ベイゼ・べケンプフェン

.
『ナニ見てンだよ、ぶっ飛ばすぞテメェ。』


名前 Böse Bekämpfen(悪、戦いの意味を持つ偽名)
性別 女性
年齢 25
身長 170cm
体重 56kg
所属 なし
好き 酒・平穏
嫌い 権威
得意 カクテル作り
SS 被験体BB

【人物】

十代後半から二十代という外見の女性で髪は背中までの黒髪ロング(染めているだけ、本来は赤髪)
黄土色の瞳は力強く、つり上がった口元と併せて不敵な印象を与える
一人称はもしくは。チンピラじみた口調で適当な使い分け。

その正体はかつてカノッサ機関に所属し一時は“No.3”をも戴いた実力派。
機関指揮下の研究所で『投薬による能力者の開発』の研究対象にされていた過去があり
当時の詰め込み英才教育等により、また元よりの才能もあって各分野においてずば抜けた才覚を示す
故に事務作業も前線での戦いも十全にこなすが、いかんせん性格に問題があり
六罪王相手に挑発をかましたり、前述のとおり娼婦かチンピラのような格好をしたりと
どこか子供じみて捻くれた様なところが目立つ。ともかく、能力だけは一級である

また外見は全身を柔軟に覆う筋肉のお陰で、モデルのようにスラリとした体型
パワーは成人男性並みであり、新陳代謝も良い為平熱が37.1℃と高い
これらは生まれ持っての性質に加え、研究所時代の生活と投薬にも起因している。

諸事情で機関を脱退後、敵であったUNITED TRIGGERに身を寄せた。
しかし、ある日機関のヒットマンとの戦闘により重傷を負う。
その後もしばらく行方不明であったが、六罪王の元で"妹"に保護されていた。

後に大事な人、またその元雇い主の手を借りて
機関に追われない生活を送るため、身分や外見を偽って生活することを決意。
関わった六罪王によって機関においても死亡報告がなされており、『ベイゼ・べケンプフェン』は地上から消滅している。

現在は『アナスタシア・ケストナー』(元々の本名)を名乗っており
冬場はミンクのコート(白)を着用、黙っていればメーテル風の美人、というのを偽っている。





【服装】(基準)

胸元で編み上げるタイプの黒いチューブトップを着、その上に深紅のレザージャケットを羽織る
下はホワイトレザーのホットパンツとブラックオーバーニーを着用。焦げ茶のブーツを履いている
冬場は対照的に黒いミンクのロングコートや、カシミアの手袋のように高級な服で揃えることも。

また装飾品として首にチョーカーをし、左耳に黒と白の2つのピアスをしている。
前者はただの飾りだが、後者にはそれぞれ別系統の相当な魔力が込められており
黒い方は後述の『ズィヒェル・ナハト』に、白い方は『ズィヒェル・ゾンネ』に自由に変形させる事が出来る

これらとは別にカットソーとキュロットだったり、普通の女性らしい格好も時にはする。
加えて言えばクローゼット(厳重にロック)にはフリフリのロリータ・ファッションも一部あるのだが
彼女が自分で買うはずもないこれらは親友の一人とのお買い物で入手したものである。

【能力】

  • 『ベギーアデン-die Begierden-』
    『欲望』を意味する言葉、愛称ベギー。中距離型のマインド能力で、黒金を基調とした流線の人型のフォルム。
    その能力は“触れたものに引き寄せる力を与える”というものであり、引力に近い力。
    触れた時の力が強ければ強いほど、また触れた回数が多いほど、発生する引力は強力なものとなっていく。

    例えばベギーで小石にそっと触れた場合はベイゼの方にゆっくりと転がる程度だが、殴ると全力で投げるような速度で飛来する。
    これはベギーで殴ったものがベイゼへ向かって引き寄せられる場合であり、壁を殴ってベイゼ自身がそちらに引き寄せられる、という事もできる。

    触れたものに引き寄せる力を与えるというのは、ベイゼへ引き寄せられるか、逆に引き寄せる力を与えるかという意味。
    またこのマインドは強烈な自我を持っており、普段はそのなりを潜めているだけである。

【戦闘】

近接、遠距離、全てを万能にこなすオールラウンダー。
その攻撃は全てが高威力であり、一方で防御はやや疎かなのが特徴的
攻撃手段はマインド、大小の特殊な鎌、そして自身の肉体そのもので
圧倒的な戦闘能力の高さは流石『"元"機関の人間兵器』といったところか。

ちなみにマインド・ベギーアデンの有効射程は10m。
接近戦が出来ない時期に成長した為、一般的なマインドに比べると非常に射程が長い。
ただし離れれば力が減衰するのは変わらずで、9m地点では鋼鉄の拳でもレンガを割れるかどうか、という程度。

また戦闘の際、戦闘を止めた・降伏するなどといった嘘をつくことが多々有り
正々堂々の正面切った戦いばかりが売りというわけではない。
負傷後はその傾向が顕著であり、そもそも戦いを避けたり、背後から先手を突こうとすることも。

【所持品】

  • 『ズィヒェル・ナハト-Sichelfoermig Nacht-』
    『鎌のような夜』と云う名の闇属性の鎌。正式には読みはズィヒェルフォルミヒ・ナハトだが、長いのでズィヒェルと呼んでいる。
    鎌状の夜、と形容するだけあってかなり強力な闇属性であり、それを孕んだ斬撃を飛ばすことが可能。

    近距離主体のベイゼの為に用意された武器であり、彼女のはめる黒いピアスと連動して転送が自由に出来る
    刃と柄の接する位置に真っ黒な玉が仕込まれており、これが闇の力の供給源である
    この魔力は後者のゾンネも含めて、それぞれマインド・べギーアデンに付加するすることも出来る。

    この鎌の製作者は罪神スペルビオであるという噂がある。
    嘘か真かは知れないが、機関脱退後のJ.J.アンブローズとの戦闘の際に破砕。
    まるで機関を裏切ったベイゼには"資格が無い"とでも云うかのようだった。

  • 『ズィヒェル・ゾンネ-Sichelfoermig Sonne-』
    『鎌のような太陽』と云う名の熱属性の鎌。読みは前述のナハト同様に長いため、呼び名は〝ゾンネ〟。
    ナハトが夜の闇であればゾンネは太陽の熱であり、刃は鉄をも断ち切る高熱である。
    また鎖鎌であるため遠距離戦も可能で、ナハトよりも技巧や小回りを重視した作り。

    ピアスの状態だと数十m先の音を拾うことも出来る優れ物で
    製作者はかの六罪王レギン。ベイゼが無理に強請った物であったりする。

【備考】

  • ある少女とは特に深い仲にある。例として自分の血を相手に輸血したり、彼女を頼って新たな人生を歩み出したり。
    また彼女と初めて出会った際に自らのチョーカーに付けていた十字架を渡した他、ベイゼの育った場所が“APO研究所”であることが確認されている。性格柄ベイゼは表に出さないが、彼女のためならばなんでもする覚悟がある様子
  • 夜の国・ミクタム研究所での戦闘で左腕を欠損した。が、親友の少女に補完してもらい、定期的なメンテナンスが必要かつ
    肌が桜色、体温は無しというものではあるが取り戻すことが出来た。
  • ある人物に未熟な感情を抱いている。が、青春時代をスリープ・カプセルで過ごしたせいか
    ベイゼには不得意な分野のようで、酒にしろ星見にしろ映画にしろ、やり込められる事が多い。


  • 下は友人からのいただき物。貧乳で穿いてないVer

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年02月12日 10:07