- 停止が帝暦240年頃に設立した学園。
- 裏の目的は、停止が差別を嫌う平等主義者であることから生まれた実験場的構想であり、世界樹も基本的に放任し運営を任せている。
- 能力を集積しつつ、エリートとして育成する機関でもある。
- 停止は能力主義の歪みを承知の上で、それでも血統差別よりは合理的だと判断した。
⸻
設立目的
表向き:
「血統や身分に左右されない、能力者の平等な学び舎」。
裏の意図:
差別主義を完全に否定するための実験場。停止の思想が色濃く反映されている。
実態:
能力者を効率的に育て上げるエリート養成機関。
⸻
選抜基準
出自不問:
貴族・平民・廃民すべてを対象とする。
能力重視:
利便性 —— 社会に役立つ応用性(治癒・建築・気候制御など)。
強さ —— 戦闘力のみならず、競技・戦術・集団戦への貢献力も含む。
実力主義の徹底:
血統書は無価値とされ、唯一の基準は「能力測定」。
ただし、その測定方法を決定するのは学園側である。
⸻
社会への影響
希望の象徴:
廃民の子供でも能力さえあれば入学でき、夢を持てる。
恐怖の象徴:
能力が足りなければ「人間狩り」時代と変わらず切り捨てられる。
新たな階層化:
血統差別は消えたが、「能力差別」が社会に根を張りつつある。
⸻
歴史的立ち位置
旧体制の「純血・血統社会」に対するアンチテーゼ。
しかし平等の理念を掲げながら、結果的に「能力者のみが優遇される」別の選別を生み出した。
ディストピアからユートピアへ移行したはずが、その内実は「能力主義ディストピア」に近づきつつある。
⸻
学園派閥三分
1. 血統重視派(血筋エリート)
理念:能力は血統に宿る。
立場:旧貴族・竜の一族の子弟が多い。
特徴:能力の高さを血統の証明とみなす。家柄のない優秀者を妨害する陰謀も存在する。
弱点:努力や鍛錬を軽視しがちで、慢心も多い。
⸻
2. 能力至上主義派(努力万能)
理念:能力は努力と工夫で伸ばせる。
立場:廃民・平民出身が多く、停止の思想を支持する。
特徴:苛烈な鍛錬や能力研究に熱心。血統派を「過去の残滓」と見なす。
弱点:理想論に傾きやすく、結果が伴わない者もいる。
⸻
3. 中立派(実用主義・社会貢献)
理念:能力は血統や努力よりも、社会に役立つかどうかが重要。
立場:教師層や平民の一部、現実主義的な学生。
特徴:医療・農業・インフラなどの実用的能力を評価。学園を国家のための人材プールと捉える。血統派と努力派の対立を冷静に観察する。
弱点:理念が曖昧とされ、「日和見」と批判されることもある。
最終更新:2026年02月13日 22:53