C言語の基礎の基礎

最低限覚えて欲しい命令一覧とちょっとの説明。
GCC Deceloper Lite Download
参考サイト(3664,3694Fで始めるH8)


#include

とりあえず基本。意味はファイルの読み込み。おまじないだと思ってもOK。
#include<stdio.h>
 printfとかscanfを使えるようにする。基本。マイコンには要らない。
#include<3664.h>
 H8/3664の定義ファイルの読み込み。
これを書かないと始まらない。一番最初に書く。

#define

ある文字を違う文字に置き換える。
#define MD1_1 P1.DR.BIT.B6
#define MD1_2 P1.DR.BIT.B7
#define MD1_P ITU3.GRA
モータードライバをPort1のBit6と7とPWM制御するときの書き方の例。
こうすると、MD1_1=1とかってするだけで良いから書くのが楽かも+ミスの防止になる。
欠点は、他の人が読むと意味がわからん。
#define LED_ON()   P5.DR.BIT.B0=0
#define LED_OFF()  P5.DR.BIT.B0=1
いわゆるマクロってやつ。LED_ON();とするだけでLEDが点く。見やすい。わかりやすい。
#define ever (;;)
 プログラム中に"ever"ってあったら、"(;;)"に置き換える。
 つまり"for ever;"で無限るーぷ。ネタ。

printf

画面に文字列を表示する関数。
printf("Hello,World!\n");
 画面に"Hello,World!"と表示して、改行。"\n"が改行の意味。
printf("data=%d\n",data);
 画面に"data="と表示した後、変数dataの内容を表示して改行。

scanf

キーボードからデータ入力する関数。

while(式)

式の答えが1(真)の間繰り返す。
while(1);
 無限に繰り返し。
while(n>=0){ 繰り替えし内容 }
 nが0以上の間{ }の中を繰り返す。

for(初期条件;式1;式2)

繰り返し命令。
初期条件を実行→式1が正しければ繰り返し内容を実行→式2を実行する→式1が正しいか判定。
for(n=1;n<=5;n++){ 繰り返し内容 }
 nを1にして、一回繰り返すごとにnを1ずつ増やし、nが5より小さかったら繰り返し。
for(;;);
 これも無限に繰り返し。

if else

条件判定。

switch case

多数の条件判定。

int

整数型変数宣言。

float

実数型変数宣言。要するに小数が使えるようになる。
doubleっての使えばさらに精度が良くなる。

char

文字型変数宣言。

演算子

+

足し算。

-

引き算。

*

かけ算。

/

割り算。

%

割り算のあまり。

=

代入。

&

AND演算。

|

OR演算。

==

等しい。

!=

等しくない。

++

a++;
 a=a+1;と同じ。

--

a--;
 a=a-1;と同じ。

+=

a+=b;
 a=a+b;と同じ。

-=

a-=b;
 a=a-b;と同じ。

&=

a&=b;
 a=a&b;と同じ。

|=

a|=b;
 a=a|b;と同じ。

&&

AND演算。(複数の式のANDをするとき…だと思う)

||

OR演算。(複数の式のORをするとき…だと思う)

関数

ここでは自分で作る関数という意味で。なんか便利なやつ。
同じ処理を繰り返すときはした方が良いかも。
ロボコンではマイコンの初期設定とか関数化することが多いかな。

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最終更新:2009年01月22日 12:11