天陽帝国 ― 国家組織構造
天陽帝国は、単一の権力機関によって統治されている国家ではない。
複数の巨大組織が互いに牽制し合いながら、帝国という枠組みを維持している。
その上位には、帝国全体の意思決定と統制を担う統治機構が存在する。
統治機構(中枢)
帝国の最上位意思決定層。
各巨大組織を束ね、最終的な国家意思を確定する。
帝国の最高権威。
原則として全ての決定はその名において公布される。
皇帝不在時にその権限を全て代行する。
帝国における最終責任者であり、皇帝印の唯一の使用権限を持つ。
皇帝直属機関「
六骸機関」の立法機構を担う最終裁定機関。
世界樹の構成員によって構成される。
三院において審議された法案・予算・国家戦略を審査し、承認・差し戻し・却下を行う。
その決定は皇帝の名で公布され、原則として各機関はこれに従う義務を持つ。
立法機構の一翼を担う合議機関。
軍部・政部・
騎士団・教会・諜報・連盟・都市代表など、天将級を中心に構成される。
国家戦略・政策の審議および調整を担う。
有資格市民によって選出された立法機関。
法案の提出、予算審議、民意の集約を担う。
※立法機構は三院(右院・左院・正院)によって構成される。
※法案・政策は、代議院および元老院で審議された後、枢密院の裁定を経て、皇帝(または皇帝代理)の名で公布される。
※最終決定権は枢密院が保持する。
から成る巨大な軍事組織であり、圧倒的な数と動員力によって秩序を維持する。
戦術や精鋭よりも「数の暴力」を重視する傾向が強く、
国内外に対して強硬な姿勢を取り続けている。
政部は「極六局」と呼ばれる六つの局によって構成されている。
地方統治、戸籍・人口管理、治安維持、社会制度の運用を担う。
国内行政の基盤を維持し、帝国の統治を現場レベルで支える中核局。
国家予算の編成および執行、財政管理、資金配分の統制を担う。
各機関への資源配分を通じて、実質的に国家運営の優先順位を決定する。
法秩序の維持、司法制度の運用、行政訴訟および法制度の整備を担う。
成立した法令の解釈・適用を統括し、国家意思を法として具体化する。
産業、資源、インフラ、技術行政を統括する。
国家経済と生産基盤を管理し、帝国の物的基礎を維持・拡張する。
兵站、動員、軍需、人事、軍紀など軍事に関する行政業務を担う。
軍部の直接指揮権は持たないが、制度・補給・予算を通じて強い統制力を持つ。
外交、条約、対外交渉、情報発信を統括する。
軍事行動以外の手段によって対外関係を調整し、帝国の対外的立場を維持する。
行政および制度運用・予算配分を司る。
立法権は持たず、成立した法の運用および整備を担う。
軍部とは権限・思想の両面で激しく対立している。
総称して「三極」と呼ばれ、
軍部とは独立した指揮系統を持つ。
平時は政治的・象徴的役割を担い、
有事には統合戦力として再編される。
- 帝国倫理の制定
- 福祉・厚生関連施設の運営
- 教育・救済活動
を担う一方、独自の武装組織を持ち、一定の戦力を有している。
軍部・
政部の双方に影響力を持つ中立的存在とされるが、
実際には独自の思惑で動くことも多い。
以下の六分野を担当する。
民間や
政部に任せると危険、あるいは不都合な案件を処理する。
表に出ることは少ないが、帝国の根幹を裏側から統制する中枢である。
立法分野においては、枢密院がその中枢を担う。
経済・流通・技術・武力を掌握し、
国家組織ではないにもかかわらず、帝国運営に強い影響力を持つ。
公式には
政部の管轄下にあるが、
実態は独立勢力に近い。
天下十二
公的に宣伝されている「帝国最強格」の存在群。
帝国の象徴として扱われ、
士気高揚や対外示威の役割を担う。
人数が欠けた場合は補充されることもあるが、
状況次第では制度そのものが廃止されることもある。
十三の席を巡って常に争いが続いており、
暗殺、謀略、情報操作などを担当する。
公式記録には残らないが、
帝国の暗部を実質的に動かしている存在である。
最終更新:2026年04月09日 21:08