幸せ撲滅運動準備中
480 名前:幸せ撲滅運動準備中 ◆G9YgWqpN7Y [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 13:27:59
放課後、新入生たちはそれぞれの目的と共に通路を歩いている。
ふと、新入生が振り向き、ぎょっとした表情を向けて距離を取る。
次々と道をあけるその中心には3人の男子学生が歩いていた。
ふと、新入生が振り向き、ぎょっとした表情を向けて距離を取る。
次々と道をあけるその中心には3人の男子学生が歩いていた。
一人は身長190cm位、髪型をリーゼントに決めている。
一人は身長170cm位、髪型をモヒカンに決めている。
一人は身長150cm位、髪型を丸坊主に決めている。
一人は身長170cm位、髪型をモヒカンに決めている。
一人は身長150cm位、髪型を丸坊主に決めている。
いずれも髪が赤く、ももの部分が膨らんだズボン、裏に刺繍の入ったガクランを着、
新入生を威嚇するように見まわしながら歩いている。
新入生を威嚇するように見まわしながら歩いている。
一言で言うなら典型的不良だった。
大きい方が中ぐらいの方に話し掛ける。
「おう、今年の新入生も生きがいいのが多そうだな、那賀?」
「だな、台」
「だな、台」
二人は言いながらもその歩みを止めない。
今度は小さい方が二人に声を掛ける。
今度は小さい方が二人に声を掛ける。
「お、あのカップルなんていいんじゃないですかね。
いい感じで幸せそうなオーラ放ってやがる。一発しめねぇといけないんじゃないすかね」
いい感じで幸せそうなオーラ放ってやがる。一発しめねぇといけないんじゃないすかね」
その声に二人はカップルの方をみる。しばらくして首を横に振った。
「まだまだだな、省」
「見極めが甘いな」
「まだまだだな、省」
「見極めが甘いな」
二人に言われ、うっと呻く省。
その様子に台が説明を加える。
その様子に台が説明を加える。
「確かに一見幸せそうなカップルだ。だが、女の方をよく見てみろ」
「……? あ……!」
「気付いたか?」
「ええ、目がいろいろな方向に向いているっす。これは……」
「……? あ……!」
「気付いたか?」
「ええ、目がいろいろな方向に向いているっす。これは……」
省の答えに満足そうに頷く台。
「そうだ、あの女は男に飽きている。後一週間もすれば別れているな。
つまり、羨ましいとは思わん以上シメる必要などないな」
「分かったっす!」
「そうだ、あの女は男に飽きている。後一週間もすれば別れているな。
つまり、羨ましいとは思わん以上シメる必要などないな」
「分かったっす!」
省は答えている間、那賀が別のカップルに目をつける。
「おい、台、あれはヤバくないか?」
「ふむ……だな、あれはヤバい」
「どうしたんでやんすか?あれも相当なバカップルのように見えるっすけど?」
「ふむ……だな、あれはヤバい」
「どうしたんでやんすか?あれも相当なバカップルのように見えるっすけど?」
省の疑問に今度は那賀が言葉を繋ぐ。
「あの男、すでに浮気相手がいるな」
「なんだってーっす。くそう羨ましいっす」
「いや、女の方をよく見てみろ。あれは間違いなくヤンデレだ」
「……つまりっす?」
「後二週間以内に、間違いなくniceboat.が起こる」
「なんだってーっす。くそう羨ましいっす」
「いや、女の方をよく見てみろ。あれは間違いなくヤンデレだ」
「……つまりっす?」
「後二週間以内に、間違いなくniceboat.が起こる」
那賀が断言する。その言葉に省は慌てる。
「そ、それはヤバいっす。先生か警察に連絡をした方がいいんじゃないっすか?」
「警察なんてことが起こった後に動くのが仕事さ。それに俺たちは不良。そんな義理はない」
台はそう言って違う生徒を探すため、目線を離す。
「そ、それはヤバいっす。先生か警察に連絡をした方がいいんじゃないっすか?」
「警察なんてことが起こった後に動くのが仕事さ。それに俺たちは不良。そんな義理はない」
台はそう言って違う生徒を探すため、目線を離す。
「ま、その現場を見るのは楽しそうだけどな」
那賀もそう言って目線を離した。
しばらくして、台と那賀は先ほどからから取っていたメモを交換すると頷き合う。
「要注意は背の高い男と小学生のような女。
先輩と後輩っぽい奴ら、うむ、後輩の方は演技者だな。
ツインテールの女も相手がいそうな感じだ」
「どのタイミングでシメるのが適切か、よく見極めないとならんな」
「……ククク、嫉妬の力、思い知るがいい……」
「台、流石に周りがヒいてるぞ。その目は色々な意味で危険だ」
「おいおい、俺たちは不良だぜ。それ位が丁度いいんだよ」
「まあそうだが……しかしそろそろ美術教師がくる。ずらかるぞ」
先輩と後輩っぽい奴ら、うむ、後輩の方は演技者だな。
ツインテールの女も相手がいそうな感じだ」
「どのタイミングでシメるのが適切か、よく見極めないとならんな」
「……ククク、嫉妬の力、思い知るがいい……」
「台、流石に周りがヒいてるぞ。その目は色々な意味で危険だ」
「おいおい、俺たちは不良だぜ。それ位が丁度いいんだよ」
「まあそうだが……しかしそろそろ美術教師がくる。ずらかるぞ」
その那賀の言葉に台は頷く。
「っち、しょうがねえなぁいくぞ、那賀、省」
「っち、しょうがねえなぁいくぞ、那賀、省」
「「おう(っす)」」
その掛声とともに三人は走り出した。その行動に新入生は慌てて道を開けていく。
向かうは美術部、こう見えても三人とも美術部部員である。
その掛声とともに三人は走り出した。その行動に新入生は慌てて道を開けていく。
向かうは美術部、こう見えても三人とも美術部部員である。
一つ、3年生には割と知られた学校の怪談がある。
放課後、三人組の不良にカップルが絡まれるとそのカップルは結ばれるというものだ。
その怪談が真実かどうか、それを知る者は結構いるかもしれない。
放課後、三人組の不良にカップルが絡まれるとそのカップルは結ばれるというものだ。
その怪談が真実かどうか、それを知る者は結構いるかもしれない。
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