概要


横江駅(よこええき)とは、内池市横江区横江本町に位置する内池急行の駅である。横江区の中心駅であり内池急行の乗降客ランキングでもトップ5に必ず入る駅である。2015年3月14日に横江車庫への引込線を利用して横南線が開通して分岐駅となった。

駅データ


駅名 横江
よみがな よこえ
ローマ字 Yokoe
所属事業者(乗入路線) 内池急行三峠線横南線
ホーム 4面5線高架駅
所属路線 三峠線
キロ程 22.9km(内池から24.2km)
(1.4km)西横江横江東横江(1.7km)
備考

駅構造

4面5線の高架駅。1・2番乗り場に三峠・美野電方面が、3・4番乗り場に内池方面が発着する。また2番乗り場と3番乗り場の間に5番乗り場が存在する。ここからは南横江方面の電車も発車する。
全列車停車駅で緩急接続も日常的に行われている。特急はここで1分停車し快速はここから各駅に停車する。準急のうち毎時2本は当駅で折り返す。
また内池方面からの普通電車と三峠方面から横南線に入らない大半の普通電車も折り返す。横江を跨ぐ三峠方面からの電車も基本的に南横江行か国前瀬名行である(折り返し設備の無い国前瀬名を行先とする電車がある理由については練成館口駅参照)
改札は2ヶ所で島道40号を挟んだ高架下にある。

5番乗り場について

5番乗り場は折り返し専用ホームであり1984年の高架化時に2番乗り場と3番乗り場の間に割り込ませたホームである。
5番乗り場は両側にホームが存在するが北側が降車ホーム、南側が乗車ホームとなる。
横南線開通までは2番線、3番線線路と線路が接しているのホームに壁があり乗降は不可能であったが2015年の横南線開通に伴い壁が撤去され乗り換えが便利になった。これにより2番乗り場、3番乗り場に到着する電車は両側の扉が開くことになる。


乗り場 路線 行先 備考
1・2 三峠線 柏木・三峠・美野電方面
3・4 三峠線 湯笹野・内池方面
5 三峠線・横南線 湯笹野・内池・三峠・南横江方面 三峠線は折返列車のみ主に普通・準急

駅周辺

横江区の中心部である。深い入り江に抱かれた良港であり横江経済圏の中心でもあるが砂浜の海水浴場があったりもする。なお横南線開通により一部の施設は横南線各駅の利用の方が近くなった。
南側
  • 横江区役所(旧横江市役所)
  • 内池ガス横江支社(旧横江ガス本社)
  • 横江高校
  • 横江駅前商店街
  • 内急エアリア横江駅店
  • 横江浜海水浴場 徒歩12分だが横江バスも頻発運転。
  • 市立横江臨海公園
  • 横江白波瀬工業団地(新横江石油) バス10分
  • 白波瀬神社
  • 横江白波瀬競艇場 バス8分 船に頼ってきた島らしく内池では老若男女に競艇が受け入れられており本土とは全く価値観が違う。
  • 横江港 バス6分 愛浜航路と内池と内東の島々を結ぶ航路が発着。なお隣の美貴町駅からは徒歩10分。
北側
  • 市立横江病院 横江道から非常退出路がある。
  • 横江自動車道横江IC
  • 横江ヒルズタウン 再開発により誕生した高層マンション群。バス5分徒歩15分
  • 清和山公園

バス路線

横江駅前バス停が最寄りとなる。特記なき場合横江バスが運行。横江駅前バス停は横江駅改札前の高架下にある。
バスの本数の割に乗り場や待機場が少ない為横江営業所で待機するバスも存在する。
19系統 切通口・横江高岡・国道荒牧・国道瀬名・瀬名駅前・瀬名高校前経由瀬名交本社前行/美貴町新通経由横江営業所前行
横江バスと瀬名交通の共同運行。国道554号線を経由して瀬名と横江を結ぶ。本数は昼間毎時1本ほど。
20系統 横江区役所前・美貴町3丁目・横江造船前・白波瀬神社前・新横江石油前・横江西川・春井漁協前・上浦東口経由新開橋駅前
横江バスと倉交バスの共同運行。横江と新開橋を上浦経由で結ぶバスで昼間でも毎時3本運行。朝晩は新横江石油前行なども頻発。なお25系統の短縮に伴い毎時1本が横江造船前を経由するようになった。
21系統 美貴町新通・美貴町3丁目・横江造船前・白波瀬神社前・新横江石油前・横江西川・春井漁協前・上田尻・下田尻経由新開橋駅前
横江バスと倉交バスの共同運行。こちらも毎時3本。横江と新開橋を田尻経由で結ぶ。なお25系統の短縮に伴い毎時1本が横江造船前を経由するようになった。
22系統 横江区役所前・臨海公園口・横江本町6丁目経由二見橋方面循環/美貴町新通経由横江営業所前行
24系統 横江病院前・横江ヒルズタウン前経由二見橋方面循環/横江区役所前経由横江営業所前行
22・24系統はまとめて「横江循環線」と呼ばれている。市立横江病院や二見山臨海公園などを循環する系統である。双方昼間毎時3本ずつ運行。
23系統 切通口・横江高岡・津上・瀬名スカイタウン経由瀬名交本社前行/横江区役所前経由横江営業所前行
瀬名交通と横江バスの共同運行。国道から離れた津上地区や瀬名スカイタウンを経由して瀬名と横江を結ぶが瀬名側の発着地は国前瀬名駅ではないので注意が必要。本数は昼間毎時1本ほど。
26系統 二見橋・東横江駅前・片浜スカイプラザ前経由片浜駅南口行/美貴町新通・横江営業所前・青海台1丁目経由青海台小学校前行
青海台小学校前ロータリーから横江営業所前・横江駅を経由して片浜を結ぶ。昼間毎時2本運行だが横江跨ぎをすることもありそこそこ客は乗っている。
28系統 高見台西1丁目・横江IC・今井塚5丁目・井寺小学校口経由井寺台センター前行/横江区役所前経由横江営業所前行
横江駅から高見台団地を経由して横江道沿いの住宅地である今井塚や井寺地区を経由して井寺台に至る。昼間毎時3本運行。
33系統 美貴町新通・横江営業所前・青海台小学校前・青海台2丁目・大里住宅前経由西横江駅前
横江バスの運行。山際に開発された青海台地区や大里地区を経由して西横江駅に至る。本数は昼間毎時3本ほど。
34系統 横江区役所前・横江営業所前・青海台2丁目・青海台団地前経由青海台小学校前行
横江と青海台の各住宅地を結ぶ系統。本数は昼間毎時2本ほど。
35系統 高見台西3丁目経由西横江駅前行/青海台2丁目北・青海台2丁目経由横江営業所前行
高見台地区や青海台を結ぶかなりトリッキーな動きをする系統。本数は昼間毎時1本。
36系統 横江病院前・横江ヒルズタウン前・高見台小学校東経由横江大学前行/美貴町新通経由横江営業所前行
横江大学と横江駅を結ぶバス。本数は昼間毎時3本ほど。

歴史

1908年3月20日 横江鉄道当駅~明日香崎間開通に伴い開業。
1910年6月25日 横江鉄道当駅~国前瀬名間延伸に伴い途中駅となる。
1927年9月 駅拡張工事完成。2面4線となる。
1960年6月1日 横江鉄道を伴う内池の鉄道会社9社統合により内池急行に移管。
1983年1月25日 高架化。5番乗り場完成。
2015年3月14日 横南線開通。



隣の駅

三峠線
横南線(南横江行)
最終更新:2016年04月18日 23:42