筑紫哲也 NEWS23

オープニングCG・タイトルロゴ

1989.10.02 - 1990.09:初代

  • カラーリング:筑紫哲也NEWS・23
オープニングタイトルでは、城のようなCGを「真夜中のニュースランド」という形で表現していた。
なお、「JNNニュースデスク'89」までタイトルに付いていたJNNロゴは、オープニングCGが終わってスタジオに切り替わったところで表示された。

1990.10 - 1994.09:2代目(初代のアレンジ版)

地球儀をあしらった砂時計が形成されるCG。
1992年ごろはヘッドラインを3本流した後、筑紫が挨拶する演出だった。
1993年ごろからはスタジオに切り替わり、筑紫が挨拶するところで日付表示がされるようになった。

1994.10 - 1997.09.26:3代目

はためく布をイメージしたCGに「NEWS・23」(この時期のみ『筑紫哲也-』の表記がなかった)のタイトルが現れる。

1997.09.29 - 2005.03.25:4代目

  • カラーリング:TETSUYA CHIKUSHI NewSS 23
水中を模したCGの中に大小の気泡が現れ、その中からタイトルロゴが現れる。
ロゴの表記はSが大きく(NewS23)、ロゴの左下に「TETSUYA CHIKUSHI」と姓と名を分けた2段表記。
なお、このロゴから6代目まで「筑紫哲也」の表記が英字の「TETSUYA CHIKUSHI」と表記された。また、この代からJNNロゴの表示がなくなる。
途中、2000年ごろからはOP後にニュース映像を流した後、筑紫が挨拶するフォーマットとなった。
1998年12月1日・2004年10月4日放送分では坂本龍一の生演奏に合わせてオープニング映像が流れた。

2005.03.28 - 2006.09.22:5代目

  • カラーリング:TETSUYA CHIKUSHI NEWS23
OPは白い背景にいくつもの写真が流れていくCG。
ロゴの書体はCentury Gothicを太字にしたもの。横の長さが異なる2つの長方形に挟まれるように「NEWS」「23」「TETSUYA CHIKUSHI」と3行のタイトル表示。
左の長方形が長く(右側の11倍)、タイトルは右寄りになっている。
このような配置になったのは「1日の時間の移り変わりの中に、しっかりと存在し、大事なモノを伝えていくニュース番組でありたい」という意図によるもの。

2006.09.25 - 2008.03.28:6代目

  • カラーリング:TETSUYA CHIKUSHI NEWS23
白を基調とした画面にライムグリーン色をした時計の長針のようなものが現れ、23時を示す。その後、デジタル時計と21、22、23、とカウントアップするメモのようなものが順に現れ、その上をライムグリーン色の長針のようなものが通過し、最後にタイトルロゴを表示。
ロゴは3行表示で上から「NEWS」、「23」、最後の行に小さいフォントで「TETSUYA CHIKUSHI」と表記。
23」の前に入っている「」はライムグリーン色のアニメーション。CMアイキャッチなどでは●の色が異なっていた(特集の時は黄、SPORTS23の時は青、天気予報の時は白、速報等は朱色)。
「筑紫哲也 NEWS23」としては最後のOP。

エンドカード

1989.10 - 1994.9

ブルーバックに「筑紫哲也ニュース23」「終」

1997.09.29 - 2005.03.25

オープニングと同じ背景に中央に「News23 TETSUYA CHIKUSHI」「終」と表記した静止画。
2000年4月以降は画面右下にジ〜ンが追加された。

2005.03.28 - 2006.09.22

オープニングのタイトル部分に「END」を追加したCG。

2006.09.25 - 2008.03.28

テーマ音楽

オープニングテーマ

1989.10.02 - 1997.09.26:井上陽水

筑紫が井上陽水に直接会って、口説き落として依頼した。
このテーマソングに曲名・歌詞はついておらず、2021年現在CDなどへの音源化はされていない。井上のスキャットのみで、一部の箇所はコマーシャル前のアイキャッチジングルで使われていた。

1997.09.29 - 2005.03.25:坂本龍一『put your hands up』

1999年以降、金曜日のオープニングはピアノバージョン。
通常版のオープニングとエンディングは坂本龍一のアルバム『CM/TV』に、ピアノバージョンは坂本龍一のシングル『ウラBTTB』に収録されている。

2005.03.28 - 2008.03.28:Bank Band with Salyu『to U』

2006年9月22日まで、金曜日のオープニングはピアノバージョン。
2006年9月25日からアレンジが変更されたものを使用。
筑紫や番組スタッフが聴き、メロディや歌詞の内容が番組のコンセプトに合致しているということで主題歌にしたという。

エンディングテーマ

エンディング

エンディングは、2005年3月までは挨拶の後にエンディングテーマ曲とともにその日のニュースのダイジェスト映像を流すものだった(1997年9月までは第2部のみ)。
1997年10月以降はニュースのダイジェスト映像の後にお天気カメラを背景に提供クレジットを挿入した(月~木曜のみ、のちに火~木曜)、提供クレジットの部分はBGMは流れなかった。
2005年4月以降は天気予報・エンディング挨拶の後にスタジオ映像→お天気カメラを背景に提供クレジットを挿入する(火~木曜のみ)。

1989.10 - 1991.05:井上陽水『最後のニュース』

後に、奥田民生によってカヴァーされた。
その後、『日本の人』(HIS)、『ネオ・ブラボー!!』(サザンオールスターズ)、『あなたを見つめて』(小田和正)、『また明日』(佐野元春)、『いま、思い出してみて』(森山良子)、『NEWSを知りたい』(忌野清志郎&2・3’s)、『川は流れる』(加藤登紀子)「soul searching」ウォーク・ウィズ・サンダー が起用される。

1993.10 - 1994.03:中島みゆき『最後の女神』

1994.04 - 1994.12:ネーネーズ『黄金の花』

1995.01 - 1995.06:渡辺美里『シンシアリー [Sincerely]』

1995.07 - 1995.09:新井英一『清河への道』

1995.10 - 1995.12:りんけんバンド『世 世 世〜You You You〜』

1996.01 - 1996.03:石川セリ『翼』

1996.04 - 1996.06:玉置浩二『メロディ』(後に、日曜劇場『メロディ』の挿入歌として使用されている)

1996.07 - 1996.09:朝霧舞・国吉なおみ・国吉昭子『月桃』(映画『GAMA 月桃の花』主題歌)

1996.10 - 1996.12:カルメン・マキ『星の河を渡ろう』

1997.01 - 1997.03:サザンオールスターズ『平和の琉歌』

1997.04 - 1997.06:井上陽水奥田民生『手引きのようなもの』

1997.07 - 1997.09:今井美樹『私はあなたの空になりたい』

1997年秋以降はオープニングテーマのアレンジ版を放送した。一時期、筑紫が司会し、キャンペーンにもなった『地雷ZEROキャンペーン』のテーマ曲『ZERO LANDMINE』が、エンディングにかけられたこともあった。




スタジオセット

1989.10.02 - 1991.09:初代(この代はドーナツ型のキャスターテーブル)

白を基調としたセットで、筑紫の席の奥には番組ロゴが描かれた登場口が、右端にはスポーツ用のモニターが多数置かれたセットがあった。スタジオは朝の『ビッグモーニング』や『モーニングEye』、午後の『スーパーワイド』と共用。。
この代のみ、座る位置が左から池田・筑紫・浜尾となっている。

1991.10 - 1992.9 : 2代目

黄緑色をベースとしたやや暗めのセット。
9月末にはスタジオリニューアルのため仮設セットから放送した。

1992.10 - 1994.09:3代目(ここまでは旧テレビ局舎Fスタジオ)

茶色を基調としたリビング風の物。
左側には大型モニターが、白い柱を挟んで右側には本棚と階段があった。

1994.10 - 1997.9.19:4代目(ここからは現放送センター、「ニュースの森」などと同様Nスタジオからの放送となる)

先代のセットを踏襲したセット。これ以降、スタジオ左側には「JNNニュースの森」のセットがあった。
1995年1月17日・1月18日放送分は1月17日早朝に発生した阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)関連のニュースを伝えるため、17日は21:00・18日は22:30から前倒し拡大で放送*1し、前拡大パートや通常ローカルセールス扱いの第2部も含め全編JNN報道特別番組扱いで全国完全ネットとした。この2日間、筑紫・有村は大阪・毎日放送のスタジオからの出演(17日は池田も*2)となり、東京のスタジオには浜尾が1人で残って震災に関する政府の対応や震災関連以外のニュースを伝えた。

1997.09.29 - 1998.09:5代目(立席のちに着席、スポーツコーナー等では以前から着席)

青色・ピンク色を基調としている。筑紫・草野の位置の後ろには番組ロゴのモニターが縦に並べられていた。
左側にはソファー席が、右側には大型モニターがあった。多事争論はこの期間のみこのモニターを使用して進行していた。

1998.10 - 2000.3.24:6代目

「ニュースの森」のセットは残したまま、本番組のスペースは木目調のセットに建て替え。
先代同様左側にはソファー席が、右側には大型モニターがあり、ソファー席の背景は変更されていない。

2000.04.03 - 2005.03.25:7代目

濃いクリーム色のセット。中央上にはシャンデリアが、夜景の窓の右側には階段と植物があった。右側には大型モニター、左側(当番組のセットと「ニュースの森」のセットの間に位置する部分)にはソファー席があった。
途中から筑紫の位置の後ろの背景が昼の風景から夜景に変更された。
ソファー席の箇所はJNNニュースの森でもエンディング挨拶の際に映り込んでいた。
座る位置は通常時は左から草野・筑紫・佐古の順で、エンディングは左から佐古・草野・筑紫・小倉の順(のちに佐古と小倉(→久保田)の位置が入れ替わった)。
一時期スポーツコーナーではセットの前にモニターと専用の装飾・テーブルを設置して進行していた。

2005.03.28 - 2006.09.22:8代目

白や茶色をベースとした暗めのセット。この代から多事争論はテーブルを背景に立って進行する形に変更されている。
2006年からは筑紫の位置の後ろに「変 2006」と表記された額縁が追加された。

2006.09.25 - 2008.03.28:9代目(8代目のマイナーチェンジ版)

椅子の色が白に、テーブルの色が黒に変更された。また、左奥には番組ロゴが描かれたパネルが置かれていた。
2007年8月28日・29日放送分は膳場と三澤がMBSの報道局デスクやスタジオ(通常『VOICE』(関西ローカルの夕方ニュース)を放送しているスタジオ。三澤は同番組の初代メインキャスターでもあった)から、番組全編を放送。出水は世界陸上大阪大会のミックスゾーン(インタビュアー)担当だったことから、長居陸上競技場から中継で出演した。高野は唯一東京のスタジオで留守番し、プロ野球など世界陸上以外のスポーツニュースを伝えた。この2日間の天気予報は、膳場が大阪から伝えた。
この時期は筑紫は闘病・休養のため出演を見合わせていた。

※1997年9月末は番組のリニューアルに伴うスタジオ改装のため、今まで使用していたスタジオの絵が描かれたパネルを立てて番組が放送された。
※スタジオ改装のため、2000年3月末は5日連続で全国各地から中継する「志」キャラバンを放送した。なお最終日は有珠山噴火のニュースに時間を割いた。
※2004年1月5日は「2004 ニッポンの分かれ道」として全編バーチャルクロマキーを使用して放送した。(テロップも通常と異なる仕様)
※4-7代目では金曜深夜便の生演奏企画などで「JNNニュースの森」のスペースも使われた。

クロスプログラム

第1期(浜尾・池田時代)は前の番組が終わった後のクロスプログラムは当初は予め収録したものを放送していた。
筑紫が打ち合わせ・準備をしている映像を写しつつ、池田が「このあとはNEWS23。きょう1日のニュースをお伝えします」、または「きょう1日の締めくくり。NEWS23は間もなくです」とナレーションを入れたもの。
スポーツのセットで浜尾と小林の掛け合い。
(浜尾)「(小林を指して)野球選手」 (小林)「(浜尾を指して)女優さん」 (浜尾)「このあとNEWS23」 (2人)「2人ともキャスターです!!」
キャスター席には池田と浜尾。二人「こんばんは。」池田「筑紫哲也は着替え中です。」浜尾「しばらくお待ちください。」後ろから筑紫がやってくる。
筑紫と浜尾がキャスター席に座っている。浜尾「NEWS23を観れば安心して眠れます。」筑紫「途中ではだめです。」
筑紫が夏休みの時にはピンチヒッターが「今週は、わたくし○○がお伝えします。」と言うパターンも作られた。
などいくつかのパターンが放送されていたが、出演者交代やリニューアルが行われた後は生放送に変わり、筑紫とスポーツキャスター以外の出演者(まれに筑紫も出たことがあった)がその日の中心項目について、映像を交えて簡単に触れたものとなった。

その他

初期は第1部終了時、一部地域は飛び降り部分の提供ベースで「筑紫哲也ニュース23 このあともひきつづき…」というテロップを挿入していた(各自送出)
尚、第2部を放送しない地域等は表示しないか「筑紫哲也ニュース23 終」のテロップを挿入した。第2部を放送する地域でも「このあともひきつづき…」のテロップを出さない局も存在したほか、提供ベースを丸々CM枠に差し替えていた局もあった。
1996年ごろから提供クレジットにカラー表示を採用している。1999年以降は入れ替え時の提供クレジットは銀色の縁取りの長方形の中にスポンサー名を1社ずつカラーで表記(「提供」の文字は無し)した物に変更された。
毎日放送ではエンディングの提供読みが「提供は、〇〇・△△・□□でした。」という言い回しになっていた。
2008年3月までは本編終了時(2004年10月以降、月曜日はマンデープラス本編終了時)に「See You Tomorrow(のちに「Good night」)」のテロップを出していた。
金曜日は金曜深夜便終了時に「See you next week」のテロップを出していた。時々月~木曜日(のちに火~木曜日)同様エンディングで挨拶を行う場合があった。
新番組告知のCMでは、荒野を歩く筑紫をバックに「真夜中のニュースランド 『筑紫哲也 NEWS23』」とのキャッチコピーを流した。(CMソングは松下里美「Myself」)
フジテレビ「明石家マンション物語」にて、当番組のパロディーコント「つくし哲也 NEWS53(ゴマすり~!)」が放送された。
このパロディーコントでは放送当時のオープニング・タイトルロゴ・スタジオセットが再現され、明石家さんまが筑紫哲也に扮した「つくし哲也」として登場した(共演者は米倉涼子、有田哲平(「ニュースマン」として登場))。

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最終更新:2024年05月25日 19:27

*1 なお、18日は前枠の『スペースJ』(21:00 - 22:25)も震災関連の特集を放送した。

*2 なお、池田は18日、神戸市長田区の大規模火災の現場から中継で出演した。