Nox Occulta

『神秘学概論』要約――前書き・目次

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Nox Occulta (6) manthano 初版 2007/12/22土
改版 2008/01/10木

『神秘学概論』要約


前書き
 以下は、ルドルフ・シュタイナーによる『神秘学概論』*1 の要約である。
 なお、始めに提示する『神秘学概論』の目次は、著者によって与えられた「目次」に、本文に即しながらより細かい項目を追加したものである。また、邦訳に於いてその見出しが現れる頁数を添えた。
 本稿に於ける地の文は、著者の立場からのものである。また、個々の項目を述べるに当たって、そこでの論旨を簡潔に要約するフレーズを、《》で括りながら示した。これは著者(及び訳者)による本文には無く、要約者による挿入である。
 今回は、用語間の関係を整理する目的に資するよう、図版を作成した。必ずしも以下の文章と符合する内容を図式化してはいないが、本書の読解に役立てば幸いである。

改版への前書き
 この度、Nox Occulta のサイトにアップロードするに当たり、初版を改訂した。元のレジュメにあった誤字・脱字を改め・一部表現を改めると共に、文章全体を幾つかの部分を分けて、リンクで接続した。これは、サイトの仕様上、一つのページに事実上の文字数制限があるためである。とは言え、紙ではなくコンピュータ上で長い文章を見るにはこの方がよいと思わないでもない。
 なお本稿は、2007/12/22 に発表された時点(初版)では『神秘学概論』に於ける「宇宙の進化と人間」の「その7 地球紀」までしか扱うことが出来なかった。これから折りを見て増補し、ゆくゆくは『神秘学概論』の全体を概観することが出来るようにしたいと企図している。
 本稿の初版が Nox Occulta の集会に於いて検討されたとき、(本文・図版の別を問わず)不明瞭或いは誤読と思われる箇所が幾つか見つかった。今回はそれらの点を敢えて訂正せずに掲載するが、これもまた折りを見て再考すべき課題として残されていることをここに記して自戒としておく。

図版
 本稿のための図版は、次のページにある。適宜参照されたい。



神秘学概論

ルドルフ・シュタイナー(著)、高橋巌(訳)

 目次

  初版のまえがき(一九○九年)……9
  四版のまえがき(一九一三年)……18
  七版から十五版での序言(一九二○年)……26
  十六版から二十版までの序言(一九二五年)……28
 神秘学の性格……37
 人間性の本質……57
 眠りと死……85
  その1……85
  その2……93
  その3……97
  その4……102
  その5……108
  その6……114
  その7……122
  その8……130
  その9……135
 宇宙の進化と人間……141
  その1……141
  その2……150
  その3……156
  その4 土星紀……160
  その5 太陽紀……180
  その6 月紀……192
  その7 地球紀……225
 高次の諸世界の認識(秘技参入またはイニシエーションについて)……311
  その1……311
  その2……327
  その3……333
  その4……342
  その5……349
  その6……352
  その7……357
  その8……362
  その9……368
  その10……372
  その11……375
  その12……384
  その13……393
  その14……399
  その15……405
 宇宙の進化と人類の進化との現在と未来……409
  その1……409
  その2……415
  その3……425
 霊学で用いられる諸概念……429
  人間のエーテル体……429
  アストラル界……432
  死後の人間の生活について……433
  人間の経歴……436
  霊界の高次の諸領域……438
  人間の存在部分……439
  夢の状態……440
  超感覚的認識を獲得するために……441
  霊界の事象や存在を個別的に観察する……442


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注釈

*1 ルドルフ・シュタイナー(著)、高橋巌(訳)『神秘学概論』筑摩書房(ちくま学芸文庫)、一九九八年。