爺様

キースの爺さんであり、その人格形成と武術技能取得など、人間形成そのものを決めた存在。
キース以上の武の達人らしく、キースが修めていない杖術なども修めている。
キースをして思い出したくないと言わしめる鍛錬を課したらしい。
その教えは「肉親であるからこそ、躊躇してはいけない。そして常に殺すつもりで挑め」など色々問題がある。

爺様への言及自体はかなり前からなされていたが、姿を見せたのは1025話の称号修羅道への通行証】獲得イベント時地下洞窟迷宮にて。
識別自体が効かない状態で、腰帯に日本刀を佩いた作務衣姿。頭は白髪だが背中はピンと立っている。自然と立っているだけだが、理想的な脱力を体現しているという姿だった。
技量ももちろん高かったが、狂気が足りずにキースとしては物足りなかった。

2度目の登場は1165話S1W15の港町の謁見の間にて。運営アバターに接続する形で現れたおそらく異世界の人間を挑発してその報復として出現した敵の中に存在した。

識別】結果
 ??? ???
 英霊 戦闘中
 ??? ???

分類が英霊など突っ込み所満載で、キースへの教えどおり、総大将を付けねらい護法魔王尊を追い掛け回した。いなされてはいたものの、星結晶で呼び出した弱体化した姿ではない護法魔王尊に猛攻をかけ続ける等かなりの技量を伺わせた。
相手の思惑が何であれ、その姿を見たキースは狂気に身を浸しつけ狙うこととなった。
とはいえ今回も狂気が足りず、最終的には裸絞めから首を折り勝利した。(1166話)
その最中

 そして心に誓う。
 こいつだけは、ダメだ。
 こいつだけは、ダメなのだ。
 屠らねばならない!

 そう、爺さんはこのオレの手で屠らねばならない!
 そうせねばならないだけの理由がオレにはある。
 これは義務であり、同時に権利でもあるのだ!

 オレは爺さんに感謝している。
 同時に憎悪以上の狂気も感じていた。
 何度、こんな思いをせねばならないのか?
 思い出すんじゃない。
 それは激痛と同義だ。
 思い出せ。
 それは歓喜と同義だ。
 矛盾する思いを抱え込んだまま、それをオレの中で狂気と化す。

 殺す。
 何度でも、殺す。

 殺れ。
 目の前にいるのは敵なのだ!
 肉親ではない。
 いや、肉親であるからこそ敵以上の何かだ。
 そして殺られる前に、殺るしかない!

 何にしても、オレ自身の手で仕留められたのは良かった。
 本当に、良かった。
 また再び、爺さんと戦う事になるのかも?
 その時は、どうする?
 決まっています。
 何度でも、殺るだけだ。

などと問題発言を連発し続けた。

1274話仮初めのマップにおいて三度の登場をした。この時は筋肉バカ魔神と共に出現し、激しい三つ巴の戦いとなった。筋肉バカ魔神とも因縁がある模様。
この戦いでいくつもの伏線が回収された。
そもそも戦いに塗れた修羅のような一族あり、その中でも心底から剣に取り憑かれた鬼だったらしく、自らの子にも狂気を植え付けるために、その妻を目の前で殺すという暴挙に出る。さらには妻が肥後者だったことも関係するという「薩摩人」らしい?一面を持つ。それでも狂気に堕ちない息子に失望して殺し、その子である孫の調教に入る。それがキースである。その仕上げに孫の恋人も孫の目の前で手に掛け、今回はうまく狂気に堕ちた孫によって殺されたらしい。この惨劇はクリスマスに行われ、爺様は血まみれサンタとなったこととなる。
1277話によると、登場したのは別の平行世界の存在であり、子供を為していないらしい。また、その存在はこれまでもいくつもの平行世界の爺様と戦っているとのこと。
3度目の兇状として「恋人」役に選んだのはグレイプニルに拘束された筋肉バカ魔神であった。

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最終更新:2016年12月08日 04:23