【あらすじ1】
舞台はブリテン島。本来であれば海を渡って上陸したヴァイキングによる侵攻が行われていたはずの時代。
しかし、島に襲いかかる侵略者はヴァイキングからローマの始祖にして
トロイアの後継者であるアイネイアスと彼が率いる妖精艦隊へと箝げ替っていた。
彼の配下である妖精サーヴァントはブリテン島の文明を蹂躙し、自らの領域を拡大していく。
聖杯の反応を確認したカルデアはブリテンへとレイシフトを行い、人間と妖精との戦いに巻き込まれていく……
【あらすじ2】
レイシフトしたカルデア一行は人界から排斥された妖精種からなる混沌とした軍勢と戦闘になる。
その際に妖精の騎士とその恋人たる姫君、爬虫類の如き鱗を持つ異形の巨漢、酒気を帯びた諜報員と遭遇する。
彼等はこの特異点に召喚されたはぐれサーヴァントであり、特異点を修正するためにカルデアは彼等と行動を共にする。
諜報員が仕入れた情報によって海から来たる妖精艦隊とそれに対抗する騎士達の拠点である聖杯城の存在を知ったカルデア一行は騎士達との合流を目指す。
【あらすじ3】
諜報員の手引きにより聖杯城へと辿り着いた一行は城主である
漁夫王、そして彼に召喚された騎士達と面会する。
漁夫王は自らが妖精艦隊に対するカウンターとして聖杯に呼び出された経緯を一行に語り聞かせ
カルデアの本質を見抜いた上で妖精艦隊に対する共同戦線を張ることを提案。
共闘を誓った彼らの前に人を水底へ引き摺り込む水魔、騎馬を機能不全に陥れる悪妖精、文明を拒絶する水妖の皇といった妖精達が立ちはだかる。
妖精達の異能に苦戦を強いられるも、水上での機動に長けた異形の巨漢が彼等を背負うことで騎馬としての役割を果たし
騎士達の連携によって水妖が討ち取ったことで、残すは彼等の首魁であるアイネイアスのみとなった。
一対多の状況であって鍛冶神の神造兵装により優位に立ち回るアイネイアス。
だが、漁夫王が振るう聖槍による捨て身の一撃によって護りを貫かれ、アイネイアスは艦隊と共に海に沈んだ。
【あらすじ4】
妖精艦隊が沈没したことによって特異点は解決と思われたが、突如として聖杯を持つサーヴァント・スコーネの王女スクルドが現れる。
王女スクルドは自身こそが黒幕であり、ブリテン島を妖精の力で制圧し、自身の二度目の統治、その礎とする目的を明かした。
漁夫王が倒れたことで聖杯城による護りを失い、スクルドの軍勢に追い込まれていくブリテン島を守護するサーヴァント達。
そこへ海に沈んだはずのアイネイアスが艦隊が変じた戦闘水精群(ナーイアデス)を伴って浮上する。
アイネイアスはスクルドの真意を知りつつも、神意が齎す未来予測に従い、スクルドの配下を演じて叛逆の機会を伺っていたのである。
スクルドという共通の敵を据えて、先程まで敵であったアイネイアスと共に戦うカルデアとブリテン島のサーヴァント達。
更に漁夫王の決死の献身に心を打たれた赤盾の騎士は自らの持つ魔剣を解放し、魔女の軍勢を焼き払った。
スクルドもまた本格的にカルデアを葬るべく自身の第二宝具を使用して蘇らせた妖精サーヴァントを自身の軍勢と共に嗾ける。
人間と妖精、島の未来をかけた決戦が始まる。
最終更新:2023年11月01日 23:34