人外と人間

触手×少女

最終更新:

monsters

- view
管理者のみ編集可
触手、産卵注意

触手×少女 6-618様

 ポツリと佇む灰色の建造物。地球人がこの未開拓惑星へ入植すべく建てた基地だ。
「んひいいっ!また出まひゅうう!」
 その基地中に響き渡る嬌声。
 地球のヌタウナギに似た触腕に体中を拘束され、女性は天井から大股開きのはしたない体勢で吊り下げられている。
 そんな彼女の秘部から毒々しい色の球体が二三ひり出され、床一面を占拠する巨大なヒトデ型の生物がそれを受け止めた。
「はひゃあ・・・今日も一杯産みまひたあ・・・」
 恍惚の表情。目の焦点が定まらず、舌を出し、だらしなく涎を垂らす。
 そんな彼女の涎を唇で受ける、もう一人の女。
「ジェシカのヨダレ美味しい・・・」
「隊長・・・ジェシカ幸せれしゅう!」
 彼女らは惑星開拓の先遣隊だった。
 事前調査ではバクテリア等の単純な生物しか、その惑星には存在しないはずだった。
 しかし、複雑な生物がいたのだ。
 自らの染色体を変質させ、如何なる別種の生物とも交配し繁殖する能力を持った。
 そして交配中、生殖器から常に媚薬を分泌し、相手の精神を屈服させる。

 ジェシカは同性のクレア隊長へ憧れを抱いていた。
 生物によって瞬く間に占拠された基地。
 しかしそこは、ジェシカにとって、また夫と疎遠になったクレアにとっても天国となった。
「あたしぃ・・・こんなに出ちゃうようになりまひたあ」
 床に居座る生物へ、自ら絞った母乳を垂らすジェシカ。
 生物に妊娠させられたために、その腹は卵が入って膨れ、乳房から雫が溢れ、秘部は黒ずむ。
 それはジェシカに限らず、クレア隊長も後輩も同様。
「ひゃくっ!お、お尻はだめですうっ!」
 産卵奴隷となって間もない後輩、アキラが首を振り、何とか拒否の意を伝えようとする。
 構わず生物はウナギに似た生殖器をアキラの肛門へ突き入れた。
「きゃひいっ!だめなのに・・・おケツ気持ちいいよぉ!」
 それが刺激となり、アキラに植え付けられた卵も露出し始めた。
 ジェシカもクレアも胎内に残った卵をひり出す。
「うむのだいしゅきいっ!うむのでイッちゃうぅ!」
「旦那なんかいらないいっ!産卵気持ちよくてしあわせなのぉぉっ!出るの見てぇぇぇっ!」
 ボトボトと、生物の体に卵が落下した。
「はひ・・・いっぱい産みまひたあ・・・」
 産卵に痛みは無い。ただ強烈な絶頂がある。
 ジェシカ、クレア、アキラの三人は放心したまま拘束を解かれ、粘液質の床に倒れ伏す。
 正確には、生物の体の上に。

 この惑星での一日とは約37時間。
 ヒトデに似た生物は、本日分の収穫を律儀に数え始める。

 その時、脳髄のある箇所をジェシカに踏まれた。
「あのさ、アキラ泣いてんだけど」
 生物は集計を中断し、視覚器官をアキラへ向ける。
 確かに泣いており、クレアに慰められていた。
「ひくっ・・・お尻なんてヒドいよぉ・・・」
 クレアは溜め息混じりに生物を見る。
「アナタの目的は何だったかしら?」
『あ・・・はい繁殖です』
 乗っ取った基地コンピューターの電子音声で生物は応答する。
「んじゃお尻を虐める必要とか無いじゃん」
「まったく。スキあらばすぐに必要以上のプレイしようとするんだから」
 ジェシカ、クレア双方から責められ、生物は恐縮する。
 ジェシカが尚も踏む。
「いい?エロダコ。あんたの種が絶滅寸前だから可哀相だと思ってあたしらが卵産んであげてんだからね?勘違いしないでよね!」
『はい・・・いつもありがとうございます』
 逆らえないのだ。
 産んでもらう代わりに、生物は自分の子ども達に開拓を手伝わせている。
 しかし、アキラがまだ泣き止まない。
「しばらくはただ働きよ。良いわね!」
『はい、今後は必要以上のエロ欲は出しません・・・』
 ジェシカの踏みつけがとんでもなく痛いので、生物は心からそう誓った。

「さあて、これでまた開拓がはかどるわねぇ」
 服を着て産卵室を出て行く三人。
 生物に、子ども達が駆け寄った。
「またママ達にいじめられたの?」
「パパはね、お前達のためにあえていじめられてるんだよ」
 しばらくしたらまた生殖を許されるだろうが、生物は生殖させてもらっている立場なので、卵を産んでくれている彼女らに何の文句を言える立場でもないのだった。





名前:
コメント:

すべてのコメントを見る
タグ … 触手
ウィキ募集バナー