「引きこもり その2」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

引きこもり その2 - (2007/05/26 (土) 23:50:55) の編集履歴(バックアップ)



しばらく泣いた後、のび太はドラえもんに事情を話した。ドラえもんがいない間のできごと、出木杉にポケモンバトルで負けたこと、精通したこと、…など、のび太はすべてのことを話した。話を聞いたドラえもんは、しばらく間を置いて…
「のび太君…出木杉君に勝つには…それ相応の覚悟が必要だ…それでも君は…強くなりたいのかい?」
のび太は黙ってうなづいた。その目は、ただならぬ決意をした目だった。
のび太の意気を感じたドラえもんは、自分の持っているすべての知識をのび太に伝授することにした。

――そして一ヶ月後――

全国大会会場には1000人程度の人間が集まっていた。



全国からの参加者にしては少ない気がしたが…とりあえず解説の説明を聞くことにした。解説者が言うには、ここから900人をふるいに落とし、100人が本戦に進めるのだという。
「みんな!本戦で会おうね!」
のび太、スネオ、しずか、ジャイアン、出木杉はお互いに声を掛け合い、みな自分の対戦相手がいる場所へと向かった。
(のび太は出木杉と目を合わさなかったが…)
のび太が行こうとすると、途中しずかが、のび太に話しかけてきた。
「のび太さん大丈夫?最近空き地に来なかったけど、どうしたの?」
「いや卵の孵…ゴホッゴホッ。いや体調が悪くてね。それよりしずかちゃんのポケモン強くなってそうだね。本戦で会えるといいね。」
しずかは強いと言われて、一瞬、頬を緩めるが、すぐに元に戻り、
「まぁ前よりは強くなったけど…そんなに強くはなってないわよ。」と答えた。
(なんだこの女…まんざらでもないんだ。)
そのあと軽く話し、お互い頑張ろうと言って二人は別れた



のび太は一回戦の試合会場へと向かった。一回戦の対戦相手は、ゲーム中に登場するボーイスカウトのような格好をした少年だった。
「お前が本戦に行くなんて一万光年早いんだよ!」
会って早々、このようなことを言われ、ムスッときたのび太だったが、気にせず対戦の準備を始めた。

――15分後――

「しまった!一万光年は時間じゃない!距離だ!」
ボーイスカウトの話など無視し、のび太は試合会場を後にした。

ここからのび太達のポケモンチャンピオンへの戦いは幕を開けた。



一回戦を勝ったのび太は、2回戦、3回戦、をなんなく突破し、後一回勝てば本戦へ行けるというところまで来た。
そして最後の相手は…自分の見知った友達…ジャイアンだった…。
「……のび太…お前が相手か…お前も不運だったな。俺は本戦へ行く!お前には負けてもらうぜ!」
「僕も負けないよ!ジャイアン!」
のび太は負けられなかった。ここで負けたら出木杉と戦えない。
(負けられない…)
こうして試合は始まった。ジャイアンの一番手はヘラクロス、対してのび太は…
「行け!サンダース!」



のび太はポケモンの中でトップクラスのスピードを持つ、サンダースを一番手に出した。
ちなみにこのサンダースはのび太がもっとも時間をかけたと言っても過言ではないポケモンである。めざパも氷70。
(サンダースに素早さで勝てるポケモンは早々いないはず…おそらくあれは火炎玉ヘラだろう。とりあえず、まずは身代わりでヤタピを発動させて…)
のび太が指示し、最初のターンにサンダースに身代わりが発動するかと思われた…だが!先制したのはヘラクロスだった。
「スカーフを持たせておいて正解だったぜ!地震!」
地震によってサンダースは崩れ落ちた…
「スカーフだとぉ!?」
周りにいたギャラリーの一人が口を開いた。


「火炎玉ヘラは火力がある分、扱いやすいし素人から玄人まで幅広く使われているヘラの基本スタイル…
対してスカーフヘラなんか見た目なんかはほとんど火炎玉ヘラと変わらぬぇが、あえて技が制限される分、スピードと意表性をかなり増加させて、アタッカーより奇襲を目的とした玄人好みの扱いにくすぎるヘラ…
使いこなせねぇとマグカルゴより弱い、ただのカモネギみてえなもんだってのに、何であのガキは?」
(く…こんなにも簡単にサンダースがやられるとは…けど!)
「まだ勝負は分からないよ!行けドータクン!」
のび太はドータクンをくりだした。それを見たジャイアンは…
「ぷっwwwお前まだあのドータクン使ってんのか?ボッコボコにしてやんよ!」
「僕はあの時のままじゃない!見てなよ!」



ジャイアンはヘラクロスを引っ込めた。変わって出てきたのは、ゴウカザル。
(あのドータクンはヘラに出したってことはおそらく浮遊…なら炎技で押し込むまでだ!)
「僕のターン!ドータクンは瞑想!」
ドータクンは瞑想し、特殊能力が上がった。
(やはりあのままじゃないか…だが次の火炎放射で…)
次のターン、ゴウカザルの火炎放射、ドータクンはオッカの実で威力を半減した。ドータクンの瞑想。特殊能力が上がった。
(なにかダメージがいつもより少ない気が…気のせいか?)
ゴウカザルの火炎放射。ドータクンは瞑想。
(なぜダメージが少ない!?おかしい!)
ゴウカザルの火炎放射。ドータクンの眠る。ここからしばらくこの繰り返しが続き…
「そろそろだな…サイコキネシス!」
瞑想を積めるだけ積んだドータクンのサイコキネシスにゴウカザルは耐えれるはずは到底なかった。



ゴウカザルがやられ、ヘラクロス、そしてボーマンダと出したジャイアンだったが、時はすでに遅く、瞑想ドータクンのサイコキネシスの前に倒れていった…。そして……最初に出したヘラクロスへの攻撃も決まりのび太の本戦行きが決定した。
最初は悔しかったジャイアンだったが、負けたことを潔く認め…
「のび太負けたぜ!本戦でもがんばれよな!」
「うんジャイアンの分まで頑張るよ!」
ここでジャイアンは一つの疑問をのび太に聞いた。
「しかし何で火炎放射が大して喰わなかったんだ!?まさか…改造か?」
「まさか!あり得ないよ。簡単なことさ!」



「あのドータクンは【耐熱】だったんだ。オッカの実によってジャイアンが勘違いしてくれて助かったよ。ヘラクロスに地震されないかヒヤヒヤしたね。あそこでやられたら危なかったからね。」
ジャイアンはムスッとした顔をしたが、少しして微笑み…
「大した野郎だ…お前なら優勝も狙えるかもな…本戦もがんばれよ!」
そう言ってジャイアンは会場を後にした。
(…さて、いよいよ本戦だ…出木杉…待ってろよ!)
のび太は本戦へ気合いを入れたのだった。

手持ち
のび太 ドータクン サンダース ???
ジャイアン ボーマンダ ヘラクロス ゴウカザル



(※都合により出場者を100→128に)
「本戦出場者のみなさんはステージに集まってください。」
会場内にアナウンスが流れた。
(いよいよ本戦か…やってやるぞぉ。)
のび太はステージに向かった。どうにも人が多い。進むのにも苦労しそうだ。
「うわぁ!」
などと考えていると案の定、人ゴミに押されのび太はコケてしまった。
「何やってんだお前w」
のび太を見下ろすように立っていたのはスネオ。
「スネオ…勝ちのこったの?」
「当然。お前はなんでここにいるんだ?」
「勝ったからだよ!本戦に 行 く の !」
「お前が勝ったのかwよかったなw」
(のび太が生き残るとは世も末だなwwwまぁせいぜい頑張るんだなwww)
スネオは明らかにバカにしたような笑いをしながら去っていった。
「なんだよアイツ…」
ようやくステージに着いたのび太。どうやら出木杉、しずかちゃんは勝ち残っているみたいだ。
(安心した…出木杉は勝ち残っている…後は勝つだけだ!)
「本戦のルールは前、述べた通りです。ポケモンは一回戦ごとに変えてくださっても結構です。
それでは…みなさん、優勝を目指してがんばってください!」



(安心した…出木杉は勝ち残っている…後は勝つだけだ!)
「本戦のルールは前、述べた通りです。ポケモンは一回戦ごとに変えてくださっても結構です。
それでは…みなさん、優勝を目指してがんばってください!」
トーナメント表を確認したところ、出木杉と当たるとしたら決勝、しずか、スネオには、勝ち残れば2回戦、3回戦で当たる。
「のび君。」
自分の対戦相手のところに向かおうとしたのび太だったが、出木杉に引き留められ、振り向いた。
本当なら無視をしてそのまま歩いていきたかったが、のび太も言いたいことあったので振り向いたのだ。
「お互い決勝で当たれるよう頑張ろうね!」
「……出木杉。前の僕と思って甘くみるなよ…。じゃあな!」
のび太は言いたいことだけ言って、スタコラサッサと出木杉の前から消えていった。
「僕も負ける気はないよ…。」
「そういえば…1回戦の相手を確認してなかったな…。まぁなんとかなるよね!」
1回戦の相手を確認してないとはなんとも余裕なものである。
「おや…?のびじゃないか。こんなところで会うとは奇遇だな。」
「…先生?…先生!なんでこんなところに!?」
「すっかりポケモンと言うゲームにハマってしまってなw いや参った参った。のび、お前が一回戦の相手だったな。おて柔らかに頼むぞ。」
「!?…先生が…一回戦の相手…?」
「そういうことだ。まぁよろしくな。」
そしてバトルは始まった。本戦一回戦!
のび太VS先生


記事メニュー
目安箱バナー