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外の存在と第一世界の扉

外の存在と第一世界の扉


概要

第一世界の最奥部には、
外界と接続する**超巨大な門**が存在する。

この門は、
第一世界を含む九つの世界を、
外側に存在する未知の存在――

外の存在**から隔離するために設置されたものである。


扉は世界を開くためのものではなく、

侵入を防ぐための封印装置**である。




外の存在

外の存在とは、

  • 九つの世界のいずれにも属さない
  • 生物・魔・概念のいずれにも分類できない
  • 世界構造そのものを破壊し得る存在

を指す総称である。

それらは意志や倫理を持つかどうかすら不明であり、
確認されているのは、

存在するだけで世界が歪む**という事実のみである。




侵入の制限

外の存在は、
完全な形では第一世界に侵入できない。

しかし、

  • 世界の綻び
  • 位相のずれ
  • 扉の負荷増大

といった条件が重なった場合、
一部が**世界の隙間から侵入を試みる**ことがある。



落とし仔

このようにして、
外の存在の一部が
世界の隙間から零れ落ちることで生じた存在を

落とし仔**と呼ぶ。


落とし仔は、

  • 外の存在の完全体ではない
  • しかし通常の生命・魔物を大きく超える危険性を持つ
  • 単独で国家・都市・文明を崩壊させ得る

という特徴を持つ。

多くの世界に残る
「世界を壊す怪物」
「神話級災厄」
「討伐不能とされた存在」の記録は、
落とし仔に由来すると考えられている。



第一世界の扉

第一世界の最奥部に存在する扉は、
外の存在および落とし仔の侵入を防ぐための

唯一かつ最終的な防壁**である。


扉が機能している限り、
外の存在は第一世界、
および他の世界へ到達することはできない。



扉の維持

第一世界の扉を維持するためには、
膨大な量の**魂**を必要とする。

魂は、

  • 扉を閉じ続けるための燃料
  • 世界と外界を隔てる楔
  • 扉の機能を支える意志

として機能している。

ただし、
魂を燃料として扱う行為の是非については、
組織や思想によって見解が大きく異なる。



管理体制の変遷

帝暦150年以前、
第一世界および扉の管理は
切り札によって行われていた。

帝暦150年以降、
管理権限は世界樹へと移行している。

この移行の理由、
および切り札が第一世界から退いた真意については、
公式記録には残されていない。



現在の状態

第一世界の扉は、
現在も機能しているとされる。

しかし、

  • 扉の負荷は年々増大している
  • 魂による維持には限界がある
  • 完全な安全が保証されているわけではない

という点は、
世界樹内部でも共有されている懸念事項である。



備考

  • 第一世界は、希望の世界ではない
  • 扉は「開くべきもの」ではなく「閉じ続けるもの」である
  • 外の存在および落とし仔は完全には排除されていない
最終更新:2026年01月24日 22:52