Last update 2007年10月27日
ひとりぼっち 著者:ホクト
また眠ってしまったらしい。
ま、いつものことなので気にしない。
最近は物忘れが激しく、昨日は何をしたのかも忘れてしまうくらいだ。
ここはどこなんだろうか?
一体いつからここにいるんだろうか?
そんなことを思いながら時がすぎるのを待つだけ
そろそろ一日過ぎたかな?と思ったら、「正」の字に1つ付け加える。
そうして「正」の字が、何個も刻まれる。
他に誰かいないのかな?
話し相手がいれば多少気がまぎれるのに・・・
どうすればこの状況を打破できるのかな?
いろいろと考える。
あの手この手を考えて実行するが効果なし。
このままいるとどうにかなりそうだよ!!
だれか助けてくれ!!
意を決して「お~~い」と叫んでみた。
空しく言葉が反響するだけ。
何が原因でひとりになっているんだろうか?
思い出せないもどかしさが出てくる。
何日経ったかわからないくらい、時が過ぎたある日のことだった。
辺りを見回すと、箱の様なものが3つある。
「なんだろう?」と思い開けてみた。
見たことがある人間が横たわっている。
「そうか。思い出したぞ!」
友人3人と冒険をしていたんだ。
そして、不思議な物体に次々と友人が殺されたんだ。
俺だけが生き残ったのだが、どうしても逃げ切れないから・・・・
少しずつレベルアップしているんだった。
ちょうど隣にパワーがみなぎる泉があるから、ちょうどいいと思って・・・
「そろそろ教会で仲間を生き返らせないとマズイな」
「次に目が覚めたら、外に出よう!! レベルもあがったからリレミトを使えるようになったしね!!」
そんなことを考えながらたった一人洞窟の中の暗いお風呂に入っている。