[[VIPミニ四駆スレ的マシン解説]] #image(IMG_4349.JPG) #image(IMG_4350.JPG) *【基本データ】 ●全長147mm ●全幅90mm ●全高37mm ●Item No:19205 ●本体価格700円 ●1999年12月発売 ・再販時 ●Item No:95410 ●本体価格900円 ●2018年10月13日発売 *【本体内容】 シャーシはオールブラックの[[VSシャーシ>VS]]。 付属ギヤ比は4:1と5:1。 VSマイティシリーズ共通の大径ホイール(白)とスリックタイヤ。 ゴムリング付14mmプラローラー、ゴム無し16mmを装備。 二点止めのリヤステー付き。 こう言っちゃ身もふたもないが、要は[[バリアトロン]]とシャーシ部分は全く同じである。 ホイール側面が平らなためか、バリアトロンと同じくホイールに貼るステッカーがある。 ボディの成型色はレッド。バリアトロンと同じく、コア(シンクロコア)の半球状カバーは別パーツで無色透明な部品として付属している。 &blankimg(IMG_4348.JPG,width=262,height=196) GTパーツはVS標準リヤステーに取り付けるシンクロウイング。 &blankimg(IMG_4351.JPG,width=262,height=196) バリアトロンと同じく、2018年に再販を遂げる。 #image(IMG_4488.JPG) *【漫画、アニメでの活躍】 漫画でのみ。 未来レーサー ブイツインの主人公のライバル、風間零音(レオン) のマシン。 バリアトロン同様VT計画のマシン。レーサーの考えを読みとるシンクロコアを搭載している。 元々は「VT-4 [[ブラックホーク]]」という名前で、外見も黒いシンクロマスターと言った容姿だったが、第8話で中破、修理した後にシンクロマスターZ9になる。 修理後についたZ9という番号が何を指しているのかは不明。 レツゴのブレイカ―(Z-1~Z-3)と関連ありそうな番号だが、特にそういう描写はなかった。 漫画ではフロントとリヤそれぞれにステアリングが搭載されていた。 劇中ではブラックホークの頃からバリアトロンに結構勝っている。 *【VIP内での評価】 あまり話題には上らない。第2時最末期のマシンということもあってあまり知名度がないのも一因か。 しかしマシンデザインは秀逸。戦闘機のようでもありF1マシンのようでもある。 こちらもデザインは故・徳田ザウルス氏。つまり最後のザウルスマシンである。 GTパーツのシンクロウイングは外付けウイングと言えるので、ないとどこかしまらない印象となってしまうことも。 現在生産停止中。 バリアトロンと共に売れ残ってるところには売れ残っている。 とはいうものの、さすがに2010年代に入ると見かけなくなり、生産数の少なさからすっかり希少品と化していたが、2018年にバリアトロンと共に再販を遂げる。 *【公式ページ】 http://www.tamiya.com/japan/products/19205synchro_master/index.htm http://mini4wd.jp/product/item/19205 ・再販版 http://www.tamiya.com/japan/products/95410/index.html *【備考】 バリアトロン同様ブレインコアに発光ダイオードを無改造で搭載可能。ドレスアップに是非。 &blankimg(IMG_4347.JPG,width=262,height=196) 但し、バリアトロンと同じくダイオードは差し込んでいるだけでしっかり固定されないので、マルチテープなどで固定しておいた方が良い。 現在LEDが付属しているGUPはMSバンパーレスLEDユニットのみで、色も赤しかない。しかも以前の発光ダイオードセットなどに付属したシャフトドライブシャーシ用の電飾ターミナルが付属しないため、シャーシから電源を取る場合工夫が必要となる。 もっと手軽に電飾したい、他の色で光らせたい、という人はこちら→[[ミライトで手軽に電飾]] ボディをきっちり塗装しようと思ったら&bold(){マスキング地獄を見る}w なんせ説明書には複雑なディティールを細かく塗り分けるよう指示があるうえ、指定の色は4色もある! おまけに細かいところは筆塗りで仕上げようにも、2色はメタリック系なので筆塗りすると筆筋が目立つため、綺麗に仕上げようと思ったらスプレー塗装が必要(なのでマスキングが必要になる)。 &blankimg(IMG_4352.JPG,width=262,height=196) ここら辺とか &blankimg(IMG_4353.JPG,width=262,height=196) ここら辺。 おそらくハイパーダッシュシリーズなどと並び、本気で塗装しようと思ったら最も大変なボディの一つ。 ボディのメイン指定色はかつてタミヤが販売していたミニ四カラースプレーのMS-8 蛍光レッドだが、この色、扱いがいろいろ面倒なので注意が必要である。 なんと驚くことに、このMS-8 蛍光レッドは顔料系ではなく染料系蛍光色なのである(つまりクリヤー蛍光レッド)。 だもんで&bold(){下地を白やピンクなど明るい色で整えてから塗ると赤というよりオレンジ色になってしまう}。 &blankimg(IMG_4490.JPG,width=262,height=196) (缶から瓶に移したMS-8。なんだこの色・・・('A`)) なのでこの色で塗装する時は、成型色の上に直で塗るか、もしくはイタリアンレッドやシャインレッドなど明るく鮮やかな赤で塗装してから塗ったほうがいい。 また、&bold(){染料系なので重ね塗りする場合はブリード(染み出し)を起こすので注意が必要である}。 蛍光レッド以外の指定色はメタリック系や黒なので問題ないが、これら以外の色の場合は後になってから蛍光染料が染み出してくる恐れがある(ってかそもそも成型色自体がブリードの悪名高き赤だし)。特に薄い色の場合は目立つ。 塗った直後はよくても数日~数か月後に浮き出てきたりするという、時間差攻撃を食らうことも多いので困ったもんだ。ここら辺の詳しいことは[[ココ>プラボディ(インジェクション成型)を塗装しよう!]]を見てくれ! GSIからラッカー系の蛍光レッドが販売されているが、こちらは顔料系なので色味が少し違うので注意が必要。 まぁ、蛍光色は顔料系でも隠ぺい力が極端に低いので、上記染料系と同じく下地の色の影響をもろに受ける点は同じだったりする。 また、蛍光色は&bold(){顔料系でもブリードを起こすものが多い}点も注意。 [[VZシャーシ>VZ]]に無加工で搭載可能。 但し、シャーシ側のモーターカバーを外しておかないと載せられない。 ----