オープニング ◆FbzPVNOXDo
「こ、ここは?」
泉研が目を覚ますとそこは見た事の無い妙な部屋だった。
いや部屋と言えるのだろうか?
広さは学校などにある体育館ぐらいで70人位は余裕で入れそうだ。
研は部屋というより、何かの会場のように感じた。
いや部屋と言えるのだろうか?
広さは学校などにある体育館ぐらいで70人位は余裕で入れそうだ。
研は部屋というより、何かの会場のように感じた。
「おい、お前ここが何処か分かるか?」
「君は?」
「人に名前を尋ねる時は、先ず自分から名乗れ!」
「君は?」
「人に名前を尋ねる時は、先ず自分から名乗れ!」
ここが何処なのか確認するよりも早く研に一人の少年が話しかけてくる。
歳は研と同じ10歳位で、半袖の赤いジャンバーを着ている。
イメージカラーは赤といったところだろう。
そして、恐らく好物は焼肉定食と銀ダラの粕漬けだ
歳は研と同じ10歳位で、半袖の赤いジャンバーを着ている。
イメージカラーは赤といったところだろう。
そして、恐らく好物は焼肉定食と銀ダラの粕漬けだ
「君が誰かは知らないけど、名前は簡単に名乗るものでも無いし、そんな無闇に教えることは許されないんDA☆」
「じゃあ、俺とボーグバトルで勝負しろ!俺が勝ったらお前は俺に従え!俺が負けたらケンの命をやる!!」
「何で僕の名を!?」
「お前ケンって名前なのか?」
「アッ!」
「じゃあ、俺とボーグバトルで勝負しろ!俺が勝ったらお前は俺に従え!俺が負けたらケンの命をやる!!」
「何で僕の名を!?」
「お前ケンって名前なのか?」
「アッ!」
二人が話していた、その時だった。
「ここは何処だ!? それにお前は俺が殺した筈じゃ……」
「ちょっと色々あってな。それより落ち着けよメイトリックス大佐」
「ちょっと色々あってな。それより落ち着けよメイトリックス大佐」
この部屋の中央でメイトリックスと呼ばれた大男と軽口を叩く外人が何やらもめていた。
特にメイトリックスは、今にも目の前の男を殺しそうな勢いだ。
特にメイトリックスは、今にも目の前の男を殺しそうな勢いだ。
「僕達の他にも人が居たのか」
よく見れば周りにもざっと見て数十人がこの部屋に居る。
あそこの二人もそのなかの一人なのだろう。
あそこの二人もそのなかの一人なのだろう。
「さて全員目が覚めたようだな」
外人の男は目の前のメイトリックスから視線を外すと研達を含む他の者達に視線を向け
ニヤリと笑みを浮かべこう言い放った。
ニヤリと笑みを浮かべこう言い放った。
「俺の名はディアズ。そしてこれからお前達には殺し合いをして貰う!!!」
その場は静まり返る。
「ルールは簡単、この説明が終わり次第、お前たちは殺し合いの会場に放り込まれる。そこで殺し合い生き残った最後の一人が優勝だ。
俗に言うバトルロワイアルて奴だな。
そして見事、優勝した暁には何でも願いを叶えてやる。世界征服や死者の蘇生何でもござれだ」
俗に言うバトルロワイアルて奴だな。
そして見事、優勝した暁には何でも願いを叶えてやる。世界征服や死者の蘇生何でもござれだ」
「貴方は狂っているんだ!」
話を聞き研はディアズに向かって叫ぶ。
こんなキチガイロワイアルを放置する事など研の中の正義が断じて許さないのだ。
こんなキチガイロワイアルを放置する事など研の中の正義が断じて許さないのだ。
「おっと、さきに言っておくが反逆者はこうなる」
ディアズは研に目もくれず指をパチンッと鳴らす。
ボンッ
爆発音が響き赤い血と脳みそが弾けとんだ。
「そ、ソラウううううううううううううううう!!!!!!!」
ソラウと呼ばれる女性は首から上が弾け飛び、肉片を撒き散らしながら物言わぬ肉塊へと変わっていた。
「やれやれ、いい女だったのに勿体ない。さて話を続けようか」
流石の研もそれ以上は何も言えない。
何故なら、自分の首に首輪が巻いてあることに気付いたからだ。
一目見てこの首輪であのソラウを爆☆殺した事が分かる。
そして逆らった者は首輪を爆破し、ソウラのようになるのだろう。
何故なら、自分の首に首輪が巻いてあることに気付いたからだ。
一目見てこの首輪であのソラウを爆☆殺した事が分かる。
そして逆らった者は首輪を爆破し、ソウラのようになるのだろう。
それを悟ったのか他の者達もただジッとディアズを睨むだけだった。
「殺し合いをする際にお前達にはこのデイパッグを配る。
この中には、地図、コンパス、筆記用具、水、食料、時計、ランタン、参加者名簿だ。これらは必ず全員に配られる。
そして、これらの基本支給品に加えランダムアイテムが1つから3つまで入っている。
武器だったり、役に立たない玩具だったりと当たり外れがあるから気をつけな。
それと死亡者は定時放送にて発表する。その際、地図を見てもらえば分かるが会場の各エリアをランダムで禁止指定する。
禁止エリアに入った者はさっきの女のように首輪を爆破する。殺し合いに乗らず隠れたままの奴が居ちゃつまらないからな。
最後に参加者名簿の事だが、最初は白紙のままだ。第一回放送後に参加者の名前が浮かび上がるという仕組みになってる。
間違って捨てたりするなよ」
この中には、地図、コンパス、筆記用具、水、食料、時計、ランタン、参加者名簿だ。これらは必ず全員に配られる。
そして、これらの基本支給品に加えランダムアイテムが1つから3つまで入っている。
武器だったり、役に立たない玩具だったりと当たり外れがあるから気をつけな。
それと死亡者は定時放送にて発表する。その際、地図を見てもらえば分かるが会場の各エリアをランダムで禁止指定する。
禁止エリアに入った者はさっきの女のように首輪を爆破する。殺し合いに乗らず隠れたままの奴が居ちゃつまらないからな。
最後に参加者名簿の事だが、最初は白紙のままだ。第一回放送後に参加者の名前が浮かび上がるという仕組みになってる。
間違って捨てたりするなよ」
ディアズはそこまで話してふぅと息を呑むと再び口を開いた。
「説明はこれでOK?」
「OK!」
コキャッ
一瞬だった――。
メイトリックスは一瞬にしてディアズの首をその丸太の様な太い腕でへし折る。
首輪を爆破させる事も間に合わない程の速さであった。
首輪を爆破させる事も間に合わない程の速さであった。
メイトリックスの腕の中で、ディアズは糸が切れた操り人形の様な死体へと変わった。
一部からは悲鳴が聞こえるが、殺し合いに巻き込まれるよりはマシだったのだろう。
緊張が解けた様に部屋のあちらこちらから、話し声が聞こえてくる。
一部からは悲鳴が聞こえるが、殺し合いに巻き込まれるよりはマシだったのだろう。
緊張が解けた様に部屋のあちらこちらから、話し声が聞こえてくる。
そう状況はまだ良く分からないが殺し合いなんて物騒な真似はしないで済むのだ。
「アッ!?」
だからだろう。不意に訪れた目眩に研は驚きを隠せない。
(こ、これは一体……もしかしたら他にも協力者……まさかジュラル星人?)
「悪いな。そいつは囮だよ」
「パパ!!」
「っ?ジェニー!!! お前まで生きていたのか!?」
「パパ!!」
「っ?ジェニー!!! お前まで生きていたのか!?」
見れば何時の間にか研とメイトリックスの目の前に今度は少し小柄の男が立っていた。
だがディアズと違って、その男はジェニーと呼ばれる少女を腕で身動きを取れなくし銃を突きつけている。
メイトリックスも娘を人質に取られては動けない。
だがディアズと違って、その男はジェニーと呼ばれる少女を腕で身動きを取れなくし銃を突きつけている。
メイトリックスも娘を人質に取られては動けない。
「娘を返して欲しけりゃ優勝するんだな。安心しな娘の面倒は俺がしっかり見ててやるよ」」
薄れ行く意識のなか男の言葉にメイトリックスはこう答えた
「相変わらず面白い奴だな。今度こそ殺すのは最後にしてやる……」
「ッ……」
「ッ……」
そのままメイトリックスは意識を手放し床へと倒れてしまった。
それを見て男も一言呟く。
それを見て男も一言呟く。
「…………行ってらっしゃい」
【ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ@Fate/Zero】死亡確認
【残り70人転送確認】
【残り70人転送確認】
主催及び進行役
【ディアズ@コマンドー】死亡確認
【サリー@コマンドー】
【サリー@コマンドー】
人質
【ジェニー@コマンドー】
【ジェニー@コマンドー】
――――ニコニコ動画バトルロワイアルγ開幕――――
時系列順 | sm01:シュワシュワする… |
投下順 | sm01:シュワシュワする… |
サリー | sm70:第一回定時放送 |
ディアズ | 死亡 |
ジェニー | sm70:第一回定時放送 |
泉研 | sm06:あい殺(さつ)の魔法 |
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト | sm23:燃え滾る魂! 王者と魔術師! |
ジョン・メイトリックス | sm28:いったい何が始まるんです? |
天野河リュウセイ | sm03:ボーガーオペラミルキィボーグズ |
ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ | 死亡 |