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ポケモンとのび太とノートと その2 - (2006/12/16 (土) 23:03:02) のソース
一行はアサギに着いた。 スネ夫「どうする? 今すぐ皆で灯台に行くかい?」とスネ夫は訊いた。 もちろん、他にすることは無かったし、のび太にとっても全くデメリットは無かったので、そのまますんなり行くことは決まった。 ジャイアン「なかなか長い灯台だな。」 スネ夫「ジャイアン、ここに寄らずにタンバに来たの?」 ジャイアン「ああ、町の端っこにあるし忘れてた。」 ドラえもん「僕も初めて来たよ。」 スネ夫「と、いうことは、ここを通ったのは、僕だけ、もしくは僕としずかちゃんだけか……。みんな!ちゃんと僕に着いて来てよ!!」 スネ夫は以前灯台を登ったことがあることを良いことに、勝手にリーダーシップを取っていた。 スネ夫「ところでのび太は?」 と、スネ夫が訊いた ドラえもん「あれ、のび太君がいない!」 ジャイアン「大方息が切れて休んでるんじゃないか?」 スネ夫「のび太らしいねwww」 二人の間でいつも通りのやりとりが行われる。 ドラえもん「いや、単独行動はやっぱり危険だ。時間犯罪者の攻撃があるからね。 戻ってのび太君を探そう。 」 ジャイアンとスネ夫は、ドラえもんの言葉で、今の危険な状況を思い出し、文句も言わず、もときた道を引き返した。 ---- 三階程下に降りたとき、一行はすぐにのび太を発見した。 のび太は船乗りに絡まれていた。 スネ夫「戦いそびれたトレーナーがいたのか」 ジャイアン「あのバカ!」 のび太『ちっ!奴ら来たのか。これじゃあノートで殺せないじゃねぇか。』 船乗り「俺は船乗りのヨシト! メガネのボウズ!勝負だ!」 と、言うとうむをいわさずニョロゾを出してきた。 のび太『面倒だな……。こっちの手持ちはポッポとケーシィ。 ここで俺が直々に戦うのも避けたいしな。 まあなんとかするか。』 のび太「行けっ!ケーシィ!」 のび太はケーシィを繰り出した。 ヨシト「ケーシィか……。 ニョロゾ!!みずでっぽう!」 ニョロゾはみずでっぽうを放った のび太「テレポート!!」 のび太が指示を出した瞬間、ケーシィは消えみずでっぽうをかわした。 ヨシト「ちくしょう……。またみずでっぽうだ!」 しかしまたも、ケーシィはテレポートでかわした。 ---- ヨシト「ちょこまか、ちょこまかしやがって!」 気が短いようであるヨシトは、みずでっぽうを乱射させた。 しかしそれもテレポートにかわされる。 ジャイアン「イライラするなあ。俺が一発で終わらせてやろうか。」同様に気が短いジャイアンもイライラしてきた様である。 ドラえもん「まあまあ」 そんなジャイアンをドラえもんがたしなめた。 依然みずでっぽうをテレポートでかわし続けるケーシィ。 ケーシィのテレポートに翻弄され続けニョロゾにも明らかに疲労の色が見えていた。 16回目のみずでっぽうをかわされたとき、あることがヨシトの頭の中に浮かんだ。 ---- ヨシト『こいつまさか、テレポートしか使えないんじゃ…… しかしテレポートしてるだけじゃ勝てない。何を考えてるんだ?』するとヨシトはあることを閃いた。 ヨシト『わるあがきだ……。 成程。奴がテレポートで技をかわし続けるのはニョロゾの疲労を誘うと同時に自らのPPを削り、奇襲するため。 疲労しているニョロゾならば傷薬の大量使用で頑張れば勝てるかもってとこか? それなら、こっちだって手はある。 奴は最期のテレポートからすぐにわるあがきに繋げるに違いないから、一発はわざと食らって、逃げれなくなったとこを捕まえて、おうふくびんたで連続攻撃。 傷薬など使う暇を与えない!』 ニョロゾは、20回目のみずでっぽうを放った。 ---- 当然のようにケーシィはそれをテレポートでかわした。 そして、ケーシィはニョロゾの背後に現れた。 ヨシト「計画通り!!! 一発はわざと食らって、おうふくびんた!!!」と、ヨシトが言った。しかし、のび太の一言は、ヨシトが全く予期せぬものだった のび太「ケーシィ!ずつき!」 ケーシィはそのまま頭突きをかました。ニョロゾは疲弊していたのでそれをまともに食らった。 ヨシト『なにっ!こいつテレポートしか使えないんじゃなかったのか!?』 ヨシト「くっ!いや、ニョロゾ!落ち着け!そのまま捕まえておうふくびんただ!」 と、ヨシトは言ったがニョロゾは、今の攻撃でひるんだ。 のび太「ケーシィ!そのままずつきだあ」 何発もの頭突きが命中し、ニョロゾは倒れ、戦闘不能に陥った。 その瞬間ケーシィは体を小刻に振るわせ、体が光り始めた。