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ビギナー その4 - (2007/01/03 (水) 11:32:05) の編集履歴(バックアップ)
ジャイアンがポケモンを探している頃─
@しずか
しずか「マリル!水鉄砲!」
しずかのマリルの攻撃が、野生のポチエナを倒した。
しずか「お疲れ様、マリル。」
しずかは、マリルをモンスターボールに戻した。このマリルは、トウカの森に入る直前にゲットしたポケモンだった。
しずかのマリルの攻撃が、野生のポチエナを倒した。
しずか「お疲れ様、マリル。」
しずかは、マリルをモンスターボールに戻した。このマリルは、トウカの森に入る直前にゲットしたポケモンだった。
しずか"マリルのレベルもだいぶ上がったし、カナズミジムはいけそうね。"
しずかは、カナズミジムへ向かった。
ジムの中に入ると、入口のところにジムの認定トレーナーの名前がずらりと並んでいた。
そしてその一番下に、リーフの名前があった。
しずか"リーフちゃん早いわね…私も次に続かなきゃ!"
しずかは意を決して中を進み、ジムリーダーに勝負を挑んだ。
ジムの中に入ると、入口のところにジムの認定トレーナーの名前がずらりと並んでいた。
そしてその一番下に、リーフの名前があった。
しずか"リーフちゃん早いわね…私も次に続かなきゃ!"
しずかは意を決して中を進み、ジムリーダーに勝負を挑んだ。
ツツジ「初めまして、ツツジです。よろしくお願いしますね。」
しずか「私はしずかです、よろしく。それじゃあ…」
ツツジ「バトルを始めましょうか!」
しずか「私はしずかです、よろしく。それじゃあ…」
ツツジ「バトルを始めましょうか!」
こうして始まったしずかのジム戦は、しずかの圧勝だった。
イシツブテ二体は、多少のダメージを受けながらもマリルの水鉄砲で押さえた。
そして動きの鈍いノズパスには、マリルの丸くなるから転がるの攻撃を止める事は出来なかったのだった。
イシツブテ二体は、多少のダメージを受けながらもマリルの水鉄砲で押さえた。
そして動きの鈍いノズパスには、マリルの丸くなるから転がるの攻撃を止める事は出来なかったのだった。
ジム戦後、ジム内
結果はしずかの圧勝。結局マリル一体でツツジを完封したのだった。
ツツジ「見事なバトルでした。丸くなるから転がるのコンボ攻撃も素晴らしかったですよ。それと…これをどうぞ。」
そう言ったツツジは、しずかに二つの物を手渡した。
ツツジ「ストーンバッチと、居合い斬りの秘伝マシンです。これで、細い木なら切り倒して先に進めるようになります。」
しずか「ありがとうございます!それから…」
ツツジ「ストーンバッチと、居合い斬りの秘伝マシンです。これで、細い木なら切り倒して先に進めるようになります。」
しずか「ありがとうございます!それから…」
しずかは、自分達がロケット団の情報を探していることをツツジに話して、何か手掛かりを手に入れたらポケナビに連絡をするように頼んだ。
(先にジムをクリアしていたリーフにも、ツツジは同じ事を頼まれていた。)
(先にジムをクリアしていたリーフにも、ツツジは同じ事を頼まれていた。)
こうして初のジム戦を終えたしずかは、カナズミジムを後にした。
しずか"マリルだけで充分だったわね…この子もレベル上げしたかったんだけど。"
しずかは三つ目のモンスターボールを手に、ポケモンセンターへ向かった。
しずか"マリルだけで充分だったわね…この子もレベル上げしたかったんだけど。"
しずかは三つ目のモンスターボールを手に、ポケモンセンターへ向かった。
しずかの状況
手持ち:ラッキー・マリル・???
カナズミジムクリア。
リーフの状況
手持ち:???
カナズミジムクリア。
手持ち:ラッキー・マリル・???
カナズミジムクリア。
リーフの状況
手持ち:???
カナズミジムクリア。
@ドラえもん
しずかがジム戦で見事な勝利を納めてだいぶ経った頃、ドラえもんはカナズミのトレーナーズスクールでポケモンの事を簡単に学んでいた。
ドラえもん「先生、ここはこれでいいんですか?」
先生「うーむ…正解です!君も随分上達しましたね。これをあげましょう。」
先生がそう言って取り出したのは、先制のツメだった。
ドラえもんは内心寒いと思いながらツメを貰い、スクールを後にした。
ドラえもん「先生、ここはこれでいいんですか?」
先生「うーむ…正解です!君も随分上達しましたね。これをあげましょう。」
先生がそう言って取り出したのは、先制のツメだった。
ドラえもんは内心寒いと思いながらツメを貰い、スクールを後にした。
ドラえもん「ヒトデマンにツメも持たせたし…そろそろジムに挑戦してみようかな。」
ドラえもんがジムに入ると、目の前では正にジム戦が行われている最中だった。
ドラえもんは挑戦側に立っている人物を見て驚いた。
ドラえもん「あれは…のび太くんじゃないか!」
ドラえもん「あれは…のび太くんじゃないか!」
ドラえもんの目の前で激しいバトルをバトルをしていたのは、コトキで別れたのび太だったのだ。
のび太「キノココ!吸い取るだ!」
たくましく成長したのび太は、ドラえもんの目の前でイシツブテを二体簡単に撃破する。
たくましく成長したのび太は、ドラえもんの目の前でイシツブテを二体簡単に撃破する。
ツツジ「なかなかやりますね…しかし、止めますよ!ノズパス!」
ツツジは最後に、重量感溢れるノズパスを繰り出してきた。
ツツジは最後に、重量感溢れるノズパスを繰り出してきた。
のび太「岩タイプならすぐにやっつけてやる!キノココ!吸い取るだ!」
ツツジ「そう上手くはいきませんよ!岩石封じ!」
のび太のキノココがノズパスに飛び付こうとしたが、ノズパスの攻撃によって大ダメージを受けてしまう。
ツツジ「そう上手くはいきませんよ!岩石封じ!」
のび太のキノココがノズパスに飛び付こうとしたが、ノズパスの攻撃によって大ダメージを受けてしまう。
のび太「キノココ!頑張れ!」
しかし、のび太のキノココは立ち上がるのがやっとだった。
ツツジ「よく耐えましたね…けどこれで終わりです!体当たり!」
イメージに反するスピードで、ノズパスがキノココに激突する。キノココはステージの岩に叩き付けられ、戦闘不能になった。
のび太「く…戻ってくれ、キノココ。」
のび太は悔しそうにキノココをボールに戻した。
しかし、のび太のキノココは立ち上がるのがやっとだった。
ツツジ「よく耐えましたね…けどこれで終わりです!体当たり!」
イメージに反するスピードで、ノズパスがキノココに激突する。キノココはステージの岩に叩き付けられ、戦闘不能になった。
のび太「く…戻ってくれ、キノココ。」
のび太は悔しそうにキノココをボールに戻した。
ドラえもん"頑張れ…のび太くん!"
ツツジ「さぁ…次のポケモンをどうぞ。」
のび太「よし…わかったぞ、頼んだ!イーブイ!」
のび太は、何か閃いたようだった。
ツツジ「さぁ…次のポケモンをどうぞ。」
のび太「よし…わかったぞ、頼んだ!イーブイ!」
のび太は、何か閃いたようだった。
ツツジ「珍しいですね…でも、負けません!ノズパス、岩石封じ!」
のび太「イーブイ!砂かけだ!」
ノズパスが攻撃するより早く、イーブイが砂かけでノズパスの命中率を下げる。
前の見えなくなったノズパスの攻撃は、イーブイに当たらなかった。
のび太「イーブイ!砂かけだ!」
ノズパスが攻撃するより早く、イーブイが砂かけでノズパスの命中率を下げる。
前の見えなくなったノズパスの攻撃は、イーブイに当たらなかった。
ツツジ「く…まだまだ!もう一度岩石封じよ!」
イーブイの居た場所に、大量の岩石が降り注ぐ。
イーブイの居た場所に、大量の岩石が降り注ぐ。
ドラえもんは自分のバトルではないのに慌てている。
ドラえもん"大変だ!直撃してるぞ…"
ドラえもん"大変だ!直撃してるぞ…"
ツツジ「勝負ありましたね…あなたのイーブイは岩に埋もれています…」
のび太「へへっ…それはどうかな?」
のび太は不敵に笑う。ツツジは尋ねた。
ツツジ「一体どういう事ですか…」
のび太「こういう事さ…イーブイ!今だ!」
急にノズパスの下から、イーブイが現れてノズパスに一撃を与える。
ツツジ「な…穴を掘るですか!」
ノズパスは、効果抜群の一撃で倒れた。
のび太「このイーブイの遺伝技さ…それに、気付かなかった?」
のび太は、倒れたノズパスを指差す。ツツジはなんの事だかわかっていない。
のび太「へへっ…それはどうかな?」
のび太は不敵に笑う。ツツジは尋ねた。
ツツジ「一体どういう事ですか…」
のび太「こういう事さ…イーブイ!今だ!」
急にノズパスの下から、イーブイが現れてノズパスに一撃を与える。
ツツジ「な…穴を掘るですか!」
ノズパスは、効果抜群の一撃で倒れた。
のび太「このイーブイの遺伝技さ…それに、気付かなかった?」
のび太は、倒れたノズパスを指差す。ツツジはなんの事だかわかっていない。
のび太「ノズパスはイーブイより素早い…それなのに、イーブイの先手を取れていなかった!」
ツツジ「まさか…キノココの胞子ですか!」
ツツジ「まさか…キノココの胞子ですか!」
体当たりの一撃でキノココの胞子を受けていたノズパスは、麻痺状態だった。動きの鈍ったノズパスの先手をとったイーブイは、穴を掘るで地面に潜んでいたのだった。
のび太「僕の…勝ちだ!」
ツツジは、少し残念そうにノズパスをボールに戻す。そしてのび太に歩み寄った。
ツツジ「完敗です…バッチと、居合い斬りの秘伝マシンをどうぞ。」
のび太「やった…バッチだ!ありがとうございました!」
ツツジ「完敗です…バッチと、居合い斬りの秘伝マシンをどうぞ。」
のび太「やった…バッチだ!ありがとうございました!」
のび太がバッチを受け取ったのを見て、ドラえもんもたまらず飛び出した。
ドラえもん「やったねのび太くん!」
のび太は急に飛び出してきたドラえもんに少し驚いたが、ドラえもんはそんな事も構わずのび太に抱き付いた。
ドラえもん「やったねのび太くん!」
のび太は急に飛び出してきたドラえもんに少し驚いたが、ドラえもんはそんな事も構わずのび太に抱き付いた。
ドラえもん「あんなにグズでノロマで冴えなかったのび太くんが…立派になって…ぼかぁ、ぼかぁ嬉しいよぉ~!」
のび太「言い過ぎだよドラえもん…あれ…イーブイの様子がおかしいぞ?」
ドラえもん「え…本当だ!」
ツツジ「進化…ですね。」
イーブイを眩い光が包み、光の中からエメラルドカラーのエーフィが現れた。
のび太「やった…エーフィだ!」
ドラえもん「のび太くん…よかったね!」
のび太「うん!これからもよろしくな、エーフィ!」
エーフィは、のび太の顔に頬擦りした。
のび太「言い過ぎだよドラえもん…あれ…イーブイの様子がおかしいぞ?」
ドラえもん「え…本当だ!」
ツツジ「進化…ですね。」
イーブイを眩い光が包み、光の中からエメラルドカラーのエーフィが現れた。
のび太「やった…エーフィだ!」
ドラえもん「のび太くん…よかったね!」
のび太「うん!これからもよろしくな、エーフィ!」
エーフィは、のび太の顔に頬擦りした。
のび太の状態
手持ち:エーフィ・キノココ
カナズミジムクリア。
ドラえもんの状態
手持ち:ヒトデマン
ジム戦まだ。
手持ち:エーフィ・キノココ
カナズミジムクリア。
ドラえもんの状態
手持ち:ヒトデマン
ジム戦まだ。
目の前で勝利を勝ち取ったのび太に続こうと、ドラえもんもツツジに話しかける。
ドラえもん「あの…僕もジム戦したいんですけど!」
しかしツツジが返して来た返事は、ドラえもんにとって少しばかり残念な返事だった。
ドラえもん「あの…僕もジム戦したいんですけど!」
しかしツツジが返して来た返事は、ドラえもんにとって少しばかり残念な返事だった。
ツツジ「ごめんなさい…今のバトルで、戦えるポケモンがいないんです。もうしばらくしてからまた来て下さいね。」
ツツジは申し訳なさそうにそう言って、奥の部屋に入って行った。
ツツジは申し訳なさそうにそう言って、奥の部屋に入って行った。
ドラえもん「そんなぁ…」
ドラえもんは残念そうにうなだれる。
のび太「しょうがないじゃないかドラえもん。その間レベル上げでもしなよ。」
ドラえもん「うん…」
ドラえもんは残念そうにうなだれる。
のび太「しょうがないじゃないかドラえもん。その間レベル上げでもしなよ。」
ドラえもん「うん…」
のび太とドラえもんがそんな会話をしながらポケモンセンターを目指して歩いていると、ドラえもんは突然前から走ってきた人間とぶつかった。
ドラえもん「うわぁ!」
ドラえもんは勢い余って後ろに倒れてしまった。
倒れているドラえもんの足下を、のび太には見覚えのある人物が必死で走って追いかけてった。
ドラえもんは勢い余って後ろに倒れてしまった。
倒れているドラえもんの足下を、のび太には見覚えのある人物が必死で走って追いかけてった。
のび太"あれは…森に居た人!その前にいたのは…マグマ団か!"
のび太「ドラえもん!あの人達を追いかけよう!」
のび太は倒れたドラえもんを引き起こし、二人でさっきの男性を追いかけた。
116番道路の近くまで走って来たところで、さっきの男性が息をきらして立っているのを見つけた。
のび太「スーツのおじさん!一体どうしたんですか?」
スーツ「あぁ、君はあの時の!実は…マグマ団にさっきも狙われた書類を奪われたんだ…そうだ!君、マグマ団から書類を取り返してくれ!」
のび太「わかりました!行こう、ドラえもん。」
ドラえもん「うん…」
のび太とドラえもんは、マグマ団を追って116番道路を進んで行った。
スーツ「あぁ、君はあの時の!実は…マグマ団にさっきも狙われた書類を奪われたんだ…そうだ!君、マグマ団から書類を取り返してくれ!」
のび太「わかりました!行こう、ドラえもん。」
ドラえもん「うん…」
のび太とドラえもんは、マグマ団を追って116番道路を進んで行った。
奥まで行ってみても、マグマ団の姿はなかった。
そこに居たトレーナーに聞いてみると、カナシダトンネルの中に入って行ったらしい。二人はトンネルの中へ入る事にした。
そこに居たトレーナーに聞いてみると、カナシダトンネルの中に入って行ったらしい。二人はトンネルの中へ入る事にした。
トンネルの内部には、モヤがかかっていて視界がハッキリしなかった。
しばらく進むと、大きな岩に行く手を阻まれて立ち往生しているマグマ団が居た。
マグマ団「くそっ!行き止まりかよ!」
そして振り返ったマグマ団は、ドラえもん達に気付いた。
そして振り返ったマグマ団は、ドラえもん達に気付いた。
マグマ団「おいお前ら!そこをどけ!」
ドラえもん「やだね!奪った物を返すまで通すもんか!」
ドラえもん「やだね!奪った物を返すまで通すもんか!」
マグマ団員「くそっ!どけってんだよー!」
マグマ団員は、何か焦ったようにドンメルを繰り出してきた。
マグマ団員は、何か焦ったようにドンメルを繰り出してきた。
マグマ団員「力ずくでもどいてもらうぞ、火の粉だ!」
ドラえもん「ヒトデマン、頼むぞ!水鉄砲だ!」
ドンメルの火の粉がドラえもんに向かって飛んでくるが、ドラえもんの繰り出したヒトデマンの水鉄砲で火の粉は消えてしまい、相殺仕切れなかった水流がドンメルに直撃する。
マグマ団員「ちくしょう!もう一度火の粉だ!」
団員は体力もあまり残っていないドンメルに、無理矢理攻撃させる。
ドラえもん「高速スピンでかき消すんだ!」
飛んできた火の粉の勢いは弱く、ヒトデマンの高速スピンで攻撃はかき消される。
ドラえもん「そのまま体当たり!」
ヒトデマンが高速で回転しながらドンメルに激突する。水鉄砲で弱っていたドンメルはその一撃で戦闘不能になった。
ドラえもん「ヒトデマン、頼むぞ!水鉄砲だ!」
ドンメルの火の粉がドラえもんに向かって飛んでくるが、ドラえもんの繰り出したヒトデマンの水鉄砲で火の粉は消えてしまい、相殺仕切れなかった水流がドンメルに直撃する。
マグマ団員「ちくしょう!もう一度火の粉だ!」
団員は体力もあまり残っていないドンメルに、無理矢理攻撃させる。
ドラえもん「高速スピンでかき消すんだ!」
飛んできた火の粉の勢いは弱く、ヒトデマンの高速スピンで攻撃はかき消される。
ドラえもん「そのまま体当たり!」
ヒトデマンが高速で回転しながらドンメルに激突する。水鉄砲で弱っていたドンメルはその一撃で戦闘不能になった。
マグマ団員「くそっ、役立たずめ!」
団員は倒れたドンメルを蹴飛ばし、ボールに戻しもせずドラえもんを突き飛ばして逃げて行った。
団員は倒れたドンメルを蹴飛ばし、ボールに戻しもせずドラえもんを突き飛ばして逃げて行った。
ドラえもん「あっ、待てぇ!」
ドラえもんがそう言って追いかけようとした時、後ろにいたのび太が団員に体当たりした。
ドラえもんがそう言って追いかけようとした時、後ろにいたのび太が団員に体当たりした。
のび太「ここは通さないぞ!」
団員「ぐっ…うっとうしい!どけっ!」
のび太は必死にしがみついたが、大人の力には敵わず団員には逃げられてしまった。
団員「ぐっ…うっとうしい!どけっ!」
のび太は必死にしがみついたが、大人の力には敵わず団員には逃げられてしまった。
ドラえもん「のび太くん!大丈夫かい?」
突き飛ばされて倒れていたのび太にドラえもんが駆け寄る。
のび太「うん…大丈夫だったけど、逃げられちゃった…ってアレ?!」
ドラえもん「どうしたんだい…ってああっ!」
ドラえもん達の少し先に、先ほどまで団員が持っていた包みが落ちていた。
のび太「取っ組み合いの拍子に落ちたんだ!」
ドラえもん「スゴいじゃないかのび太くん!」
のび太「あぁ、おじさんに渡しに行こう!」
ドラえもん「そうだね…あっ!ちょっと待って」
のび太「どうしたの?」
突き飛ばされて倒れていたのび太にドラえもんが駆け寄る。
のび太「うん…大丈夫だったけど、逃げられちゃった…ってアレ?!」
ドラえもん「どうしたんだい…ってああっ!」
ドラえもん達の少し先に、先ほどまで団員が持っていた包みが落ちていた。
のび太「取っ組み合いの拍子に落ちたんだ!」
ドラえもん「スゴいじゃないかのび太くん!」
のび太「あぁ、おじさんに渡しに行こう!」
ドラえもん「そうだね…あっ!ちょっと待って」
のび太「どうしたの?」
ドラえもんは、マグマ団に置いて行かれたドンメルに駆け寄る。
ドラえもん「君…一緒に来るかい?」
ドラえもんがドンメルに尋ねると、ドンメルはドラえもんに擦り寄ってきた。
のび太「よかったねドラえもん。新しい仲間が出来て!」
ドラえもん「ドンメル、これからよろしくね。」
ドラえもん「君…一緒に来るかい?」
ドラえもんがドンメルに尋ねると、ドンメルはドラえもんに擦り寄ってきた。
のび太「よかったねドラえもん。新しい仲間が出来て!」
ドラえもん「ドンメル、これからよろしくね。」
こうしてドラえもんに仲間が増えたのだった。
ドラえもんの状況
手持ち:ヒトデマン・ドンメル
カナシダトンネル内。
手持ち:ヒトデマン・ドンメル
カナシダトンネル内。
のび太とドラえもんはマグマ団を撃退すると、荷物を持ってカナシダトンネルを抜けた。
しかし、ドラえもんの頭の中にはある一つの疑問が浮かんでいた。
ドラえもん"おかしい…なんでこんな…"
ドラえもんが足を止めていると、のび太に早くと急かされたので今は考えるのを止めた。
しかし、ドラえもんの頭の中にはある一つの疑問が浮かんでいた。
ドラえもん"おかしい…なんでこんな…"
ドラえもんが足を止めていると、のび太に早くと急かされたので今は考えるのを止めた。
そして二人は奪い返した荷物をスーツの男性に渡す。
スーツ「よかった…ありがとう!これは大事な書類なんだ。そうだ!僕に着いて来てくれ。」
スーツの男性はそう言って二人をある場所に連れて来た。
スーツ「よかった…ありがとう!これは大事な書類なんだ。そうだ!僕に着いて来てくれ。」
スーツの男性はそう言って二人をある場所に連れて来た。
ドラえもん「これは…」
のび太「大きな建物だね…」
二人の目の前には、大型のショッピングセンターのような建物が建っていた。
スーツ「ここが僕の勤める会社…デボンコーポレーションさ!」
スーツの男性は自慢げに言った。
スーツ「そういえば…名前を名乗っていなかったね。私はマツウラ、君達は?」
のび太「僕、のび太です!」
ドラえもん「僕ドラえもんです。」
名前を名乗った二人に、マツウラは驚いた。
マツウラ「なんと!君がのび太くんだったのか。社長が会いたがっていたんだ、私に着いて来てくれ。」
のび太「大きな建物だね…」
二人の目の前には、大型のショッピングセンターのような建物が建っていた。
スーツ「ここが僕の勤める会社…デボンコーポレーションさ!」
スーツの男性は自慢げに言った。
スーツ「そういえば…名前を名乗っていなかったね。私はマツウラ、君達は?」
のび太「僕、のび太です!」
ドラえもん「僕ドラえもんです。」
名前を名乗った二人に、マツウラは驚いた。
マツウラ「なんと!君がのび太くんだったのか。社長が会いたがっていたんだ、私に着いて来てくれ。」
二人はマツウラに言われるままに着いて行った。
のび太「スゴい…中も広いね」
一階のフロントを抜ける長い廊下を横切り、二階へと続く階段を上がる。
ドラえもん「うわぁ…なんだここは…」
ドラえもんが見ていたのは、厚いガラスで隔てられた研究室のようなところで、中には白衣の研究員が作業をしている部屋がいくつもあった。
マツウラ「ここは研究セクション…君達の生活に必要な物や、新型のモンスターボールを開発したりしているんだよ。」
マツウラが歩きながらいろいろな説明をしてくれる。
そしてフロアを抜けて三階へと上がると、廊下の突き当たりの部屋の前まで来た。
マツウラ「社長、失礼します。」
高級そうな革のソファに、のび太が船で会ったツワブキが座っていた。
ツワブキ「やぁのび太君、久しぶりだね。マツウラから話は聞いたよ。書類を取り返してくれたんだって?それも二度も。」
のび太「はい…まぁ、成り行きですけど…」
のび太は慣れない雰囲気に緊張しながら返した。
ツワブキ「これで君に三度も助けられた事になるな。何か御礼をさせてくれ。」
そう言ってツワブキはマツウラを側によこし、何かを命じた。
一階のフロントを抜ける長い廊下を横切り、二階へと続く階段を上がる。
ドラえもん「うわぁ…なんだここは…」
ドラえもんが見ていたのは、厚いガラスで隔てられた研究室のようなところで、中には白衣の研究員が作業をしている部屋がいくつもあった。
マツウラ「ここは研究セクション…君達の生活に必要な物や、新型のモンスターボールを開発したりしているんだよ。」
マツウラが歩きながらいろいろな説明をしてくれる。
そしてフロアを抜けて三階へと上がると、廊下の突き当たりの部屋の前まで来た。
マツウラ「社長、失礼します。」
高級そうな革のソファに、のび太が船で会ったツワブキが座っていた。
ツワブキ「やぁのび太君、久しぶりだね。マツウラから話は聞いたよ。書類を取り返してくれたんだって?それも二度も。」
のび太「はい…まぁ、成り行きですけど…」
のび太は慣れない雰囲気に緊張しながら返した。
ツワブキ「これで君に三度も助けられた事になるな。何か御礼をさせてくれ。」
そう言ってツワブキはマツウラを側によこし、何かを命じた。
マツウラは、何かを取りに社長室を出て行った。
マツウラを待っている間、二人はツワブキと喋っていた。
ドラえもん「とても大きな会社ですねぇ。」
ツワブキ「始めは小さな小さな会社だったんだよ。それが今ではホウエンの中心企業だね。カントーで言うシルフカンパニーと言ったところか。」
のび太「でも…それだけ大きな会社だと、さっきみたいに…変な連中に狙われたりしないんですか?」
ツワブキ「あぁ、マグマ団の事か…確かに危険だね。しかし我が社はマツウラを始め優秀な社員が多いから、ある程度安心して居られるよ。」
ドラえもん「へぇ…そうなんだ。」
話を聞いていると、マツウラは社長秘書らしい。船にも一緒に乗っていたそうだ。
ツワブキ「しかし最近は物騒になってきたな…マグマ団やアクア団だけじゃなく、ロケット団までホウエンに現れるなんて…」
ツワブキの口から出た言葉に、二人は驚いた。
のび太「ロケット団を見たんですか!?」
ドラえもん「どこでですか!?」
突然身を乗り出してきた二人に、ツワブキは少し驚く。
ツワブキ「いや…私が見たわけじゃないんだ。話を聞いただけなんだよ。」
のび太「その話…聞かせてくれませんか。」
マツウラを待っている間、二人はツワブキと喋っていた。
ドラえもん「とても大きな会社ですねぇ。」
ツワブキ「始めは小さな小さな会社だったんだよ。それが今ではホウエンの中心企業だね。カントーで言うシルフカンパニーと言ったところか。」
のび太「でも…それだけ大きな会社だと、さっきみたいに…変な連中に狙われたりしないんですか?」
ツワブキ「あぁ、マグマ団の事か…確かに危険だね。しかし我が社はマツウラを始め優秀な社員が多いから、ある程度安心して居られるよ。」
ドラえもん「へぇ…そうなんだ。」
話を聞いていると、マツウラは社長秘書らしい。船にも一緒に乗っていたそうだ。
ツワブキ「しかし最近は物騒になってきたな…マグマ団やアクア団だけじゃなく、ロケット団までホウエンに現れるなんて…」
ツワブキの口から出た言葉に、二人は驚いた。
のび太「ロケット団を見たんですか!?」
ドラえもん「どこでですか!?」
突然身を乗り出してきた二人に、ツワブキは少し驚く。
ツワブキ「いや…私が見たわけじゃないんだ。話を聞いただけなんだよ。」
のび太「その話…聞かせてくれませんか。」
のび太とドラえもんに促され、ツワブキは話しだした。
ツワブキ「詳しい話は知らないが、フエンやシダケ、キンセツにミナモと…あちこちでロケット団らしき奴等を見たという情報が報告されているんだ…」
ドラえもん「本当にあちこちだね…」
のび太「教えてくれて、ありがとうございます。」
ツワブキ「そうだ、君達のポケナビを貸してくれ。互いに登録しておこう。何か情報が掴めたら連絡するよ。」
ツワブキ「詳しい話は知らないが、フエンやシダケ、キンセツにミナモと…あちこちでロケット団らしき奴等を見たという情報が報告されているんだ…」
ドラえもん「本当にあちこちだね…」
のび太「教えてくれて、ありがとうございます。」
ツワブキ「そうだ、君達のポケナビを貸してくれ。互いに登録しておこう。何か情報が掴めたら連絡するよ。」
そしてエントリーコールに登録を終えると、マツウラが帰って来た。
マツウラ「社長、持ってきました。」
ツワブキ「あぁ、ご苦労。」
ツワブキはマツウラが持ってきたモノを二人の前に差し出した。
ツワブキ「これは、学習装置と我が社の新製品ねタイマーボールだ。受け取ってくれ。」
二人は装置とボールをもらい、簡単な説明を受けた。
のび太「それじゃあ僕たちそろそろ…」
ドラえもん「いろいろとありがとうございました。」
二人がそう言って立ち上がると、ツワブキが尋ねた。
ツワブキ「いいんだよ。君達はこれからどこへ行くんだい?」
ドラえもん「ここのジム戦に勝ったら、ムロタウンへ行くんです。」
マツウラ「社長、持ってきました。」
ツワブキ「あぁ、ご苦労。」
ツワブキはマツウラが持ってきたモノを二人の前に差し出した。
ツワブキ「これは、学習装置と我が社の新製品ねタイマーボールだ。受け取ってくれ。」
二人は装置とボールをもらい、簡単な説明を受けた。
のび太「それじゃあ僕たちそろそろ…」
ドラえもん「いろいろとありがとうございました。」
二人がそう言って立ち上がると、ツワブキが尋ねた。
ツワブキ「いいんだよ。君達はこれからどこへ行くんだい?」
ドラえもん「ここのジム戦に勝ったら、ムロタウンへ行くんです。」
ツワブキ「そうか、ジムを周っているのか。ムロに行くなら、一つ頼まれてくれないか?」
のび太「なんですか?」
ツワブキからの相談に、のび太が答える。
ツワブキ「これを…ムロタウンにいる、ダイゴという男に渡して欲しいんだ。」
のび太「なんですか?」
ツワブキからの相談に、のび太が答える。
ツワブキ「これを…ムロタウンにいる、ダイゴという男に渡して欲しいんだ。」
ドラえもん"やっぱり…おかしい?"
のび太「わかりました。」
のび太は、ドラえもんの疑問をよそに差し出された手紙を受け取った。
のび太「わかりました。」
のび太は、ドラえもんの疑問をよそに差し出された手紙を受け取った。
ドラえもん「いろいろありがとうございました。」
のび太「ありがとうございました!」
マツウラ「こちらこそ、助かったよ。ありがとう。」
二人はマツウラにフロントまで送ってもらい、デボンコーポレーションを後にした。
のび太「ありがとうございました!」
マツウラ「こちらこそ、助かったよ。ありがとう。」
二人はマツウラにフロントまで送ってもらい、デボンコーポレーションを後にした。
のび太「この後どうする?」
二人は、一旦ポケモンセンターに向かって歩いている。
ドラえもん「僕はジム戦をしてくるよ。そろそろ大丈夫だろうし。」
のび太「そうだね、じゃあ僕はポケモンセンターで待ってるよ。ご飯も食べてないしさ。ドラえもんのジム戦が終わったら、トウカの森を抜けて連絡船に乗ろう。」
ドラえもん「そうしようか。」
二人は、一旦ポケモンセンターに向かって歩いている。
ドラえもん「僕はジム戦をしてくるよ。そろそろ大丈夫だろうし。」
のび太「そうだね、じゃあ僕はポケモンセンターで待ってるよ。ご飯も食べてないしさ。ドラえもんのジム戦が終わったら、トウカの森を抜けて連絡船に乗ろう。」
ドラえもん「そうしようか。」
そしてポケモンセンターに着いた二人はポケモンを回復させ、ドラえもんはジム戦を行いに出て行った。