JPG,width=262,height=196) &blankimg(IMG_0244.JPG,width=262,height=196) さらにそのボディ機構を持ったままモーターライズシャーシに搭載可能。 ただしその分重く、少々重心が高くなっている上、FMシャーシへの搭載がほぼ不可能になっている。 説明書やパーケージなどでは、S1、STZ、SXへの乗せ替えが可能と書いてあるが、[[VSシャーシ>VS]]にもほぼ無改造で搭載可能(ただし、ノーズに取り付けるメッキパーツがフックをかけるときに干渉する。少し上にずらしてから取り付ければ問題ない)。 また、STZに搭載可能なので当然ながらTZ-Xにも対応できる。SXも同様、SXXにも同じく載せられる。 フルカウル版ではカウル部分の成型色がメタリックブルーに変更された以外、特に変更無くVSに換装されている。 ランナーの関係上、ディスプレイシャーシ用のホイールや余剰になるメッキパーツも付属している。 *【漫画、アニメでの活躍】 「爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX」のネロ・ステラ・ボルゾイが使用するマシン。ディオマースは&color(#3B4EF0){「戦神(戦う神)」}の意。 原作ではネロの登場以降も連載が続き、[[デザートゴーレム]]なども登場したため、途中で出てくるライバル的存在の一人として描かれている。 当初はサーチモードで登場し、ネロ共々正体を隠していたが、WGPルーキー戦の予選の最中にターミネートモードに変形、正体を現し周りのマシンを破壊。 ナックルブレイカーにもリタイヤ直前になるまでダメージを負わせるなど、猛威を振るう。 WGPルーキー戦のラスト、ビクトリーズとの対戦では主人公駆る[[ブレイジングマックス]]と共闘(?)するも、ディオマース・ネロが自身のパワーに耐えられずダメージが蓄積し、途中で減速。さらにネロがロケットブースターで無理やり加速させたために完全に崩壊。 レースのさ中、修理を試みるもののヴィクトリーズがゴールしたため試合終了。 そのままラストシーンへなだれ込んで連載が終了したため、それっきりとなる(一応、連載終了後にコロコロコミックに掲載された、[[ブリッツァーソニック]]主役のジオラマストーリーに登場しているところを見ると、修理はできたようだ)。 アニメ版ではラスボス的存在。プロフェッサーボルゾイが愛する孫のために大神・一文字両博士に作成を命じていた「史上最強の[[ミニ四駆]]」。 登場こそ終盤の43話だが、話の流れ的に物語冒頭から開発プロジェクト自体は進んでいたものと思われる。 最終的には紆余曲折あって政宗は開発から離れる為、実質的には大神マシンの一台といえる。 大仰な肩書にたがわず凄まじい性能のマシンであり、初登場回では慣らしと称した電池一本の状態でナックルブレイカーをぶっちぎる程。 更に大神博士が採用に拘ったMGストーンが強力なボルゾニックシステムと共に搭載されており、重力制御が可能。 地面に押し付けて疑似ダウンフォースを生み出したり、もちろん攻撃に転用すれば大規模な破壊が可能。 必殺技は超重力で対象を押しつぶす「マースグラビティ」、劇中では他マシンは勿論の事オータムレースの高架コースから[[ラストレース]]の宇宙ステーションの一部まで何でもかんでも圧壊させている。 こちらでもモードチェンジ機構は健在だが特にそれぞれの名称で呼ばれることが無く、烈矢たちには「よくわからんが変形するマシン」という風に認識されている。 そもそもサーチモードの状態でも普通に重力攻撃が可能。一応、草薙兄弟が「そのマシンの特性は研究し尽くしている!」と言いつつ変形を邪魔するシーンがあるので、リミッター的な機構だったのかもしれない。 最終レース「M-1」ではその圧倒的な性能で一文字兄弟を追い詰める…かと思いきや、最終版の彼らはネロなど眼中になく兄弟対決を繰り広げ始める為、超えるべき壁感や凶悪なライバル感は意外とない。 最終局面も必殺技を無重力を利用した天井走破でよけられた挙句、能力の連発によるボルゾニックシステムのダウン(ネロ曰くあり得ないとの事だが)によって急減速。最終順位は3位という結果に終わる。 因みに量産型も存在し、アメリカで開催されている第2回WGPやその他のレースに乱入してきたボルゾイチームが使用。 劇中ではアイゼンヴォルフ・シルバーフォックス・USAチャンプのマシンを次々に破壊していた。 *【VIP内での評価】 *【公式ページ】 ・[[リアルミニ四駆]] http://www.tamiya.com/japan/products/19306diomars_nero/index.htm http://mini4wd.jp/product/item/19306 (再販時) https://www.tamiya.com/japan/products/95586/index.html ・VSシャーシ http://www.tamiya.com/japan/products/19430diomars_nero/index.htm http://mini4wd.jp/product/item/19430 *【備考】 [[リアルミニ四駆]]名物、本気で塗装しようと思うと塗り分け地獄を見るのは健在w #image(IMG_6072.JPG) こんなところまで塗装指定しなくてもいいと思うんだ・・・ ほぼ全ページにわたって塗装指定が記入されているのは草。最後の方まで指定部位があるので完成したと油断してたら塗り残しがあった、という悲劇に見舞われかねないので組み立て前に説明書に一通り目を通す事をオヌヌメ。 [[リアルミニ四駆]]特有の無色透明成型色のボディだが、コックピット(らしいコックピット)がない異形のデザインであるため、クリヤー成型の活かしどころがサーチヘッドのセンサー(ライト?)部分くらいしかない・・・ #image(IMG_6075.JPG) ただこの赤目の部分、クリヤーカラーで塗り分けてあげると裏側のダボ穴が透けて丁度目玉のようになって面白い。 VS版は、登場したのが[[エアロミニ四駆]]中心のMAX編だった上にボディもフルカウルデザインではなくフロントタイヤむき出しのデザインなのに、なぜかフルカウルシリーズとしてリリースされた。 VS版は[[フルカウル版スピンバイパー>スピンバイパー]]と同時発売だった。 2002年12月に発売された[[ミニ四駆]]新商品は、この2台だけである。 VSシャーシの発展型の[[VZ]]にはモーターカバーを外せば載せられる。フルカウル版の再販マダー? #image(IMG_5625.JPG) 2020年7月に再販予定だったが、コロナ禍の影響で生産計画が狂ったのか6月下旬の内に延期が決まり、そのまま長い事発売日未定だったが半年が過ぎた同年12月、ようやく2021年1月23日に再販予定日が掲載された。 #image(IMG_6090.JPG) ----