グールド:魔人
There's no time to chit chat.
喋ってる暇など無いぞ。
スキル名 |
冷却 |
消費MP |
効果 |
イージーダメージ (パッシブ) |
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短時間に同じ敵にスキルダメージを5回連続で与えると、200魔法ダメージを追加で与える。 |
フライショット
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8.0 |
90 |
指定場所に魔法弾を放ち、範囲内の敵に270/300/330/360/390/420魔法ダメージを与える。 移動速度 -70。 2秒間継続。 範囲の中心にいる敵に30%の追加ダメージとスタン効果を与える。 |
パーミッション
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8.0 |
90 |
エネルギーフィールドを召喚して、範囲内の敵に0.5秒毎に100/120/140/160/180/200魔法ダメージを与える。 |
スプレッド
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38.0 |
150 |
指定方向に強力なエネルギーを放ち、0.3秒毎に、170/220/270ダメージ魔法ダメージを与える。 敵の移動速度 -10%。 3秒間継続。 スキル発動中は方向を変えることもできる。 |
目次
考察
単発高火力のメイジが多い中、設置や持続などじわじわとダメージを与える特殊なメイジ。
メイジ特有のリーチの長さ、位置指定のスキルを駆使しながら堅実にダメージを重ねていき、集団戦ではスキル3を効果的に活用し味方を勝利に導こう。
長所
- 全てのスキルの燃費が良く、パッシブとも非常に相性がいい。
- 集団戦において強力なダメージソースとなるスキル3。
- スキル性能によりジャングルやミニオンを処理する速度が非常に早い。
- 全てのスキルが位置指定、方向指定なのでタゲ切りに対応しやすい。
短所
- 対象指定のスキルが一切無いため、当たらなければ火力を全く出せない。
- 短時間で大ダメージを出すスキルが無いため、効果的にダメージを稼ぐにはスキル位置、立ち位置を常に考える必要がある。
- ↑と同様の理由と移動スキルが無いため、他のメイジと比較しても特にアサシンに弱い。
スキル説明・解説
パッシブ |
イージーダメージ ヒット数が多いほどスキルの威力が上がるというグールドのスキルと非常に相性のいいパッシブ。時間毎にダメージを与えるスキルが多いため、相手にスキルを当てている時間が長いほどダメージが増えると覚えておこう。 如何に相手にスキルを当て続けるような位置取りをするのが重要。 |
スキル1 |
フライショット 単発高火力の位置指定スキル。減速orスタンと追加効果も非常に優秀。 冷却時間は短めなので割りと連発が可能であるが、マナ消費が少し多いので使いすぎるとすぐマナ枯渇を起こしてしまうので注意。スキル1でスタンさせ、スキル2やスキル3につなげたり、スキル2やスキル3でパッシブを発動させてこのスキルの単発火力を上げるなど、使うタイミングは状況によって変化させよう。 いざという時のスタンで生き残ることができるので、小規模戦や集団戦ではスキル2やスキル3をメイン火力にしておき、飛び込まれた時のためにスキル1を残しておくと良いかもしれない。 |
スキル2 |
パーミッション 序盤~終盤までの火力を支える位置指定スキル。このスキルのお陰でミニオン処理やジャングル狩りが非常に早い。その早さは、ミッドレーンでキャリーやモスコブとファーム力が互角になる程度である。 冷却時間が短く効果時間が長いため、非常に連発力が効く印象を持つ。パッシブとも相性が良く、スキルの威力を上げるためのスキルとしても使用することができる。もちろん、このスキルだけでもかなりのダメージを出すことができるので、しっかり位置を調整して使うように。 |
スキル3 |
スプレッド ビュバーーーッ!とビームを放つ方向指定スキル。 対集団において脅威のダメージを叩き出す超強力スキル。当たる敵が多いほど威力上昇値も上がり、更にダメージが加速するという、集団戦の為に存在するようなスキルである。 冷却時間はスキル3にしては短めで、レベル上昇や冷却短縮によって、最終的には約20秒に1回のペースで撃つことができるようになる。また、0.3秒毎のダメージが3秒間続き、合計10回のダメージ判定があるので、やはり当てる時間が長くなるほど凶悪なダメージが出るようになる。全て当てることを心がけよう。 発動中は方向を変更できるが、変更の速度は早いとは言えないので、予め撃つ方向を決めて撃つようにしよう。スキル発動中は移動ができないが、再発動するとスキルを中止できるので、いざという時は思い切って中止することも大事である。 |
ビルド考察
メイジのビルドについては基本的にデコポンに任せているので、一般的ではないかも知れないがが以下のビルドで使うことが多い。
まずマナ枯渇対策と冷却短縮を目的に
タリスマンを初手に積む。
移動スキルを持たないグールドは立ち位置が非常に重要になるので、次点でブーツを購入。ブーツに関しては
アーケインブーツでもいいと思うが、(貫通によって)単発の威力を上げるよりも、発動回数を増やした方が相性が良いと判断し
マジックブーツを採用。
(正直、ブーツに関しては好みなので自由でいい。)
持続系のスキルダメージが多いグールドのダメージを支えるために
ヒートロッドを採用。一発でもスキルダメージが入るとパッシブが発動するので相性が良い。
フロスト、スキル1とスキル3が減速効果持ちのグールドには減速効果のパッシブは相性が悪いように見えるが、避けづらいスキル2にも減速効果が乗ること、重ねがけ可能というパッシブが持続ダメージと相性が良いことなどを鑑みるに、さして相性が悪いわけではない。
(把握していな人も多いと思うが
ヒートロッドと
フロストには移動速度アップもついている。移動スキルが無く、逃亡戦が苦手なグールドの生存力を上げるという意味でもこの2つは相性が良いと判断している。)
濃縮エネルギーと
ブラッドウィングはメイジ御用達、継戦力と火力を両立するために採用。
ガーディアンレリック不採用の理由は、持続火力メインのグールドとはパッシブの相性が悪いと判断したため。
固有ステータスの強さとコスパの高さを考えるならば採用しても良いだろう。が、今回のビルドとしては不採用。
ヒートロッドと
フロストで、火と氷を纏うことで最強に見える。
(とネタと言っていたが、しっかりと移動速度などのステータスも考慮してのビルドである。決してノリだけじゃない。決してノリだけじゃない。)
立ち回り考察
序盤
グールドはレーン戦が弱い
ヒーローではなく、むしろ強い方だと言える。
その理由の1つとして、ミニオン処理の速度が異常に早いことがある。スキル2とパッシブの相性のお陰で、スキル2をミニオン3体に同時に当てることができればかなりの速度でそのウェーブを処理することができる。
ミニオン処理が早いということは、相手との牽制、ひいてはレーン戦そのものを拒否できることになる。対面が、レーン戦が強いヒーローだった場合は、さっさとウェーブを押してしまって、ジャングルを狩ったり、味方の援護に行ったりして差を広げるようにしよう。
また、持続ダメージであるが故に、短時間での大ダメージは望めないものの、しっかりとスキルを当てることができれば、レーン戦においてもかなりの火力を出すことができる。
減速又はスタンを駆使しながらうまくスキル2を長時間ぶつけるように相手の動きとこちらの動きを考えると良いだろう。
相手のヘルスが減った場合は思い切ってスキル3でキルを狙ってみるのも手。キルを取れずとも相手を下がらせることができれば大きなアドバンテージとなる。
中盤以降
中盤以降は各レーンで小規模戦が起こり始めたり、1つのレーンに集まって集団戦が始まるようになる。
この中でグールドがするべき仕事は2つ。
- できるだけ多くの敵にダメージを与える。
- 集団戦において活躍できる敵ヒーローの足止めをする。
以上である。
一つ目は単純だろう。味方と敵の集団がぶつかった際に、スキル2やスキル1を撒いておき、敵の集団が固まっているところにスキル3を撃ち込む。キルを取れようが取れまいが、この時点でメイジとしての役割は果たせるだろう。後は効果的な位置にスキル2を設置し、スキル3の冷却時間が終わり次第、撃つタイミングを図ろう。
集団戦においては、とにかく1人に固執しないこと。全体を平均的に削ってキルを取れないのは良くないことだが、平均的に削り、より多くのキルチャンスを作るのもグールドの役割だ。(もちろん、1人を確実に倒した方がいい場面もある。ケースバイケースだと考えてもらいたい。)
二つ目、これはなかなか難しいことだが、集団戦において非常に活躍度が高いヒーローが存在する。
ティグラル、
オーロラ、
ライラ…etc
相手を同時に固めたり、広範囲にダメージを与えたり、圧倒的な射程で火力を出し続けたりと、いずれも集団戦で非常に脅威となる存在だ。
これらの敵に遠距離からスタンを狙っていくのも役割である。
ティグラルや
オーロラといった、
集団戦を始めたいヒーロー(イニシエーター)に対しては、集団でお見合い状態をしている時に、間髪入れずに減速やスタンを当てていき、積極的に前に出られないように牽制しよう。(集団戦前に起こる、遠距離ヒーローの牽制をポークという。)
また、いざ集団戦が始まった時には、一つ目で挙げたように集団に対して火力を出しながら、
ライラなどのハンターが仕事をできないように牽制することを心がけよう。
グールドは他のメイジと違い、持続的なダメージがメイン火力となる。それにより、
長時間の面制圧が可能であり、防具を積んでいないヒーローにとっては足を止めること=致命傷ともなるべき火力を出すことができる。
敵のハンターなどの集団戦でメインの火力として働けるヒーローが、より後ろに下がるように、より集団戦に参加できないように引かせるようにすることで味方への負担を軽くしてあげよう。
最後に
グールドは対象指定のスキルや移動スキルを持たないため、使い手の腕が如実に現れるヒーローだ。
レーン戦では常にガンクの警戒をしながら有利を取り、集団戦では他のメイジよりも圧倒的な制圧力・スキル効果時間をうまく活用できるような動きを覚えることができれば、グールドならではの活躍が見込めるだろう。
乱闘以外ではキワモノしか使わないというイメージが(著者の中では)大きいグールドだが、他の単発高火力型のメイジとは一味違った活躍ができるので、一般的なメイジが苦手な人でも、ぜひ使っていただきたいと思う。
(チケットで買えるし割りと安いぞ!)
何か見つけたら随時更新します。
著:AmyDoll44
最終更新:2018年03月09日 23:49