士官
士官とは、天陽帝国軍において
部隊の指揮・統率・管理を任される正式な将校階級である。
下士官・特務士官とは明確に区別されており、
「正規の士官」として認められるには
定められた教育課程を修了している必要がある。
士官になるまでの経路
天陽帝国において、
士官になる方法は以下の二系統のみである。
- 帝立士官学校を卒業する
- 下士官として実績を積み、士官学校へ入学する
なお、
学徒軍事演習で顕著な戦果を挙げた者は
「士官」になるのではなく、
士官学校への推薦資格を得るに留まる。
下士官からの昇進について
下士官が戦場で功績を挙げた場合、
即座に士官へ昇格することはない。
この場合の進路は以下の二択となる。
- 特務士官として任用される
- 士官学校へ入学し、正規士官を目指す
特務士官は指揮権を一部与えられるが、
制度上は士官とは区別されており、
昇進の上限や配置には厳しい制限がかかる。
正規士官の区分
正規の士官は、階級に応じて三段階に区分される。
このうち、
上級士官になるための唯一の道が士官学校専攻科の修了である。
士官学校専攻科
士官学校専攻科は、
上級士官を養成するための選抜教育機関である。
入学条件は極めて厳しく、以下をすべて満たす必要がある。
- 階級が四礼以上であること
- 知識および実技が一定基準を超えていること
上級士官の希少性
上級士官の定員は1400名。
これは軍部全体の上位2%に相当する。
三義から二仁に昇格するためには、
以下の役職を順に経験する必要がある。
この過程には長い時間を要する。
さらに、
二仁から一志へ昇格するためには、
一度は武官任務を経験しなければならず、
精神を病む者も少なくない。
士官という身分
士官とは、
「命令を出す立場」であると同時に、
「失敗の責任を引き受ける立場」である。
戦場において部隊が壊滅した場合、
最終的に裁かれるのは常に士官である。
それでもなお、
士官を志す者が後を絶たないのは、
それが帝国における
最も過酷で、最も正当な上昇路であるためである。
最終更新:2026年01月21日 19:56