特殊能力の使い方

特殊能力の使い方


このページでは特殊能力を使用する際の手順について詳しく説明します。

特殊能力の使用タイミング・特性

 特殊能力にはCカードと同様に使用タイミング([戦闘]、[支援]など)や
 その特殊能力が持つ特性([E]、[手下:X]、[格闘:X]など)が能力名の後ろに記されています。
 それらについては基本ルールに記載されているのでまずはそちらを参照してください。

能力を使用するには以下の手順を踏む必要があります。
1.特殊能力の使用を宣言
2.使用コストの支払い
3.対象の選択
4.使用した能力に対する行動の確認
5.効果の処理

1.特殊能力の使用を宣言

 まず最初に特殊能力を使用することを宣言します。
 基本的に特殊能力を使用する場合、能力名の宣言が必要になります。
 (能力名の宣言が不要な特殊能力は後述します)
 能力名の宣言はキャラクターを特定するための大きな判断材料になります。
 (パイルCでは能力名の宣言=キャラクターシートを表にするくらいの情報量です)

2.使用コストの支払い

 次に特殊能力を使用するためのコストを支払います。
 使用コストがない特殊能力も多く存在します。
 使用コストの多くはCカードを使用・利用するものとなっています。
 また、ESPパワーの消費も使用コストとして扱います。

 ※Cカードの「使用」と「利用」では意味が異なります。
  詳しくは使用して、使用することで利用して、利用することでを参照。

3.対象の選択

 次に特殊能力の対象を選択しましょう。
 能力によって対象1体や任意の対象全て、自分以外の全体などの対象があります。
 特に断りがなければ攻撃する能力で自分自身を選択することはできません。
 攻撃する能力であり、攻撃対象が明記されていない場合、原則として攻撃対象は対象1体として扱われます。

4.使用した特殊能力に対する行動の確認

 対象を選択したら次に[対抗(特殊能力)]などの行動を行うキャラクターがいないか確認します。
 基本的に1、2、3の宣言はほぼ同時に行われるのでこのタイミングで対抗行動が行われることになります。
 特殊能力を使用することに対しての対抗行動を行うのがこのタイミングです。
 特殊能力で攻撃を行う場合の対抗行動は次の「5.効果の処理」のタイミングで行います。

5.効果の処理

 能力名の宣言をし、それに対して[対抗]の能力の処理を終えたら、効果の処理に入ります。
 効果の処理については各キャラクターのページを参照してください。
 [対抗(ダイス)]の能力があるので、ダイスを振る効果の時は
 ダイスを振った後に少し時間をおいてから効果を処理しましょう。

以上の5つの手順を踏んで能力の使用は処理されます。
能力の理解については以下の例を見た方が理解が深まるかもしれません。

柊 蓮司
・魔器解放[戦闘][主要][攻撃][E]
 火力:100以上の攻撃Cカードを利用し、精神力チェックを行う。
 成功すると[LV:8 損害判定20:1『光の剣』]で攻撃。ESPパワーを30消費する。

1.能力名の宣言
 「魔器解放」を使用することを宣言します。

2.使用コストの支払い
 この場合、使用コストは
 「火力:100以上のCカード」とESPパワーが30となります。
 よってこの時点で火力:100以上のCカードを場に出し、ESPパワーを30消費します。
 この時、ESPパワーが30以上無い場合、この能力を使用することはできません。

3.対象の選択
 誰に対して魔器解放を使用するのかを宣言します。
 この能力には攻撃対象が明記されていないので攻撃対象は対象1体です。

4.使用した能力に対する行動の確認
 「魔器解放」に対する行動ががあるかもしれないので、ここでその確認を行います。
  急いで精神力チェックを行わないようにしましょう。

5.効果の処理
 まず精神力チェックを行います。
 精神力チェックの結果によって処理が変わります。

 成功した場合
 手順②で選択した対象に[LV:8 損害判定 20:1『光の剣』] で攻撃を行います。
 この時、この能力には[攻撃][E]の属性があるので、この攻撃に対して
 [対抗(攻撃)]等のCカードや能力を使用されるかもしれません。
 攻撃が当たれば通常の攻撃Cカードと同じように損害判定に移行します。
 損害判定を与えたら効果の処理を終了します。

 失敗した場合
 何もありません。そのまま効果の処理を終了します。
 支払ったコストは帰って来ません。

能力名の宣言が必要ない能力

 特殊能力の中には能力名を宣言する必要がない能力もあります。
 ただし自分以外に影響がある場合、効果は正しく宣言する必要があります。
 また、説明文の中に“能力名を宣言する”と記載されている場合は宣言する必要があります。
 以下にその例を示します。

・使用タイミングが[全般]か[通常]か[戦闘]のどれか1つのみの能力
 例としては釈放予測などが挙げられます。
 [戦闘][支援]や[全般][特殊]など、[全般]か[通常]か[戦闘]のタイミングに更に加えて
 タイミングが指定されている場合は能力名の宣言が必要です。

・他人に影響の与えない[常動]の能力
 他の対象に対して影響の無い能力であるならば能力名の宣言は必要ありません。

・[戦闘前]にサイコロを振る能力
 基本ルールでも述べられていますが、この場合は能力名を宣言せずに使用することができます。
 自分自身にしか効果の無い特殊能力ならば効果を宣言する必要はありませんが、
 他人に影響を与える能力であった場合は効果を宣言する必要があります。

・手下を得る能力
 基本的に手下を得る能力の場合、能力名の宣言は必要ありません。

・○○(武器名)所持
 ブラスター所持など、「○○所持」の能力はタイミングが
 [主要]、[支援]に関わらず能力名の宣言は必要ありません。
 これに付随して[戦闘][(タイミング)][攻撃][固有]の属性を持っており、
 かつ「○○所持」と同様の挙動をする能力もまた能力名の宣言は必要ありません。
 能力名の宣言は必要ありませんが、どのタイミングで、どのような攻撃を行なったかは
 正しく宣言する必要があります。

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最終更新:2019年06月29日 14:40
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