悪鬼夜行 ◆7RGbmc1fRg
ふたりの姫、王たる騎士と月の賢者が異常を聞きつけ邂逅を迎えていたのとほぼ同時刻。
異常を察知していたのは彼女たちだけではなかった。
異常を察知していたのは彼女たちだけではなかった。
一分の隙もない甲冑に覆われた異形の騎士。時折不気味な呼吸音を響かせるはシスの暗黒卿、ダース・ベイダー。
D-5に置いて発生した爆発音は、彼にただならぬ不安を抱かせた。
怖じているというのか? だがあの程度の爆発、スペースシップのそれと比べたらどうということもないであろう。 ならば何故だ?
D-5に置いて発生した爆発音は、彼にただならぬ不安を抱かせた。
怖じているというのか? だがあの程度の爆発、スペースシップのそれと比べたらどうということもないであろう。 ならば何故だ?
(なぜワシは今、こんなにも焦燥している!?)
銀河帝国皇帝、ダース・シディアスは倒し、パドメの仇は討った。
あとはルークを探し出し、ここより脱出して後は銀河帝国皇帝の座につくだけ。なんの問題もないはずだ。
あとはルークを探し出し、ここより脱出して後は銀河帝国皇帝の座につくだけ。なんの問題もないはずだ。
ベイダーと同じ闇がこの島を覆っている。夜目に慣れぬ者には不利と働く闇が、足元さえ隠す暗黒が。
しかし機械により補われたベイダーの視覚はそれに意味をなさない。
橋を超えた先でそれらはすぐに見つかった。少年少女3人と路上で寝ている男、金色のドロイドの残骸。
しかし機械により補われたベイダーの視覚はそれに意味をなさない。
橋を超えた先でそれらはすぐに見つかった。少年少女3人と路上で寝ている男、金色のドロイドの残骸。
「――――」
ダース・ベイダーの思考は停止した。 とうとう発見してしまった、少年の死体が原因で。
ベイダーとルーク。 二人は必ずや出会うであろう。
これは運命であり、必然である。
フォースの導きは親子という強い繋がりをもつ彼らを必ずや引き合わせる。
これは運命であり、必然である。
フォースの導きは親子という強い繋がりをもつ彼らを必ずや引き合わせる。
――だがベイダーの願いは、悲劇という形で実現した。
◇ ◇ ◇
総身に殺意を纏わせ、大地を蹴散らし突撃する黒騎士に対応できたのは唯一武術の心得がある緋鞠のみであった。
「██▃▃▃▅▅▆▅▅████ッッッ!!」
「下がれ若殿っ!!あれはもはや人ではない! 魔人の類いだ!!」
「下がれ若殿っ!!あれはもはや人ではない! 魔人の類いだ!!」
もはや人の声とは思えぬ、悪鬼のそれと同質の斬撃が不気味な気迫と共に振り下ろされる。
力による攻撃に集約させた『ドジェム・ソ』のフォームから放たれた一撃を受けるは長刀『楼観剣』。
白玉楼剣術指南役が持つ、二振りの刀のうちの一本。妖が鍛えた刀でありながら幽霊10匹分の殺傷力を持つ妖剣。
刀ごとへし折らんばかりに放たれた剣圧が二撃、三撃と容赦無く緋鞠の命を刈り取るべく攻め立てる。
だが短い時間ながらも緋鞠はその流派の長所を見抜き、為すべき対応を正確にこなしていた。
黒騎士の流派は攻撃と殺害に全てを傾けた殺人剣。
初撃で見抜き、ならば長所を潰すべくこちらは守。相手を殺さず、生かして勝つべき刀法・活人剣。
力による攻撃に集約させた『ドジェム・ソ』のフォームから放たれた一撃を受けるは長刀『楼観剣』。
白玉楼剣術指南役が持つ、二振りの刀のうちの一本。妖が鍛えた刀でありながら幽霊10匹分の殺傷力を持つ妖剣。
刀ごとへし折らんばかりに放たれた剣圧が二撃、三撃と容赦無く緋鞠の命を刈り取るべく攻め立てる。
だが短い時間ながらも緋鞠はその流派の長所を見抜き、為すべき対応を正確にこなしていた。
黒騎士の流派は攻撃と殺害に全てを傾けた殺人剣。
初撃で見抜き、ならば長所を潰すべくこちらは守。相手を殺さず、生かして勝つべき刀法・活人剣。
真空のような静寂の中、刃鳴散らす達人同士の剣戟が幾重も切り結ぶ。
剣士としての実力、経験、ともにベイダーに分があるだろう。
だが激情により精彩を欠いた『ドジェム・ソ』では防御に重点を置いた緋鞠の型にその長所を潰され、本来ダースベイダー優位に進むはずの戦いが五部の状態にまで引き戻されていた。
黒騎士の絶技を捌ききり、互いに拮抗したはずの戦いの中いち早く死線を垣間見たのは緋鞠。
剣士としての実力、経験、ともにベイダーに分があるだろう。
だが激情により精彩を欠いた『ドジェム・ソ』では防御に重点を置いた緋鞠の型にその長所を潰され、本来ダースベイダー優位に進むはずの戦いが五部の状態にまで引き戻されていた。
黒騎士の絶技を捌ききり、互いに拮抗したはずの戦いの中いち早く死線を垣間見たのは緋鞠。
(動きが……先読みされているッ!?)
剣士としての勘や、反射などという生やさしいものではない。
黒騎士は緋鞠の思考そのものを読み取り、守りを潰す最善最速の魔手を穿つ―――。
黒騎士は緋鞠の思考そのものを読み取り、守りを潰す最善最速の魔手を穿つ―――。
―――勝敗はやはり短時間で決した。緋鞠の手にした楼観剣が空を舞い、大地へと突き刺さる。
元より自力が上の相手と互角の戦いを演じたのだ。野井原の緋剣を笑うことが誰にできよう。
悪鬼の義手が緋鞠の首根を捉え、そのまま握り潰さんとその手に力を込める。
元より自力が上の相手と互角の戦いを演じたのだ。野井原の緋剣を笑うことが誰にできよう。
悪鬼の義手が緋鞠の首根を捉え、そのまま握り潰さんとその手に力を込める。
「貴様か――! 貴様がルークを、こんな目に合わせたのか……ッ!!」
全身を黒甲冑で包んだ騎士の相貌を見ることは叶わない。
だがその声から読み取れるのは明らかな悲しみと怨念。
魔人と言えど人の子か。苦痛に顔を歪ませたまま緋鞠はどうにか首を横に振る。
だがその声から読み取れるのは明らかな悲しみと怨念。
魔人と言えど人の子か。苦痛に顔を歪ませたまま緋鞠はどうにか首を横に振る。
「ならば貴様かッ! ルークを殺したのは誰だ!!ワシの息子をこんな目にあわせた奴はどこにいる!!」
二人のやり取りに割って入れず、遠巻きに見守っていた智樹はその光景に驚愕した。
黒い人影――ダース・ベイダーの右手が前に突き出されたかと思うと、触れられてもいないのに優人が自分の喉元を押さえ、顔を真っ青にして苦しみ始めたのだ。
さらに、その両足が地面を離れ、バタバタと無様に空を蹴る。
黒い人影――ダース・ベイダーの右手が前に突き出されたかと思うと、触れられてもいないのに優人が自分の喉元を押さえ、顔を真っ青にして苦しみ始めたのだ。
さらに、その両足が地面を離れ、バタバタと無様に空を蹴る。
「――答えろ、小僧。 知らなければ殺す、喋らなければ殺す。この者たちの命惜しむなら即座に答えよ。ルークを殺したのは、誰ダ?」
自分の大事な親友でもあり家族でもある未確認生物のイカロスを正気に戻すと智樹は決意を固めた。
だが既にイカロスは罪を重ね、この人にとってのイカロスを彼女は殺してしまった。
もし自分がイカロスや、幼馴染のそはらを殺されれば同じく悲しむだろう。そしてきっと、自分はその相手に殺意を抱く。この人と同じように。
だが既にイカロスは罪を重ね、この人にとってのイカロスを彼女は殺してしまった。
もし自分がイカロスや、幼馴染のそはらを殺されれば同じく悲しむだろう。そしてきっと、自分はその相手に殺意を抱く。この人と同じように。
この窮地に置いて智樹の選択したフォームは、謝罪の最上級形とも言うべき土下座。
「俺です! 俺がやりました! なんでもします!だから優人と緋鞠だけは助けてください! そのためなら俺、どうなったっていい!!」
だがそれでも、智樹はイカロスを売ることなどできない。
イカロスの名を伝えれば、この黒い影はきっと暴走したイカロスを殺しに行くだろう。
それでもなお、イカロスは家族だ。彼女の重ねた罪はマスターである自分が償う。
これからも殺戮を続けるであろうイカロスの罪を、自分ひとりの命で僅かでも軽くできるのならば。
イカロスの名を伝えれば、この黒い影はきっと暴走したイカロスを殺しに行くだろう。
それでもなお、イカロスは家族だ。彼女の重ねた罪はマスターである自分が償う。
これからも殺戮を続けるであろうイカロスの罪を、自分ひとりの命で僅かでも軽くできるのならば。
「黙れ小僧ッッッ!! フォースの力が弱まっているとは言え、その程度の虚言見抜けぬと思ったかッ!!
ルークを殺したのは貴様ではないな? ならなぜそやつを庇う? 次は許さぬぞ、正直に言えッ!」
ルークを殺したのは貴様ではないな? ならなぜそやつを庇う? 次は許さぬぞ、正直に言えッ!」
見抜かれた……。優人を持ち上げたのと同じく、不思議な超能力をこの黒い人影は持っている。
正直に語らねば、次は智樹だけでなく緋鞠と優人も殺されるだろう。
いっしょにイカロスを止めると言ってくれた彼女たちを……これ以上巻き込むわけにはいかない。
智樹は思い出しながら、震える声で先ほどの惨劇から語り始めた。
正直に語らねば、次は智樹だけでなく緋鞠と優人も殺されるだろう。
いっしょにイカロスを止めると言ってくれた彼女たちを……これ以上巻き込むわけにはいかない。
智樹は思い出しながら、震える声で先ほどの惨劇から語り始めた。
◇ ◇ ◇
(……なるほど。この小僧、トモキのドロイド『イカロス』。この状況で暴走を始めおったか。そしてそやつがルークを――ッ!!)
未確認生命体、エンジェロイド。
それらの単語に対するベイダーの理解は早かった。
恐らくは今だ発展途上にある未開の惑星に、これまた高度な文明を持つ惑星のドロイドがなんの手違いか落下。そしてこのトモキを主人と定めたのだろう。
主の世話だけでなく守護も任とするドロイドならば、他は全て敵という状況で暴走を起こすというのも頷ける話だ。
それらの単語に対するベイダーの理解は早かった。
恐らくは今だ発展途上にある未開の惑星に、これまた高度な文明を持つ惑星のドロイドがなんの手違いか落下。そしてこのトモキを主人と定めたのだろう。
主の世話だけでなく守護も任とするドロイドならば、他は全て敵という状況で暴走を起こすというのも頷ける話だ。
緋鞠と優人を解放し、話を聴き終えた黒騎士はその刃の切っ先を智樹へと向ける。
「トモキ……主ならば部下の不始末は貴様が清算しろ。
ワシに代わって、貴様がそのドロイドを破壊するのだ。己の大事なものを失う苦しみ、貴様にも味わせねば気がすまんッ!
ワシの恨みを、息子を奪われた悲しみを晴らさせろ――! 」
ワシに代わって、貴様がそのドロイドを破壊するのだ。己の大事なものを失う苦しみ、貴様にも味わせねば気がすまんッ!
ワシの恨みを、息子を奪われた悲しみを晴らさせろ――! 」
ベイダーのその要求に異を挟めるものはいない。
イカロスの罪を償うため従うしかない智樹。
もし失った相手が自分の隣に立つ人であったらと思えば、顔を伏せるしかない緋鞠と優人。
イカロスの罪を償うため従うしかない智樹。
もし失った相手が自分の隣に立つ人であったらと思えば、顔を伏せるしかない緋鞠と優人。
「……わかった、俺はイカロスを―――殺す」
それがどれだけ辛いことなのか、優人を失うことを考えた緋鞠は身が引き裂かれんばかりだった。
そんな人を自分の手で殺す……それだけの酷い仕打ちは見過ごせるはずもない。
だが既にイカロスは罪を重ね。ここに一人の魔人を産み出してしまった。
この黒騎士の凶行も全てはイカロスと、智樹が産み出した罪。
そんな人を自分の手で殺す……それだけの酷い仕打ちは見過ごせるはずもない。
だが既にイカロスは罪を重ね。ここに一人の魔人を産み出してしまった。
この黒騎士の凶行も全てはイカロスと、智樹が産み出した罪。
◇ ◇ ◇
「……緋鞠。なぜ智樹を、あいつと黙って行かせた」
緋鞠や優人のことなどもはや眼中にない黒騎士が、意思を固めたトモキを連れ去ってからの二人は無言だった。
智樹たちを追おうとする優人を緋鞠が黙って静止し、その理由も話そうとしない緋鞠。
これまで彼女に向けたことのない声色で、優人は緋鞠に問う。
智樹たちを追おうとする優人を緋鞠が黙って静止し、その理由も話そうとしない緋鞠。
これまで彼女に向けたことのない声色で、優人は緋鞠に問う。
「だめなのじゃ、若殿……」
「なんでさ!? 智樹をあんな危ないやつと二人にさせておくだなんて!」
「――八雲紫の言った言葉を思い出してくれ、若殿……。奴は優勝すれば、黄泉路へと足を運び愛する者を連れ戻すことも可能だと言っておった。
あの男は……事が済めば他の者を皆殺しにし、息子を取り戻す気でいる」
「なんでさ!? 智樹をあんな危ないやつと二人にさせておくだなんて!」
「――八雲紫の言った言葉を思い出してくれ、若殿……。奴は優勝すれば、黄泉路へと足を運び愛する者を連れ戻すことも可能だと言っておった。
あの男は……事が済めば他の者を皆殺しにし、息子を取り戻す気でいる」
馬鹿な――と思うが、そんなありえない話に飛びついてしまうほどにあの男の悲しみは深い。
そしてなにより、優人が緋鞠を失ったのなら、緋鞠が優人を失ったのならば。
あの男と――同じになってしまうことを否定できない。
そしてなにより、優人が緋鞠を失ったのなら、緋鞠が優人を失ったのならば。
あの男と――同じになってしまうことを否定できない。
「――わしだけでは、あの男には勝てん。恥ずかしいことだが、先ほどそれを身をもって体感した。
今は、どうか今は耐えて欲しい……。 智樹は助ける、より多くの仲間を集め必ずや」
「……緋鞠」
今は、どうか今は耐えて欲しい……。 智樹は助ける、より多くの仲間を集め必ずや」
「……緋鞠」
(イカロスを共に止めると誓った智樹との約束。わしは忘れてなどおらぬ。
……だがやはりそれ以上に、わしは若殿を失いたくないのじゃ)
……だがやはりそれ以上に、わしは若殿を失いたくないのじゃ)
イカロスを智樹に殺させた次に、あの黒騎士は智樹を殺すだろう。
それが終われば側にいるものから次々とその剣の錆へと化える。
知り合ったばかりの少年と、何年も思い続けた相手ならば言うまでもなく後者を取る。
そんな当然の選択をした自分に、緋鞠は吐き気を覚えた。
それが終われば側にいるものから次々とその剣の錆へと化える。
知り合ったばかりの少年と、何年も思い続けた相手ならば言うまでもなく後者を取る。
そんな当然の選択をした自分に、緋鞠は吐き気を覚えた。
「ごめん緋鞠……。俺、そんなことまで全然考えられなかった」
イカロスは智樹が止める。その智樹は自分たちが助けなければいけない。
それが約束を果たすことのできなかったせめてもの罪滅ぼし。そのために優人たちはみんなを助けて、仲間を集めなくてはいけない。
決意新たに踏み出した緋鞠たちは、ひとまず人の集まりそうな学校、負傷した人が避難しているであろう診療所を目指すことを決定する。
それが約束を果たすことのできなかったせめてもの罪滅ぼし。そのために優人たちはみんなを助けて、仲間を集めなくてはいけない。
決意新たに踏み出した緋鞠たちは、ひとまず人の集まりそうな学校、負傷した人が避難しているであろう診療所を目指すことを決定する。
だが意外にも、彼らの目指す他参加者との合流は早期に実現された。
「緋鞠、あれ! 人が倒れてる!」
◇ ◇ ◇
優人たちと別れた智樹と暗黒卿を名乗る謎の剣士、ダースベイダー。
イカロスと自分の罪を清算するため、ベイダーの後を歩く智樹だがその足は重い。
前を歩き、時折『コーホー』と機械的な呼吸音を鳴らす彼はまるで、SF映画の悪役そのものだ。
イカロスと自分の罪を清算するため、ベイダーの後を歩く智樹だがその足は重い。
前を歩き、時折『コーホー』と機械的な呼吸音を鳴らす彼はまるで、SF映画の悪役そのものだ。
「時にトモキよ……あの二人を見ていて気づいたことはあるか?」
あの二人……優人と緋鞠のことだろうか。
正直あまり答える気にもなれない。智樹が答えぬと見ると、ベイダー卿は言葉を続ける。
正直あまり答える気にもなれない。智樹が答えぬと見ると、ベイダー卿は言葉を続ける。
「ここには主従関係にあるものが集められていると最初に説明を受けた。ちょうど貴様と、イカロスのような者らだ。
だがあの二人は主従関係でありながら、お互いを好いておる。男と、女としてな。恋人と言っても差し支えはあるまい。
そしてワシとルークのような……親子関係にあるもの。ここに集ったのは、主と従者だけではないらしい」
「あの二人が恋人って……。 まぁ、そうかもしれないですけど。それも『ふぉーす』ってやつの力で知ったんですか?」
「……ワシも貴様らと同じように恋をし、親を敬ってきたつもりだ。あの程度読心せずとも顔を見れば容易に分かるわ」
だがあの二人は主従関係でありながら、お互いを好いておる。男と、女としてな。恋人と言っても差し支えはあるまい。
そしてワシとルークのような……親子関係にあるもの。ここに集ったのは、主と従者だけではないらしい」
「あの二人が恋人って……。 まぁ、そうかもしれないですけど。それも『ふぉーす』ってやつの力で知ったんですか?」
「……ワシも貴様らと同じように恋をし、親を敬ってきたつもりだ。あの程度読心せずとも顔を見れば容易に分かるわ」
(そうだ……現に今、この小僧の心を読むことはできん。あの女との戦いの最中、僅かに成ったフォースによる先読みも今この瞬間成すことなど出来ぬだろう。
ワシはまだ機械になったつもりはない。ドロイドならば息子を失ったとて悲しみも、憎しみも沸かぬだろう。
あの二人に若き日のワシとパドメの影を重ねることも……愛する二人を裂くことの呵責に悩まさせることも……)
ワシはまだ機械になったつもりはない。ドロイドならば息子を失ったとて悲しみも、憎しみも沸かぬだろう。
あの二人に若き日のワシとパドメの影を重ねることも……愛する二人を裂くことの呵責に悩まさせることも……)
そう、皇帝を討ち果たした時と同じく現在はフォースの流れは微弱なものとなっている。
やはりこの地ではフォースは弱まるらしく、深い読心や元から意思の強い者には通じぬ精神操作などは不可能だろう。
だからこそ普段なら気づいて当然の追跡者にも、ダースベイダーが気づくことはなかった。
やはりこの地ではフォースは弱まるらしく、深い読心や元から意思の強い者には通じぬ精神操作などは不可能だろう。
だからこそ普段なら気づいて当然の追跡者にも、ダースベイダーが気づくことはなかった。
◇ ◇ ◇
「……手遅れじゃ、もう既に息を引き取っている」
「そんな……」
「そんな……」
倒れていた中年男性の身体は酷く傷めつけられていた。
鼻をへし折られ、手足の骨はあらぬ方向に曲がり、前歯も二本引きぬかれていたという常軌を逸した状態。
鼻をへし折られ、手足の骨はあらぬ方向に曲がり、前歯も二本引きぬかれていたという常軌を逸した状態。
……なぜこんな拷問じみたことをする必要があった? 普通こんなことをされれば悲鳴のひとつでも上げるものだろうし、それならば緋鞠たちも事前に聞きつけるはずだ。
殺害は別の場所で行われたのだろうか? 異常者の仕業にしても、死体をこんなところに放り出しておくことになんの意味が……。
殺害は別の場所で行われたのだろうか? 異常者の仕業にしても、死体をこんなところに放り出しておくことになんの意味が……。
緋鞠の思考がひとつの可能性に至る直前、彼女の眼前で死体が真っ二つに爆ぜ噴血する。
そしてその体内から産まれ出でたのは無数の蛇の群れ――妖である緋鞠にも見覚えのない、おぞましい異形の触手。
彼女の手首と変わらない太さのそれらが、瞬時に伸び広がって巻きつくや万力のような力で締め上げていく。
緋鞠を捕えた触手は彼女の身体を確かめるかのようにそのラインをなぞり、手や足に、ヌルリとした粘液をこすりつける。
そしてその体内から産まれ出でたのは無数の蛇の群れ――妖である緋鞠にも見覚えのない、おぞましい異形の触手。
彼女の手首と変わらない太さのそれらが、瞬時に伸び広がって巻きつくや万力のような力で締め上げていく。
緋鞠を捕えた触手は彼女の身体を確かめるかのようにそのラインをなぞり、手や足に、ヌルリとした粘液をこすりつける。
「クソっ!なんだよこいつ! この、離せよ!緋鞠を離せ!」
優人が触手を緋鞠から引き剥がそうとするも、一度張り付いたそれはビクともしない。
跳ね退ける事も出来ず、逆に手足を搦め捕られた緋鞠は一切の抵抗が封じられる。
――生贄の血肉を介し、異界より呼び込まれたそれは胴もなければ四肢もない、巨大なオニヒトデとでも形容すべき異形の生物。
鬼斬り役である、天河家に仕える緋鞠にも見覚えがないのは無理も無い。
これは妖怪の類でも、幻想に追いやられた生物でもない。これはまったくの別次元に住まう、知る者の存在などありえるはずのない怪魔。
跳ね退ける事も出来ず、逆に手足を搦め捕られた緋鞠は一切の抵抗が封じられる。
――生贄の血肉を介し、異界より呼び込まれたそれは胴もなければ四肢もない、巨大なオニヒトデとでも形容すべき異形の生物。
鬼斬り役である、天河家に仕える緋鞠にも見覚えがないのは無理も無い。
これは妖怪の類でも、幻想に追いやられた生物でもない。これはまったくの別次元に住まう、知る者の存在などありえるはずのない怪魔。
「逃げ、ろ……若殿っ……」
「バカ言うな! 緋鞠を置いて行けるわけないだろ!」
「バカ言うな! 緋鞠を置いて行けるわけないだろ!」
こんなときでも緋鞠は優人を、優人は緋鞠を、それぞれの身を案じていた。
自分が傷つくよりも、目の前の大事な人が傷つくことはもっと耐えられない。
主従関係を超えた美しき愛に、その人物は感嘆を隠せなかった。
自分が傷つくよりも、目の前の大事な人が傷つくことはもっと耐えられない。
主従関係を超えた美しき愛に、その人物は感嘆を隠せなかった。
「おおお、なんと素晴らしい……愛の嘆きほど楽しいものはなく、愛の苦しみほど嬉しいものはなく、愛に苦しむ事ほど幸福なことはありません。
やはり悲劇というものは愛によって彩られてこそ華となります。
あなたがたは今、正しく真の愛へと到達している! これを祝福せぬ者がありましょうか!」
やはり悲劇というものは愛によって彩られてこそ華となります。
あなたがたは今、正しく真の愛へと到達している! これを祝福せぬ者がありましょうか!」
緋鞠を救い出そうとする優人を余所に、突如姿を見せたその怪人物は熱弁を振るう。
ぎょろりと剥いた大きな双眸に緋鞠と優人を焼き付け、ドラマや映画で憧れ続けてきたシーンを演ずる彼らに喝采を送る。
ぎょろりと剥いた大きな双眸に緋鞠と優人を焼き付け、ドラマや映画で憧れ続けてきたシーンを演ずる彼らに喝采を送る。
「人が神より心を授かっているのは、人を愛するために他なりません。
あああ、だが神はどこまで残酷なのか! 愛する二人を引き裂くだけでは飽きたらず、その愛を永遠とすることも許さぬというのかァァァ――!」
あああ、だが神はどこまで残酷なのか! 愛する二人を引き裂くだけでは飽きたらず、その愛を永遠とすることも許さぬというのかァァァ――!」
感嘆し、喜び涙しているのかと思えば憤る。
先ほど出会った黒騎士の憤りは理解もできたし、同じ状況に陥ったときのことを思えば共感もできた。
だがこの男は異常だ。異常過ぎる。目の前で苦しみ、異形の怪物に襲われている優人たちを見ても神だの愛だの口にしてばかりいる。
圧倒的な強者に襲われる恐怖ではなく、なにか得体の知れぬ不気味なものにべったりとまとわりつかれている恐怖。
先ほど出会った黒騎士の憤りは理解もできたし、同じ状況に陥ったときのことを思えば共感もできた。
だがこの男は異常だ。異常過ぎる。目の前で苦しみ、異形の怪物に襲われている優人たちを見ても神だの愛だの口にしてばかりいる。
圧倒的な強者に襲われる恐怖ではなく、なにか得体の知れぬ不気味なものにべったりとまとわりつかれている恐怖。
「ちょっとちょっと旦那ぁ、餌に引っかかった奴が来たらもっとじっくりゆっくり見よって約束じゃン?
あァ~、でもカップルかぁ。 うんうん♪ イイね、イイね!
インスピレーションってやつ? いい感じに湧いてきちゃったよオレ!」
あァ~、でもカップルかぁ。 うんうん♪ イイね、イイね!
インスピレーションってやつ? いい感じに湧いてきちゃったよオレ!」
そしてまたもう一人、怪人物と同じ雰囲気をまとった軽薄そうな青年が姿を見せた。
ああ――そうか、あの死体は言わば撒き餌。興味をひいた者を収穫すべく置かれた、こいつらにとっては遊ぶ価値すらなかった青草。
緋鞠目掛け青年の赤槍が振るわれる。もう優人にできることは緋鞠を庇い、代わりに赤槍を受けることだけ。
緋鞠の呻きを耳に残し、優人の意識はそこでぷっつりと途切れた――。
ああ――そうか、あの死体は言わば撒き餌。興味をひいた者を収穫すべく置かれた、こいつらにとっては遊ぶ価値すらなかった青草。
緋鞠目掛け青年の赤槍が振るわれる。もう優人にできることは緋鞠を庇い、代わりに赤槍を受けることだけ。
緋鞠の呻きを耳に残し、優人の意識はそこでぷっつりと途切れた――。
【E-5/1日目-黎明】
【主:天河優人@おまもりひまり】
[主従]:野井原緋鞠@おまもりひまり
[状態]:破魔の紅薔薇に殴打され気絶中。
[装備]:背負い袋(基本支給品)、不明支給品×3
[方針/行動]
基本方針:緋鞠を守る
1:???
[主従]:野井原緋鞠@おまもりひまり
[状態]:破魔の紅薔薇に殴打され気絶中。
[装備]:背負い袋(基本支給品)、不明支給品×3
[方針/行動]
基本方針:緋鞠を守る
1:???
[備考]
参戦時期はクリスマスの事件終了後です。それ以降の時系列の出来事はまだ知りません。
参戦時期はクリスマスの事件終了後です。それ以降の時系列の出来事はまだ知りません。
【従:野井原緋鞠@おまもりひまり】
[主従]:天河優人@おまもりひまり
[状態]:怪魔に囚われている。行動不能。
[装備]:楼観剣@東方儚月抄
[方針/行動]
基本方針:若殿に手を出させない。
1:この状況をなんとかする。しかしこれでは……!
[主従]:天河優人@おまもりひまり
[状態]:怪魔に囚われている。行動不能。
[装備]:楼観剣@東方儚月抄
[方針/行動]
基本方針:若殿に手を出させない。
1:この状況をなんとかする。しかしこれでは……!
[備考]
参戦時期はクリスマスの事件終了後です。それ以降の出来事はまだ知りません。
参戦時期はクリスマスの事件終了後です。それ以降の出来事はまだ知りません。
【主:雨生龍之介@Fate/Zero】
[主従]:キャスター@Fate/Zero
[状態]:健康、令呪3画、服が血まみれ
[装備]:百合川サキのナイフ@ゾンビ屋れい子x8、鉄扇@うたわれるもの
背負い袋(基本支給品)、背負い袋(基本支給品)、破魔の紅薔薇@Fate/Zero
ミスタードーナツ@現実x6、ガソリンの入った瓶@現実、電動ドリル@現地調達
不明支給品x1(竹露/リルカ)
[方針/行動]
基本方針:青髭の旦那と一緒にこの戦いを勝ち残る。
1:生贄が増えるよ!やったね旦那!
2:八雲紫についての情報を集める。
3:捕まえた二人をこれから楽しく殺す。
[主従]:キャスター@Fate/Zero
[状態]:健康、令呪3画、服が血まみれ
[装備]:百合川サキのナイフ@ゾンビ屋れい子x8、鉄扇@うたわれるもの
背負い袋(基本支給品)、背負い袋(基本支給品)、破魔の紅薔薇@Fate/Zero
ミスタードーナツ@現実x6、ガソリンの入った瓶@現実、電動ドリル@現地調達
不明支給品x1(竹露/リルカ)
[方針/行動]
基本方針:青髭の旦那と一緒にこの戦いを勝ち残る。
1:生贄が増えるよ!やったね旦那!
2:八雲紫についての情報を集める。
3:捕まえた二人をこれから楽しく殺す。
[備考]
※参戦時期は巨大海魔召喚の直前です。
※参戦時期は巨大海魔召喚の直前です。
【従:キャスター@Fate/Zero】
[主従]:雨生龍之介@Fate/Zero
[状態]:魔力消費(小)
[装備]:螺湮城教本@Fate/Zero、怪魔×1
[方針/行動]
基本方針:殺し合いを盛り上げつつ、八雲紫を出し抜く術を探す。
1:この二人の美しき愛を永遠のものとするため、速やかに贄としなければ。
2:八雲紫についての情報を集める。
3:螺湮城教本の制限を解きたい。
4:ゾンビ使いというものにやや興味を引かれている。
[主従]:雨生龍之介@Fate/Zero
[状態]:魔力消費(小)
[装備]:螺湮城教本@Fate/Zero、怪魔×1
[方針/行動]
基本方針:殺し合いを盛り上げつつ、八雲紫を出し抜く術を探す。
1:この二人の美しき愛を永遠のものとするため、速やかに贄としなければ。
2:八雲紫についての情報を集める。
3:螺湮城教本の制限を解きたい。
4:ゾンビ使いというものにやや興味を引かれている。
[備考]
※参戦時期は巨大海魔召喚の直前です。
※参戦時期は巨大海魔召喚の直前です。
女だろうと子どもだろうと、油断もしないし容赦もしない。
自分の両親さえ殺した地獄の女王姫園リルカには、容易く人を殺せるという自負があった。
自分の両親さえ殺した地獄の女王姫園リルカには、容易く人を殺せるという自負があった。
だが予想外だったのはあの女と黒い剣士の強さ。
3人組を襲撃するつもりが黒い剣士に先を越され、結局戦いの始まりからその顛末まで見守ってしまった。
とうとう戦闘に介入するタイミングを掴めなかったリルカは、今だ彼らの尾行を続けている。
だが収穫もあった。あそこで爆発を起こしたのはイカロスという奴で、そいつに自分の息子を殺されたダース・ベイダーとやらは怒り心頭。
自分で殺すだけでは満足できないのか、イカロスと組んでいるらしい智樹という小さい男子にわざわざ殺させるという鬼畜なやつだ。
胸のデカい緋鞠という女とその主らしき少年、鬼畜黒剣士と智樹というグループに別れたようだが当然狙うは後者。
3人組を襲撃するつもりが黒い剣士に先を越され、結局戦いの始まりからその顛末まで見守ってしまった。
とうとう戦闘に介入するタイミングを掴めなかったリルカは、今だ彼らの尾行を続けている。
だが収穫もあった。あそこで爆発を起こしたのはイカロスという奴で、そいつに自分の息子を殺されたダース・ベイダーとやらは怒り心頭。
自分で殺すだけでは満足できないのか、イカロスと組んでいるらしい智樹という小さい男子にわざわざ殺させるという鬼畜なやつだ。
胸のデカい緋鞠という女とその主らしき少年、鬼畜黒剣士と智樹というグループに別れたようだが当然狙うは後者。
黒剣士からみんなを守ろうとしたことからも分かるように緋鞠とその主の危険度は低いと見ていい。
やばいのは緋鞠以上の実力と不思議な術を使う黒剣士だ。
息子を失った今なにをするかわからない、見た目からして怪しいAAAクラスの危険人物。
やばいのは緋鞠以上の実力と不思議な術を使う黒剣士だ。
息子を失った今なにをするかわからない、見た目からして怪しいAAAクラスの危険人物。
ちょうど爆弾持ったやつも一緒のようだし、隙を見てサクッと殺っちゃいますか……。
獲物を狙う狩人は気付かれぬよう尾行を続ける。主を失ったことに、姫園リルカは気づかない。
【D-5/路上/1日目-黎明】
【従:ダース・ベイダー@スター・ウォーズ】
[主従]:なし
[状態]:健康、死亡まで残り約10時間
[装備]:信長の大剣@戦国BASARA、(基本支給品、不明支給品x3)
[方針/行動]
基本方針:イカロスをトモキに殺させ、ルークの仇を討つ。
[主従]:なし
[状態]:健康、死亡まで残り約10時間
[装備]:信長の大剣@戦国BASARA、(基本支給品、不明支給品x3)
[方針/行動]
基本方針:イカロスをトモキに殺させ、ルークの仇を討つ。
【主:桜井智樹@そらのおとしもの】
[主従]:イカロス@そらのおとしもの
[状態]:健康、心に大きな傷
[装備]:手榴弾(残り45個)@現実、背負い袋(基本支給品)、明夏羽のサングラス@おまもりひまり、羊のぬいぐるみ@まよチキ! 、黒の騎士団の制服@コードギアス反逆のルルーシュ
[方針/行動]
基本方針:イカロスを、殺す。
[主従]:イカロス@そらのおとしもの
[状態]:健康、心に大きな傷
[装備]:手榴弾(残り45個)@現実、背負い袋(基本支給品)、明夏羽のサングラス@おまもりひまり、羊のぬいぐるみ@まよチキ! 、黒の騎士団の制服@コードギアス反逆のルルーシュ
[方針/行動]
基本方針:イカロスを、殺す。
[備考]
参戦時期はカオス戦(1回目)終了後です。それ以降の時系列の出来事はまだ知りません。
参戦時期はカオス戦(1回目)終了後です。それ以降の時系列の出来事はまだ知りません。
【従:姫園リルカ@ゾンビ屋れい子】
[主従]:なし
[状態]:健康、死亡まで残り約10時間
[装備]:鋼鉄のクレイモア@現実
[方針/行動]
基本方針:雨月竹露を守る。
1:竹露の害になりそうな輩をブチ殺す。
2:尾行を続け、黒剣士と智樹をサクッと殺る。
[主従]:なし
[状態]:健康、死亡まで残り約10時間
[装備]:鋼鉄のクレイモア@現実
[方針/行動]
基本方針:雨月竹露を守る。
1:竹露の害になりそうな輩をブチ殺す。
2:尾行を続け、黒剣士と智樹をサクッと殺る。
[備考]
※参加時期はイーヒン編終了後です。(8巻)
※参加時期はイーヒン編終了後です。(8巻)
【ウィルソン・フィリップス上院議員の死体@ジョジョの奇妙な冒険】
高校・大学と成績は一番で卒業した。 大学ではレスリング部のキャプテンをつとめ…
社会に出てからもみんなから慕われ、尊敬されたからこそ政治家になれた…
ハワイに1000坪の別荘も持っている… 25歳年下の美人モデルを妻にした…
税金だって、他人の50倍は払っている! どんな敵だろうとわしはぶちのめしてきた…
いずれ大統領にもなれる! わしは…
ウィルソン・フィリップス上院議員だぞーーーーーーーッ
高校・大学と成績は一番で卒業した。 大学ではレスリング部のキャプテンをつとめ…
社会に出てからもみんなから慕われ、尊敬されたからこそ政治家になれた…
ハワイに1000坪の別荘も持っている… 25歳年下の美人モデルを妻にした…
税金だって、他人の50倍は払っている! どんな敵だろうとわしはぶちのめしてきた…
いずれ大統領にもなれる! わしは…
ウィルソン・フィリップス上院議員だぞーーーーーーーッ
雨生龍之介&キャスター組に支給。
自動車に興味を示したDIO様の目にたまたま留まり、無理やり運転手をさせられた一般人。
最後はDIO様に飛び道具として使われるなど無残な死を遂げた。
怪魔召喚の贄にされ、その餌として食い尽くされ消滅。
自動車に興味を示したDIO様の目にたまたま留まり、無理やり運転手をさせられた一般人。
最後はDIO様に飛び道具として使われるなど無残な死を遂げた。
怪魔召喚の贄にされ、その餌として食い尽くされ消滅。
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