【特異点名】夢想揺藍絶島 ユートピア
【あらすじ1】
1492年 本来の歴史において新世界───アメリカ大陸が発見された時代。
その時代に突如としてアメリカ大陸がカルデアの観測から消失する。
異常を確認したカルデアは特異点への同行を申し出たサーヴァント
クリストファー・コロンブスと共にレイシフトを敢行する。
到着したカルデア一行の前に広がっていたのは、白亜の建造物が立ち並ぶ、区画整備された都市だった。
特異点の原因を断定するべく探索するカルデア一行の前に、死神バロン・サムディを名乗る英霊に率いられた軍勢が現れ、
数の暴力によって徐々にカルデアのサーヴァントは追い込まれるが、
レジスタンスの
アーチャーを名乗る英霊が現れ、白日の如きマズルフラッシュに紛れ包囲網から脱出する事に成功した。
【あらすじ2】
レジスタンスのアーチャーこと
ランピオンのアジトに案内されたカルデア一行はこの特異点における勢力図について説明を受ける。
アメリカ大陸の南は現代社会に匹敵する程の社会システムを構築した国家・ユートピア国、
北は皇帝が統治する都市国家・帝国によってそれぞれ統治され、南北で対立していた。
南のユートピア国と北の帝国、どちらが聖杯を有する特異点の黒幕かを見定めるべく、カルデア一行はレジスタンスの制止を押し切る形で北へ向かう。
特異点の北部では鷲に類似した装飾を纏った戦士と雑多な刀剣・銃火器を装備したゾンビ兵による熾烈な闘争が繰り広げられていた。
帝国の中心部である水上祭壇都市には帝国を統べるアステカ帝国皇帝モテクソマ一世、
輝く体を持つマヤの巨人
ヴクブ・カキシュといったサーヴァント達がカルデアを出迎える。
征服者であるコロンブスとアステカの皇帝は立場上の相性が悪く、敵同士の内輪揉めを狙うユートピア陣営による情報工作もあり、カルデアは帝国と対立を余儀なくされる。
更にユートピア国に雇われた傭兵である死神を名乗った英霊……
フランソワ・デュヴァリエが再びゾンビの如き軍勢を率いて帝国とカルデア一行に畳み掛ける。
【あらすじ3】
フランソワ・デュヴァリエを討伐したカルデア一行は、聖杯を保有しているのがカルデアと帝国の共倒れを狙ったユートピア国であることを知る。
またモテクソマ一世は討ち取った死神の心臓を対価とし、対立するユートピア国を討つためにカルデアと協力関係を結ぶ事を提案し、同盟を締結する。
こうしてカルデア・帝国同盟軍はユートピア国に向けて進軍し、レジスタンスと合流を果たす。
傭兵団を討たれたことで自国の戦力を駆り出さざるを得なくなったユートピア国だったが、
護国騎士と名乗る白装束を纏った謎の騎士と
フランシス・ゴルトンによって英霊の霊基情報を元に生み出された優生英霊兵、
それを指揮する名宰相によって同盟軍を退けることに成功する。
だが、敵国の内輪揉めを誘い、横合いから傭兵を嗾ける国家の在り方に疑問を覚え、迷いを抱いた騎士。
騎士は国主である王と彼を補佐する宰相・学者に自分達の正義を問い質すが、
逆に自らの素性を問い質され、誓約が破られ真名が暴かれたことで契約が破棄される。
契約を破棄した騎士はカルデアのマスターと再契約し、特異点を解消するという正義を為すべく、戦いに臨むのであった。
【あらすじ4】
白鳥の騎士を仲間に加えた同盟軍は
一気呵成に攻め込んでいく。
しかし、ユートピア国の王である
ユートパスは聖杯と自身の宝具によって、
新世界───アメリカ大陸一帯を『理想郷』として人理から切り離そうと画策する。
人理から外れた『理想郷』内では既存の人理側の英霊は弱体化することに加えて、
白鳥の騎士を問い質して得た真名の情報によってより精度が向上した優生英霊兵によって追い詰められる。
ユートピア国は勝利を確信するが、コロンブスが降ろした錨を通じて『理想郷』は切り離したはずの人理と繋ぎ止められる。
人理との接点が生まれたことで新たに人理の英霊を喚び出すことが可能となった『理想郷』。
カルデアとユートパスとの戦いを見届けていたモテクソマは死神の心臓を触媒に状況を打破しうる英霊を喚び寄せる。
アステカの文化とコロンブス達によって欧州から持ち込まれた信仰が結びついて形となった、死の聖人。
奇しくも理想の王ユートパスと同様に架空の存在である
幻想の聖人サンタ・ムエルテを加え、新世界を取り戻す最後の戦いが始まる。
最終更新:2024年10月21日 18:37