グラスデバイス
概要
グラスデバイスとは
世界樹が構成員および準構成員に支給している、高度な情報処理能力を備えた携帯型情報端末である。
透明な板状の本体と、その下部に取り付けられた電子機器収納部によって構成される。
一般的なスマートフォンやパソコンに相当する機能を持つが、透明な表示装置、立体映像表示、光学記憶媒体など、より高度な技術が使用されている。
電話機を起源とする機器ではないため、スマートフォンとは呼ばず、「グラスデバイス」と呼称する。
外観・構造
本体はスマートフォン程度の大きさ。
透明な板状部分の厚さは約1cm。
下部には横幅いっぱいに電子機器を収納した箱状の部分がある。
下部収納部の高さは約2cmを目標とするが、必要に応じて大型化できる。
透明部分にはカメラ、配線、CPU、電池などを露出させない。
透明部分の材質はガラスに限定せず、強化ガラスや透明樹脂、将来的な複合素材などを想定する。
表示機能
透明な板状部分が表示装置として機能する。
通常時は透明な状態を維持する。
情報表示中も背景を透かして見ることができる。
文字、画像、動画などを表示できる。
透明板の内部に奥行きを感じさせる立体映像を表示できる。
立体映像は空中に投影するホログラムではなく、板の内部に存在するように見える方式である。
画面への接触によるタッチ操作に対応する。
情報処理・電子機器
下部収納部には、端末の動作に必要な電子機器を集約している。
CPUなどの演算装置
立体積層された集積回路
通信装置
内蔵電池
高速記憶装置
カメラおよび各種認識装置
携帯端末としてだけでなく、パソコンのような情報処理や作業にも使用できる。
記憶装置
記憶装置は、用途に応じて二種類に分けられる。
下部収納部の高速記憶装置
OS、アプリケーション、作業中のデータなど、頻繁に読み書きする情報を保存する。
透明板の光学記憶装置
透明板そのものが大容量の記憶媒体として機能する。
写真、動画、立体映像、各種資料など、大量の情報を保存できる。
現実に研究されているガラスへのレーザー記録技術を発展させたものを想定している。
透明板は取り外し可能で、破損時の交換や性能向上に対応する。ただし、日常的に頻繁な交換を行うことは想定していない。
電源
内蔵電池を主電源とする。
加えて、使用者の生体電流からエネルギーを取得する技術が搭載されており、補助電源として利用する。
内蔵電池のみでも動作可能。
生体電流による補助給電で稼働時間を延長する。
生体電流の取得方法については、将来的な技術として扱い、詳細な原理は設定しない。
認証・情報保護
使用者の生体情報を利用した認証機能を備える。
端末に触れることで使用者を識別する。
登録された使用者のみが正常に操作できる。
未登録者には保存された情報を容易に閲覧できないようにする。
カメラ・拡張現実機能
下部収納部にカメラを搭載する。
透明板を通して見える風景と、カメラが認識した情報を組み合わせることで、拡張現実(AR)機能を実現する。
主な用途は以下のとおり。
建物や物体を認識し、関連情報を画面に重ねて表示する。
外国語の文章を認識し、翻訳結果を重ねて表示する。
写真や動画を撮影する。
周囲の物体や空間を認識する。
撮影時には端末を上下逆に持ち、カメラのある下部収納部を上側にして使用することもできる。画面表示は端末の向きに応じて回転する。
入力機能
通常のタッチ操作に加えて、周囲の空間を利用した入力にも対応する。
画面入力
透明板に表示されたキーボードを使って文字入力を行う。片手での操作にも対応する。
机上入力
グラスデバイスを机の上に立てて設置し、カメラなどで机の表面と指の動きを認識する。
透明板越しに見える机上の位置と仮想キーボードを対応させ、実際の机を指で叩くことで文字入力できる。
これにより、携帯端末でありながらパソコンに近い作業環境を実現する。
世界観における位置づけ
グラスデバイスは、\[\[世界樹\]]の構成員および準構成員が使用する特殊な情報端末である。
\[\
[第二世界\]]や\[\[第六世界\]]のように高度な機械技術が存在する世界では、その用途を理解できる者もいる。
一方、\[\
[第五世界\]]のようにスマートフォンが一般的でない世界では、外見だけでは用途が分からず、透明な板に箱が取り付けられた奇妙な道具として認識されることもある。
設定上の補足
現実の技術との対応関係は、透明ディスプレイ、立体表示、積層半導体、ガラス光学記憶、生体認証、画像認識、ARなどを基礎としている。
ただし、これらを小型端末に統合する技術や、生体電流による実用的な補助給電については、NineWorldにおける未来技術として扱う。
現段階では、具体的な製造企業、開発年代、詳細な内部機構、通信規格などは未設定とする。
最終更新:2026年10月13日 01:30