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DPその2 その1 - (2006/12/10 (日) 11:18:02) のソース
9月27日 「買えたー!」ドラえもんがタイムマシンから飛び出してきた。 「うるさいなあ、何が買えたの?」のび太は昼寝を邪魔されて不機嫌だった。 「僕は明日発売のダイパを徹夜でプレイするために昼寝してたんだよ。全く迷惑な・・」 「これだよ!!」ドラえもんはのびたの苦情を無視して小さな機械を見せた。 大きさはパソコンのマウス位で、全体にびっしりと大小の穴が開いている 少し不気味なものだった。 ドラえもんは機械の解説をした。 「これは22世紀のゲーム機で、今までに出た全てのゲームに対応してるんだ。 この穴に入れたゲームをバーチャルで遊べるし、タイムマシン機能で昔の 通信者とも遊べるし・・・・(省略)」 「すごいやドラえもん!これ使って明日からダイパをバーチャルで遊ぼうよ! もちろん、しずかちゃん達も誘って」のび太は部屋から出て行った。 しかし、ドラえもんはのび太とは対照的な心情だった。 「任天丼のゲームはバグが多いんだよなあ・・だけどまあ、大丈夫だよね・・・」 のび太達の過酷な冒険の始まりだった。 ---- 9月28日 のび太の部屋にいつもの五人が集まった。 ドラ「みんなそろったね。あれ?出来杉君は誘わなかったの?」 のび「うん・・だって出来杉が入ると絶対あいつが一位になるんだもん・・」 ドラ「ふ~ん、さて!」 ドラえもんは床にあの機械を置いた。 ドラ「みんなが買ってきたソフトをこの機械のどれかの穴に入れるんだ。」 5人は学校帰りに買ってきたダイヤモンドかパールを機械の穴に差し込んだ。 ジャ「なあ、俺達が体験するって事は、この機械に入らなきゃいけないのか?」 ドラ「違うよ。」ドラえもんは窓を閉めながら言った。 ドラ「機械がこの部屋に立体映像を広げるんだ。もちろんバラバラにも行動できるよ。」 そしてドラえもんはスイッチに手をかけた。 ドラ「みんな、用意はいい?」 全員が妙に緊張した面持ちでうなずいた。 ドラ「それじゃあ、新たなポケモンの世界に出発!」 ドラえもんがスイッチを押すと同時にあたりが真っ暗になった。 ---- 周りを見ると、ダイヤモンドとパールのオープニングアニメーションが 流れていた。 の「きれいな町並みだな~」 ス「僕はポッチャマを選ぼうっと」 各々が自分の冒険姿を想像していると、突如ナナカマド博士が現れた。もちろん立体だ。 ナナ「ようこそ!ポケットモンスターの世界へ!わしの名前は・・」 ※長いので省略します ナナ「では、それぞれの最初のポケモンを決めるぞ。」 (ジ、ス「いよっ!待ってました!」) ナナ「ここには5人いるので、最初の3匹に進化前のポケモンを ランダムで2匹加えた5匹の中から選ぶとしよう・・さあ、選べ。」 5人は5つのモンスターボールから慎重にそれぞれ1つずつ手に持った。 ナナ「パートナーは後で見るとして、ここに冒険用のバッグとポケッチがあるから 1人1個取ってゆけ。それともう一つ・・・・」 5人「何ですか?」 ナナ「シンオウ地方は寒いぞ。マフラーも置いておくから必ず首に巻け。お前たちの 服装じゃシンオウの旅は乗り切れん。」 そう言ってナナカマドは消え、5人はマサゴタウンに降り立った。 ここがつまり、旅のスタート地点だった。 ---- それぞれの手持ちポケモン のび太 エイパム ドラえもん ビッパ しずか ナエトル ジャイアン ヒコザル スネオ ポッチャマ の「エ・・エイパム・・・」 ジ「ギャハハハハ!!のびたによく似合ってるぜ!って俺も猿かよ!」 ス「よし、狙い通りポッチャマだ。」 ド「ビッパか・・今月15日から公開されてたね。」 し「ねえドラちゃん、バッグに入ってたポケモン図鑑によると、ビッパは「まるねずみポケモン」ですって。」 ドラえもんはそれを聞いた瞬間、ビッパのボールをバッグの奥深くに詰めた。 ス「バッグに必要なものは全部入れてあるみたい。」 そう言ってスネオは、『たいせつなもの』のポケットからタウンマップを取り出した。 ス「見て。今いるところはマサゴタウンで、道路の形や長さを見ると、旅の行き先はコトブキシティ みたいだね。」 の「じゃあ、コトブキシティにしゅっぱーつ!」 ド、ス、し「オー!(お前が仕切るなよ)」 かくして5人はそろってコトブキシティに向かった、はずだったがジャイアンだけは こそこそとフタバ方面へ走っていった。