【あらすじ1】
舞台は神代ペルシア。
特異点の核となる聖杯が三つも存在するこの異常な特異点にレイシフトしたカルデア一行が目にしたものは、
魔物の軍勢に脅かされる王国と絶望に打ちひしがれる民の心につけ入るかのように広まっていく怪しげなカルト宗教団体だった。
既に聖杯の内二つは魔軍を従える蛇王が所有しており、最後の聖杯を蛇王より先に手に入れるため鍛冶師の
セイバー、怪物としての本能に抗い英雄たらんとする
バーサーカー、
神と竜の化身たる
アーチャー、そして邪竜を討ち滅ぼした
ランサーと協力し聖杯探索に出る。
一方その頃、蛇王の根城であるペイヴァルアスプ・クリンタ城内では狂える医師にして予言者とあらゆる食を極めた料理人によって蛇王の精神が邪竜のものに呑まれつつあり……
【あらすじ2】
蛇王の精神がついに崩壊し、不完全ながらも終末の邪竜が姿を現す。
邪竜は最後の聖杯を手に入れるため侵攻を開始し、仲間の
バーサーカーが邪竜の瘴気に呑まれてしまう。
完全に怪物へと堕ち、魔軍を率いる
バーサーカー。それに対抗するため同じく凄絶なる弓の使い手たる
アーチャーが撃って出る。
しかしその隙に最後の聖杯が魔軍の手に渡ってしまい終末の邪竜が完全顕現を果たす。
無尽蔵の魔力を有する邪竜に対しかつてその邪竜を討ち滅ぼした
ランサーも徐々に追い詰められていく。
しかし、そこで蛇王の配下と思われていた宗教団体が反旗を翻し、蝶の群れが邪竜に集まり魔力を吸い取っていく。
そうして時間を稼いでいる間に
セイバーの製作していた神の鎧が完成し、
ランサーに装備させる。
更に宗教団体の御神体がついに羽化し、邪竜を倒してという民の願いを一身に背負った
ランサーと邪竜との最終決戦が始まり、ここに神話の再演は成った。
最終更新:2023年11月01日 23:33