SUPER XX

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SUPER XX - (2020/07/26 (日) 15:06:21) のソース

#image(IMG_1510a.jpg)

*[基本データ]
・ホイールべース:84mm 
・[[使用ドライブシャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]:72mm
・[[対応ギヤ比>ギヤ]]:5:1、4.2:1、4.1、3.5:1、3.7:1 (※)
・[[使用カウンターギヤシャフト>カウンターギヤシャフト]]:ツバつき
・[[ターミナル>ターミナル(金具)]]:X型(スーパーXからの流用)
・重量(シャーシ骨格のみ他未装着):ブラック 15.7g、ホワイト 15.9g(金型:2番)

※
詳しくは[[ミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比) >http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/regulation_gear.html]]を参照


*[概要]
[[エアロミニ四駆]] マックスブレイカーブラックスペシャルにて初登場。
テーブルトップや人工芝、ドラゴンバック等の設置されたアップダウンの激しい昨今の公式大会のコースレイアウトに対応すべく、タミヤが[[スーパーX>SUPER X]]をリニューアルして誕生した11年ぶりの新型シャフトドライブシャーシ。&5年ぶりの新型シャーシ。

フロントバンパーは根元の上面両端にリブが追加され、ただでさえ強度が高かったSXのフロントバンパーがさらに屈強になった。
&blankimg(IMG_1512.JPG,width=136,height=262)
付属パーツのノーズガードはフロントバンパーに取り付けることで、FRPプレートやアルミプレート無しで各種ローラーと組み合わせて規定ギリギリの幅出しが可能(最大で104mm)。
ただし、そのままだとある程度速度を出せるユーザーなら(特にスタビ装着やハイマウントローラーにした場合だと)根元部分が強度不足となっていて、何かの拍子にひびが入りやすい。
&blankimg(IMG_1518a.jpg,width=262,height=196)(赤丸の部分が細くなっているため、その辺りが破損する)
一応、下側から弓FRPやSX用FRPマルチプレート、FRPマルチワイドステーなどの4点で固定できるプレートで補強すればそこそこ頑丈になる。

サイドガードも肉抜き穴が埋められ剛性アップ、さらに形状も変更され、F-15のようなクリップドデルタ翼型に大型化されている。
また、それぞれにネジ穴が追加され、拡張性が高くなっている。

リヤステーは、旧SXのものが強度・剛性共に低く、実戦投入には向かないものだったのに対し[[ビートマグナム]]型を採用。
&blankimg(IMG_1513.JPG,width=136,height=262)
1点支持となるが、総合強度と汎用性を高め、ローラーベースもXシャーシより縮まる形になる。
勿論シャーシ後端には二点支持部分もあるので、他シャーシやGUPの2点支持型リヤステーも装着可能。

さらにシャーシ本体中央部の強度も上げられ、しかもバッテリーホルダーも強化されているので、ただでさえ捩れに強かったXシャーシから更に捩れにくくなった。
シャーシ底部は肉抜き部分にフレームが追加され、さらにサイドのサブフレーム部との隙間も埋められているため、シャフトドライブシャーシの中で最も高いねじれ剛性を獲得している。
&blankimg(IMG_1519a.jpg,width=327,height=217)
バッテリーホルダーも、右側(ヒンジとは逆側)にX型の補強がなされ、以前のものよりもさらに信頼性を増している。
また、地味にモーターマウントも補強が加えられている(但しこの所為で若干、着脱の際に引っかかる)。
&blankimg(IMG_1516.JPG,width=196,height=262)
基本設計はSXと同じため、ギヤケース類は高い互換性を持つ。
&blankimg(IMG_1517.JPG,width=196,height=262)
また、GUPなど多くのXシャーシ用パーツが使用できる(但しボディ等はSX系車種でも一部の物は改良された部分が干渉する場合がある)。

気になる駆動系など、スピードに関しては旧SXとほぼ同等。

また、マックスBSとライジングWSに付属のホイールは、形状こそ初期のSX用小径ワイドホイールと同じだが素材と軸穴が改良され、差し込みがPRO用大径ホイール並に硬くなり、ホイール貫通などの改造をしなくても脱輪しにくくなった(X系は貫通改造がしづらいのでこれは嬉しい)。

シャーシ側のギヤケース(というかモーターマウント)がSXシャーシの初期金型と同じ形になっている。
ギヤケースランナーの金型をSXのものから流用したためか、バリが出ているものがある。
場合によっては組み立てに支障をきたしたり、組み立てられても走りに影響が出たりメンテナンスに支障をきたす恐れがあるので、気づいたらきれいに取り払っておこう。

2点支持型リヤステー装着ポイントは壊れやすいとの報告もある(特に後述の水色)。
気になる場合は、FRP粉+瞬着で根元を補強するか、井桁改造を施すか、GUPの「強化リヤダブルローラーステー(3点固定タイプ)」などで3点固定にするか、何らかの対策をして置けば安心(他の部分は殆ど補強要らないので)。

ちなみに金型番号の場所は、フロントギヤケース底面のスペース(スイッチの右横)に変更されている。
番号が大きくなっているので、どこにあるのか見つかりやすい。
現段階の金型番号は、1番と2番の2種類が存在する。

スーパーXXシャーシ EVO.1には専用のGFRP製アンダーパネルが付属する。
フロントプレートとメインプレートの2分割式だった[[VS EVO.1>ミニ四駆 VSシャーシ Evo.I]]のものと違い、1枚の大型プレートでシャーシ全体を覆ってしまうので、強度が高く整備もしやすい。だけどギヤカバーを開けにくい。
マスダンパーをサイドガード前方(サイドガードと前輪の間)に装着できるようになっているなど、独特なセッティングに対応している。なお、後述のカーボンシャーシと組み合わせると最強の頑丈さを誇るが、何れもスポット生産品の為、入手が大変。


&bold(){カラーバリエーション}
**シャーシ本体
・ブラック
[[マックスブレイカー]] ブラックスペシャルにて初採用。
材質は通常のABS。
[[マックスブレイカー]] ブラックスペシャルは限定商品ではない為、カスタマーサービスからパーツ単位での購入が可能。

シャーシ 部品コード:10331214 単価:252円
Aパーツ  部品コード:10006566 単価:357円

付属のAランナーはマックスブレイカーが旧X標準の物と同じグレー、サンダーショットオープントップがパープル、[[ファントムブレード]]BSがダークブルー。

・ホワイト
[[ライジングトリガー]] ホワイトスペシャルにて採用。
↑と同じく材質は通常のABS。
[[ライジングトリガー]] ホワイトスペシャルは限定商品ではない為、カスタマーサービスからパーツ単位での購入が可能。

シャーシ 部品コード:10331216 単価:252円
Aパーツ  部品コード:10006587 単価:357円

珍しい白い[[ビートマグナム]]型リヤステーは[[ビートマグナム]] リミテッドスペシャル(シルバーメッキバージョン)に次いで、2つ目のキットとなる。

スーパーXXシャーシEVO.1に同梱のものはシャーシ本体をホワイトのポリカABS素材に変更、AランナーはクリアブルーのABS製になる。

・クリヤーブルー
[[ミニ四駆]]スーパープレゼントキャンペーン限定商品。
シャーシ本体からギヤケース、リヤーステーに至るまで全てクリアブルー。
スモーク(後述)と2色2台分のセットで抽選100台。
付属のAランナーも同色。
公式大会のお楽しみ抽選会で配布されたこともある。

・スモーク
[[ミニ四駆]]スーパープレゼントキャンペーン限定商品。
シャーシ本体からギヤケース、リヤーステーに至るまで全てスモーク。
クリアーブルーと2色2台分のセットで抽選100台。
付属のAランナーも同色。

・レッド
[[ダイナホークGX スーパーXXスペシャル]]および[[ダイナホークGXブラックスペシャル(スーパーXXシャーシ)]]にて採用。
ギヤケース・ノーズガード等のAランナー、リヤステーともに赤で、限定商品の為単品購入は出来ない。
Aランナーパーツはシャーシ同様ポリカABS製だが、リヤステーは表記がないため強化素材かは不明(ただし、以前の強化レッドVSと違い、本体と比べ色や質感などほとんど差異が見受けられなかったので同じ強化ABSと思われる)。
全身ポリカABS製シャーシはこれが初めてであり、後述のグレーを除き最高クラスの強度を誇るシャーシに仕上がっている。
2019年3月に再販。

・カーボングレー
[[レイザーギル スーパーXXスペシャル]]にて採用。
シャーシはXXシャーシで唯一のカーボン繊維配合ナイロン樹脂製。
シャーシ本体はトップクラスの頑丈さを誇る。
ノーズガードやギヤケース、リヤローラーステーはメタリックグレイの通常ABS樹脂製。
メタリックグレーの[[ビートマグナム]]型リヤーステーはこのシャーシが初採用になる。
スポット生産商品で単品購入は当然出来ない上に、生産が終了している可能性も。
2019年2月に再販。

・ライトブルー
[[シャドウブレイカーZ-3 スーパーXXスペシャル]]にて採用。
ポリカABSなのになぜか脆く、リヤの二点支持部分やドライブシャフトのベアリング受けが、クリアブルー・スモークを除く全カラー中最も破損しやすい。
ダッシュ系モーターを搭載した提灯車(2010年レギュ対応の取り付け方)に至っては、シャーシが1日保たない事も珍しくない。
ギヤケース、ノーズガードともに強化素材。
ライトブルーの[[ビートマグナム]]型リヤーステー(しかもポリカABS)はこのシャーシが初採用になる。
こちらも限定商品の為、単品購入は当然出来ない。

・ダークブルー
[[ナックルブレイカー]] ブルースペシャルにて採用。
ブラック、ホワイトと同じく材質は通常のABS。
[[ナックルブレイカー]] ブルースペシャルは限定商品ではない為、カスタマーサービスからパーツ単位での購入が可能。

シャーシ 部品コード:10331221 単価:252円 
Aパーツ  部品コード:10006771 単価:357円 

ダークブルーの[[ビートマグナム]]型リヤーステーはこのシャーシが初採用になる。

・蛍光グリーン
GUP。
下記の蛍光ピンクとセット。
蛍光グリーンの[[ビートマグナム]]型ステーはこのGUPが初となる。

・蛍光ピンク
GUP。
上記の蛍光グリーンとセット。
蛍光ピンクの[[ビートマグナム]]型ステーはこのGUPが初となる。

・マリンブルー
[[クロスタイガーVR シーブルーバージョン]]に採用。
その名の通り、海を意識した深く鮮やかな青。
付属のAランナーも同色。

・蛍光イエロー
&blankimg(IMG_4931.JPG,width=196,height=262)
限定GUP。付属のAランナー及び[[ビートマグナム]]型リヤステーも同色。
下記蛍光オレンジとセット。

・蛍光オレンジ
限定GUP。付属のAランナー及び[[ビートマグナム]]型リヤステーも同色。
上記蛍光イエローとセット。


**Aランナー
・ダークグレー
[[マックスブレイカー]] ブラックスペシャルにて採用。
材質は通常のABS。

付属のAランナーはマックスブレイカーが旧X標準の物と同じグレー、サンダーショットオープントップがパープル、[[ファントムブレード]]BSがダークブルー。

・ホワイト
[[ライジングトリガー]] ホワイトスペシャルにて採用。
↑と同じく材質は通常のABS。

・クリヤーブルー
[[ミニ四駆]]スーパープレゼントキャンペーン限定品とスーパーXX EVO.1に付属。

・スモーク
↑と同じく[[ミニ四駆]]スーパープレゼントキャンペーン限定品付属。

・レッド
[[ダイナホークGX スーパーXXスペシャル]]およびダイナホークGXブラックスペシャルにて採用。
シャーシ同様ポリカABS製。

・メタリックグレイ
[[レイザーギル スーパーXXスペシャル]]にて採用。
素材は通常ABS樹脂製。

・ライトブルー
[[シャドウブレイカーZ-3 スーパーXXスペシャル]]にて採用。
ポリカABS製の強化素材。

・ダークブルー
[[ナックルブレイカー]] ブルースペシャル及び[[ファントムブレード]] ブラックスペシャルにて採用。
ブラック、ホワイトと同じく材質は通常のABS。

・蛍光グリーン
GUPシャーシ付属。
下記の蛍光ピンクとセット。
蛍光グリーンの[[ビートマグナム]]型ステーはこのGUPが初となる。

・蛍光ピンク
↑と同じくGUP付属。
上記の蛍光グリーンとセット。
蛍光ピンクの[[ビートマグナム]]型ステーはこのGUPが初となる。

・マリンブルー
[[クロスタイガーVR シーブルーバージョン]]に採用。
その名の通り、海を意識した深く鮮やかな青。

・蛍光イエロー
限定GUP。
蛍光オレンジとセット。

・蛍光オレンジ
限定GUP。
蛍光オレンジとセット。



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