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一応金銀 その3 - (2007/01/08 (月) 13:27:49) の1つ前との変更点

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かたやしずかと出木杉。 メガニウムとブラッキーが対峙し、一触即発の状態だ。 「ブラッキー、騙し討ち」 「メガニウム、ブラッキーが来た所でギガドレインよ」 だが、ブラッキーの背後からの攻撃にメガニウムは反応出来ない。 先ほどのスターミー戦のダメージもあり、メガニウムは後一撃でやられる所だ。 「終わりだ、ブラッキーとどめの騙し討ち!」 ・・・しかし出木杉の命令に反してブラッキーは動かなかった。 「何故だ?騙し討ちだブラッキー!」 だがブラッキーは動かない。見るとブラッキーの体は震えていた。 「まさかお前!僕の命令を聞かないのか!」 出木杉は遂に怒り狂った。 「・・・出木杉さん。今のあなたに何でブラッキーが命令を聞かないか、わかる?」 しずかの目から涙が零れ落ちた。 「ブラッキーはね、きっといつものあなたじゃないってわかってるのよ」 「うああああああ!うあああああああああッ!」 しずかは涙を拭きとって言った。 「だから・・・だから、あなたの目を覚ましてあげる!メガニウム、ソーラービーム!」 メガニウムの体に光が集まり、それはブラッキーに直撃した。 そして、その衝撃波で出木杉も倒れた。 「出木杉さん・・・!」 しずかは出木杉のほうへ駆け寄った。 「あれ・・・?僕は・・・?確かロケット団になって・・・」 「いいの。終わったの。・・・グス。ほら、私はここにいる。それよりもブラッキーの手当てをしなくっちゃ、ね?」 「どうやら僕は、このバッジに操られていたようだ・・・」 出木杉は服から取れたロケット団のバッジを指さし、そう言った。 ---- 「何?出木杉が元に戻っただと?・・・チッ!使えないやつめ」 フスイは焦りながらもマタドガスを出した。 「マタドガス、煙幕!そしてクロバット、俺をセキエイ高原につれていけ!」 「ま、待ってくれ!ヤミカラス、俺をのせるんだ!」 フスイともう一人の幹部はセキエイ高原に向かって飛んでいった。 「・・・待て!貴様生かしてはおかない!」 シルバーが大声をあげるも、既に二人は見えなくなっていた。 「おい、今の聞いたかよ」 「セキエイ高原・・・そこにいけばドラえもんに会える!」 のび太は嬉しそうに空を見上げていた・・・。 そして、ラジオ塔の一件が全て治まった。 「それじゃあ、俺は行く。お前達には世話になった」 シルバーとユイナはリザードンに乗った。 「何処に?」 のび太が聞く。 「俺は必ずロケット団を潰す・・・だが、今回の戦いで実力不足が身にしみた」 「修行するの?」 のび太の問いかけに対し、シルバーは少し厳しい表情で答えた。 「ああ・・・もう誰にも負けないようにな。じゃあ、さらばだ」 「さようなら、のび太さん」 こうしてシルバーとユイナは飛び立って行った。 「ばいばい!またどこかで会おうね!」 ---- のび太がシルバーと別れた頃。 「本当に良かったわ。出木杉さん・・・」 「やっぱり君は、望んでロケット団に入ったわけじゃないんだね」 「おお、心の友よ!」 しずかとスネオ、ジャイアンは出木杉の復帰を喜ぶ。 「本当にごめん。僕のせいで迷惑かけちゃったね・・・」 出木杉がすまなさそうに顔をうつむける。 ――その時。 「おーい!」 のび太がこっちに走ってきた。 (・・・!何で出木杉としずかちゃんがイチャイチャしてるんだ・・・くそっ!) のび太はしずかと出木杉を見て嫌な気分になった。 「ああ、のび太か。・・・よし、みんな集まったな」 スネオが何かを決心したような顔で言った。 「みんなに言ったように、ロケット団はセキエイ高原にいった。」 「君の言いたい事はわかってる。僕達でロケット団を倒し、ドラえもんを連れ戻す。そういうことだろ?」 どうやら出木杉はわかっているらしい。 「ここからは、みんなまたバラバラになろう」 スネオが言った。 「よし、じゃあみんな、別れて出発しよう!」 「オー!」 ---- みんなが別れてから5日はたっただろうか。 のび太は新たな仲間を連れてフスベジムに挑戦していた。 「とどめだイノムー!吹雪!」 「ああっ、私のキングドラが・・・」 ロケット団との戦いでかなり成長したらしい。見事イブキを倒した。 「おーい!ジム戦、勝ったよー」 のび太の向かう先にはおなじみの4人がいた。 「遅いぞ、のび太!」 「もう私特訓しすぎちゃったわ・・・」 ジャイアンとしずかが言う。 「よし、じゃあセキエイ高原にいこうか・・・」 出木杉が言うと、皆は空を飛ぶでワカバタウンへ向かった。 「ここが、僕等の旅の始まりだったんだよね」 懐かしそうに言うのび太。 「じゃあ、まずはチャンピオンロードに向かおうか・・・」 それから30分後。 「ここが、チャンピオンロードね・・・」 そこにあるのはただの洞窟。だが異様な雰囲気を醸し出している。 みんながそれぞれの思いを馳せている中、出木杉がいった。 「さて、いよいよ最終決戦だ、僕たちの戦力を確認しよう。みんな新しいポケモンを捕まえてるようだしね。」 のび太   ピカチュウ45 ヨルノズク42 ゴルダック42 イノムー40 ポニータ39 しずか   メガニウム57 オオタチ49 サニーゴ49 ドードリオ47 スネオ   バクフーン45 クロバット44 ストライク44 ドククラゲ42 グライガー40  ジャイアン オーダイル48 ゴローニャ42 ケンタロス40 ドンファン40 出木杉   ブラッキー46 デンリュウ45 フーディン42 スターミー41 エアームド40   5人はチャンピオンロードに入っていった。  

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